西川龍馬の人的補償メモ


広島側の考え


30億円が大体のサラリーキャップ。
2023年は28億3000万円、今季ここまで退団選手分で4億アウト。シャイナー・レイノルズで2億0250万円増加。さらに新人選手分で予想で約5000万円増加。
契約前の選手で菊池、會澤、松山あたりがダウン提示、坂倉、床田、島内あたりがアップ提示のためトントンぐらい?
 
九里・大瀬良・秋山の契約が2024年シーズンまで(秋山は19年FA行使のため次のFA取得まで3年かかる見込み)、床田・島内・坂倉・(秋山)が3年後FAと間違いなく勝負局面が来ている。
 
ポジション別ウィークポイントは龍馬が抜けたレフト、サード。また中継ぎもコマ数が少なめ?
 
ただサードは外国人二人を補強したため埋まった感じはある。
レフトの筆頭候補は末包、大盛、レイノルズになるか?
野手は全体的に高齢化が目立ち始め、25歳以下の支配下二遊間の選手が羽月・小園・韮澤・二俣のみ。
1軍のベンチメンバーは全体的に非力で守備がうまい選手が固まっている。特にショートを守れる矢野・羽月辺りは守備が非常にうまい。
パワーヒッターの育成がうまく進んでおらず、林・内田は2軍の壁にぶつかっている。
2軍外野手陣は中村貴が非凡さを見せたが全体的には微妙。
 
中継ぎは矢崎・島内・栗林はがっちり固定されているが、ターリーを除くとやや緩いか。ただ2軍で好調の黒原やルーキーの高などを配置転換することで解決する可能性?
 
捕手は全体的に飽和気味。
 

オリックス側の考え


龍馬と阿部ちゃんは大正リトルシニアで同じチームだった。
山田と山崎颯は敦賀気比の先輩後輩。
龍馬は基本フル出場できないため、他の外野手との併用が基本線。
守備は劣化し始めておりレフトかDH、ファーストコンバートなどが考えられるか。
4~5年契約だが4年フルで現在の状態が続くとは考えず、2年満了あたりでほかの選手との世代交代を促すのが大事?
 

オリックス現在の契約状態


複数年契約選手
平野2/2
安達3/3
森2/4
 
FA権取得選手
比嘉、若月、大城、小田、T-岡田
来季獲得見込み
平野、山岡、西野
 

 

上記の点を踏まえたオリックスのプロテクト


プロテクト内28名(年齢順)
投手
平野、山田、阿部、山岡、田嶋、山崎颯、宇田川、山本、小木田、東、曽谷、宮城、山下、斎藤
捕手
森、若月
内野手
頓宮、宗、野口、宜保、太田、紅林、内藤
外野手
杉本、中川、茶野、来田、池田
 
プロテクト外23名(年齢順)
投手
比嘉、黒木、漆原、村西、横山、本田、前、日高
捕手
石川、福永
内野手
安達、西野、大城、山足、廣岡、大里
外野手
T-岡田、小田、福田、佐野、渡部、杉澤、元
 
(現役ドラフトでおそらくプロテクト外の選手1人が誰かと交換になる)

 

広島がこのプロテクトから狙いたい選手


比嘉
ワンポイントのプロで大ベテラン。
ただ今シーズンはやや不調で、さらに来期41歳とどこまでやれるかは未知数。
FA権を持っているため1年で帰還される恐れあり。
 
本田
可能性未知数の投手。大体毎年夏場に息切れする。怪我や不調の波が大きいがまだ23歳とかなり若い。
ノッテいるときのストレートとフォークはだれも止められない。
 
廣岡
今季読売にいるときは2軍で無双していた。
2軍レベルは卒業しており、内外野を複数守れるのでベンチの厚みを増せる。
サードや外野のバックアッパーとして最適。
 
福田
21、22年と連続で活躍したが、今期は急に不調になった。
ただ21,22年は連続でWAR2以上をたたき出しているためバウンスバックに期待できるだろう。
外野の守備には定評があり、センターも十分守れる。
広陵出身であり親和性も高そう。
ただ左打ちというのが野間や大盛と被ってしまうが…。
 
小田
単純に最もWARが高い選手で選ぶと小田になる。
高い守備能力と代走能力を持つ。
ここ一番のバッティングにも定評あり。
たださすがにレフトのレギュラーとして考えるのは…。
FA権を持っているため1年で帰還される恐れあり。
 
渡部
売り出し中の左の1番打者タイプ。
田村や大盛、羽月と枠が被ってしまうが外野を埋めるならそこそこ悪くない。
バッティングはまだ微妙だが2年連続2軍ではチームトップレベルのWARをたたき出しているので27歳ごろにはいい選手になっている可能性も。

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