変数ってなに?
前回の記事では、つかみとして異常表示をさせると言うよう内容でした。
今回は、変数とはなにか?と言う事について解説していきます。
先ずは早速つかってみましょう
これを動かすとマクロ変数画面の#500が10になり、X軸が+10mm動いたと思います。
次に今のプログラムを少し変えてみましょう。
今度は#500が12になりX軸が+12mm動いたと思います。
この様に計算式を使う事も出来ます。
また、上記2つのプログラムも同様に動きます。様々な記述の仕方で変数(今回は#500)の中の数値を変える事ができます。
変数はカスタムマクロを使う上で一番の基になるものです。
例えると、入力された数値を格納する箱のようなものです。
変数には大きく3つの種類があります。
1つ目はローカル変数です。
#1~#33まだ解説していませんが、マクロ飛び出しを行った時のみ有効で、メインプログラムから数値をサブプログラムに受け渡し出来ます。サブプログラムが終わると数値が消えます。
サブプログラムの中だけ有効と言うと理解しやすいと思います。
2目はコモン変数です
#100~#199 #500~#999
この変数は、自由に使えます。プログラムを跨いでも消えません。
3つ目はシステム変数です
現在の座標・オフセット・時間など様々な種類があります。前回の記事の#3000もシステム変数です。
様々な種類があり詳細は省略します。
ファナックの取説に一覧が載っているので必要に応じて参照して下さい。
今後解説のプログラムで使用する際には順に説明します。
これらを組み合わせて等ピッチ加工をさせる、定形の加工をさせる、判定をする、芯だしをする等のプログラムが作る事ができます。
次回は、計算と条件分岐について解説します。
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