皐月賞回顧諸々

最近不定期になったnoteですが、今回書こうと思った理由が有ります。
先日悲しい事故が立て続けに起きてしまいました。
高知の塚本雄大騎手、JRAの藤岡康太騎手が落馬事故でこの世を去りました。

どちらの騎手も馬券を多数取らせて頂いたお世話になった騎手ですので、現実は受け入れざるを得ないにしても、未だに信じられないのが正直な所です。

両騎手のご冥福をお祈り致します。

競馬を見続けて20年を超えますが、立て続けにこの様な悲しい事故が起きたのは当然初めてで1ファンとしては悲しみに耐えませんが、事実競馬は開催し続けていますので、ファンとしては馬券を買って応援しつつ全人馬無事を絶えず願い続けるしかないかなと。

高知の塚本雄大騎手

ご兄弟が地方競馬各地で騎手として活躍されている騎手一家です。
塚本雄大騎手は高知競馬で活躍されていました。
コロナ禍で地方競馬を買い出した時に高知競馬を買い始めたのですが、高知競馬といえば1発逆転ファイナルレース。
このレースにめちゃくちゃ強かったのが塚本騎手です。
最近では近走成績関係なく塚本騎手が乗るだけで人気するという知る人ぞ知る騎手でした。

とにかくファイターな騎乗が印象的でこれからの活躍が期待される騎手でした。
昨日重賞を勝った吉原騎手も凄く良い子で。。。と言葉を詰まらせていたのが生前の人望の高さが伺えました。

そしてJRAの藤岡康太騎手
昨年のマイルCSを当日乗り変わりのナミュールで見事に制覇。
インタビューではお子さんが産まれたばっかりでこれからもっともっと頑張りたいと仰っていたのが印象的でした。

馬券ファンとしては差し追い込み馬で穴を開けるイメージが強く、小倉競馬場でめちゃくちゃ強かった印象です。

また、調教の名手として友道厩舎から信頼を得ており、昨日皐月賞を優勝したジャスティンミラノも2週前、1週前の追い切りは藤岡康太騎手が騎乗していました。

今年は近年最高の勝利ペースで活躍が期待されていました。。。

本日合同葬儀が有り、お父さんの藤岡健一調教師は自慢の息子であり、息子が愛した競馬をこれからも愛して欲しいと仰り、騎手会長の武豊騎手、同期の浜中騎手は号泣。

兄の藤岡佑介騎手は康太騎手が亡くなった日の夜、ファンに向けてメッセージを送ってくれました。

土曜日朝の阪神競馬場での黙祷の動画を拝見し号泣した自分もまた涙。。。
涙が止まらなくなったのは黙祷が終わって各騎手が戻っていく際に横山典弘騎手から声をかけられたシーン、最後にファンへ挨拶してくれたシーン。
本当は悲しみにくれたいのにプロの騎手として弟が愛した競馬と向き合うと気丈に振る舞うお兄ちゃんの姿。。。

本当に悲しいです。。。

ただ、競馬ファンとしてはこれからも競馬を愛し続ける事と騎手を始め競馬関係者、競走馬達は命懸けで競馬をしている事を改めて認識して、ファンとして全人馬の無事を祈り願いたいと思います。

塚本騎手、康太騎手本当にありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。ゆっくり休んでください。

でも、自分より若い人が亡くなるのは本当に辛いですね。。。

この内容を書きながらまた涙が止まりません。。。

しかしながら、競馬ファン、馬券ファンでもありますので皐月賞を回顧します。

まず回顧したい理由

勝ち時計がとんでもなく速い事
勝ったジャスティンミラノは怪物の予感がした事

以上の理由からしっかり回顧したいと思います。

まず前半の1000メートル57.5秒は逃げたメイショウタバルのペースで2番手のシリウスコルトが約5馬身後ろと見ると1秒差と考えても58.5秒。
速いっすね(笑)

