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わたしのままで


結婚してコトバの違う地域に住み
子どもができて日々の暮らしに
追われている間に
どんどん自分の意見を言えなくなっていた

誰かにあわせている方が
物事がスムーズに運ぶので
知らぬ間に考えることすら手放してしまっていた
そしてそれを「良い奥さん」と思っていた


気が付くと苦しくて
でも、この苦しさはみんなあたりまえに
ガマンしていることだと思っていたから
平気な顔で生きてきた


あぶないあぶない。
そうじゃない。


それにようやく気付けたけれど

長年かけて鎧をつくってきたもんだから
自分のありのままって
一体なんだったっけと
まずは思い出す作業から始めなければならなかった


そのままでいい
完璧ではない自分にOKを出してみた。

「わたしの意見はこうです」

プライベートにしても仕事にしても

OKを出すって勇気がいることで
いえいえ、まだまだ。と言っていたい。

これって、謙虚なようで
実は逃げてるのかもしれないな。

本当の自分はこんなもんじゃないけど
って、カッコつけてるのかもしれないな。

これがわたしです。
これが今の全てです。

それでいいじゃない、と言い聞かせる

成長を見守って応援してくれる人がいて
個展にわざわざ遠くから
会いに来てくれる人がいて。

じゅうぶんに幸せだなぁ。
あふれるほどに感じさせてもらえたから。

もうこのまま楽しんで突き進もうじゃないか

思ったことを思ったように。
わたしの人生は、わたしにしか生きられない。

子どもの頃のように
自由なこころで。


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