今回の皐月賞は前哨戦が軒並スローペースなので、本番が超激流になった訳です。

そうなると6着のレガレイラまでは個人的に力通りの決着とみます。

タイムが素晴らしいだけに24年世代相当強い可能性あります。

という訳で各馬振り返り

1着ジャスティンミラノ
一言だけ
強すぎる(笑)😂
皐月賞は初めての右周りで、尚且つ初めての激流
それでも勝ちきったのはポテンシャル他なりません。
戦前の予想は皐月賞の激流に揉まれて惨敗してからのダービーでがっつり狙おうと思ったら、皐月賞勝っちゃうなんて。。。
ダービーは基本的に皐月賞組有利なので仮に大外枠でも多分能力は抜けてます。

3冠取れるかもという期待とダービー勝ったら凱旋門も。。。
それくらいの夢見させてくれる馬です。

友道先生の涙に対して批判的な声も有りますが調教乗ってた康太騎手への感謝であるならば、それはそれでよい話じゃないかなぁと😂

戸崎騎手いよいよダービージョッキーの順番かもですのでとにかく人馬とも無事に。。。

2着のコスモキュランダ
流石アルアイン産駒
血統的にスピードが優れている馬なのであの激流で中団はモレイラ騎手完璧です😂
ダービーは直線が長くなる分脚がもつか、キレ味を増せるかという感じ。
騎手変わったら大幅割引です。

3着のジャンタルマンタル
川田騎手から2000メートルはやはり長かったというコメントからマイルならとんでもなく強い馬になり得る馬かと思います。
かなり厳しい競馬をしたので状態次第ですが、マイルカップで是非見たいですね

4着のアーバンシック
能力の高さは見せてくれましたが、現状の力差も感じます。
競馬内容としては京成杯と同じ様な内容
激流の中もある程度ついて行けて4着なので良く頑張っています。
もう1段上積みがあれば武史騎手の逆転ダービージョッキーも有るかもしれません

5着のシンエンペラー
京都2歳S以降のレース内容からダービーの予想に向けてはこの馬を基準にすれば良いという物指し馬になった感じがします。
競馬内容は中団で脚を溜めて直線勝負しましたが、上位と差がついた格好に。

コスモキュランダに2連敗してしまいましたのでここからの上積みがないとダービーでも苦しいかなと。
東京変わりは正直上積みにはならないと思います。

6着のレガレイラ
競馬内容は前回とほぼ同じですので北村騎手はきっちり乗ってくれたと思いますので、着順的には完敗かなと。
5着のシンエンペラーとの着差がわずかな所から、牝馬相手なら悲観する必要は無いですが、牡馬相手ならしんどいかな。。。
オークス出てきたら本命候補ですが、果たして木村先生チェルヴィニアと2頭出しするのでしょうか。。。😂

7着のエコロヴァルツ
6着までとは差がついてしまいましたが、内容的には良い競馬だと思います。
共同通信杯で折り合いを欠いてしまったので、今回は折り合い重視で末脚を伸ばす競馬。
ダービー行っても着差が詰まる可能性は微妙だと思いますので、是非マイルカップで見たいです。
出てきたら本命候補です😇

8着以下の馬から3頭取り上げます

9着のサンライズジパング
個人的にダート馬だと思っていただけに着順は悪いですが、1.58.0のタイムなら十分。
競馬内容も終始馬場の悪い内々を回る競馬でしたから、内容的には悪くありません。
大井の東京ダービー出てきたら是非狙いたいです。

13着のビザンチンドリーム
スタートの出遅れを見るにまだ未完成かと
デビュー戦の走りから秋以降に期待しましょうという感じです。
不利がありましたが、無くてもそこまではの印象が有っただけにきさらぎ賞2着のウォーターリヒトが16着とみると、きさらぎ賞組のレベルが微妙なので力差は感じます。

17着のメイショウタバル
今回はシリウスコルトとアレグロブリランテにやられましたね。。。
あそこでハナを主張しに行った分、抑えが利かず道中のペースが速くなってしまいましたね。
でも、スピード能力の高さはわかりましたので、後はこのスピードを競馬でどう活かすか
ゴルシの産駒なだけに変に行儀良い競馬をさせようとすると、馬の良さが殺される気がします。

加えて初の関東なのでその点も影響したかなと。

ちなみにこの馬、立て直せば全然活躍出来ると思いますので、今後も要チェックです。
ゴルシ産駒の最高傑作になるかも🤔

以上です

かなり長くなりましたので、良かったら見て頂けますと幸いです😂

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