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ふと見上げた月明かり

めざましのセットを忘れてて、目が覚めた瞬間ヤバイ!!になりながら恐る恐る携帯をつけたら、奇跡的に6:55を指していてほっとした。デッドラインが7時なので本当に危なかった…。急いで飛び起きたあと、冷凍庫から引っ張り出した食パンにマヨネーズとケチャップ塗って、切った玉ねぎとピーマンと(今日賞味期限切れの)ハムをベベッて乗せて、こしょうとチーズをぶちまけて焼いただけのピザトーストを食べ、業務日報と領収書を印刷してiPadといっしょにリュックに突っ込んで、東京へ。外はデニムを羽織ればちょうどいいくらいの気温で、お手伝い先の最寄りの空は相変わらず高くて、まばらに人が歩いてる。

今日はお手伝い先の同期が久々に全員揃ってうれしかった〜。しばらく顔を見ていなかった子の実習がやっと終わったみたい。その子に関しては一方的に興味が津々で、話していて心地よい人なので、2ヶ月ぶりに色々お話しできて幸せでした。ついでに源泉徴収とか年末調整のこと全部教えてくれた。神。
そこの同期はみんな揃ってエリートというか、意思決定がすごくて人に説明するための語彙が堪能で、とにかくすごい人たちの集まりで。そんなだから、この人たちの話すことをひとつも聞き逃したくなくて、話してくれる事柄のすべてに感銘が直結していて、終始前のめりになって話を聞いてた。今になってどっと疲れが来てる。でもまあ今週は直後にシフトを入れていなかったおかげで業務終了後、自然とみんなとご飯に行けたしで良い日だった。…と思ったけど、よく考えたらふつう人と人ってこんな感じよね。自然とこの後みんなでご飯行こうかって話になって、いっしょに部屋を出ていっしょの岐路につくのが一般的な営みなんだわ。スケジュールにあるご飯の予定以外を基本的につくりたがらない、誰よりも真っ先に帰ろうとしてしまう日頃の自分に反省してます…。人付き合い、って言葉を使うほどの浅い関係ではないからこそ尚更。別れの間際に駅のホームで、せっかく学校近いんだから今度さ、と言われてようやくハッとした。ギャルゲーだったら即アウトよこんなん。

そんな同期のひとりに、東京という場所をえらく好き好む人がいる。その人とはこの夏のとある行事の時に当日のスタッフとして同席していて、設営やらなんやらで開催3日目にして充電切れ→講演中に控え室で差し入れ食べながら机の上で潰れていたわたしを見たことで完全につられたらしく、揃って講義をさぼって、気付いたら2時間みっちり互いの略歴だったりこれまでどういうことをしてきたか、みたいな話をしてた。見たくないものが一致してたり東京やら散策やらが好きなところが似通っていて、彼と話すのはすごく楽しい。し、わたしの求めていない関係をまったく同じように彼が求めていないことを知っているから、それが心底うれしいし助かってる。それどころかわたしのことを友達だと認識してくれているらしい…。なんと光栄な。しかも、わたしにとってはあくまで同僚としての側面が強い人だから、もしも学校帰りにわざわざ会うってなったら尚のこと熱いな。(笑)だってそんなのほんとに友達じゃん。大切にできるうちに大切にしたい。
そんなわけで、わたしと彼はよく東京の話をする。もっと言えば、特権、とか。これは色んなバックグラウンドをもつ同期が居る時にもよく思うかな、その中で唯一住まいが近い彼とは特別似た感覚をもってる、ってだけで。行こうと思えばパッと向かえるくらい東京が遠い場所ではないこと、それから義務付られているわけでもない学習を学校で出来ていること。職場の店長の年齢がふたつくらいしか変わらなくて、常にシフトマイナスの店舗を懸命に切り盛りしてること、遠く離れた場所に住む人が東京で過ごした時のことを書き連ねる文章が異様なまでに好きな自分のこと、ぜんぶぜんぶ己に課せられた特権と切り離せない場所にありすぎて、それを実感するたびに心がギリギリする。わたし、これでいいのかなって…。だし、常にそういう話ばっかり持ち掛けてるからそろそろほんとにヤバい奴だと思われてる気がしてならないです。自覚はある。ほんとにそんなことばっかり気になってしまう。気にしてしまう。そんなんだから大した用事も済ませられず、ちょっと疲れちゃったな、日曜の都心は人が多いなってだけの理由ですぐ帰ろうとしちゃうし、それくらいの交通費ならまあいっか、でも折角だからどこか新しい場所開拓すればよかったかな…ってぐるぐる考えちゃうのもまた。!与えられたものに甘えっぱなしで、無為にしまくってるなって反省だらけ。そしてここまで書いてて思ったけど、わたしってほんとは東京と相性わるいのでは?I don't like you TokyoでI can't hate you Tokyoなのでは?と思いながら、結局その足で家から1番近いスタバに入ってはこれを打っています。うまくやれてるようで全然うまくやれてない。日が短くなるにつれて、こうやってどうすることもできない思考の渦に囚われていくから余計にイヤになる。そんなだるいわたしをなんやかんや受け止めてくれているみんなにはほんと、謝辞です謝辞。ありがとう。。(情緒)そう思いながら例の曲を聴いたらのっけから〈満たされへんままただ消化してくevery day〉って大声で歌われていて、不格好なまでにパンパンに膨れ上がっていた気持ちが少しだけしぼんだ。こんな自分にうんざり、きっと右肩上がり、根拠なんてさっぱり。良い歌詞だなあーー。ふと。

職場、まだ働き始めて2ヶ月ちょっとしか経ってないのに重要なポジションの研修もやってみようか、って言われちゃうし、卑下とかそういうんじゃなくてただただ事実として、いまの自分は圧倒的に実力不足だと思ってるからもうイヤーーー!!!ってなる。むりだよ!!!だし、他者の評価と自分が自分にできる期待の差がでか過ぎて泣きそうだよ。それか、今すぐにでも自信になるだけの根拠が欲しい。とにかく不勉強だし大海を知らないんです、わたしという人間は。
って考えると、そういう心境のなか、さろめお嬢様の配信には助られているなあと思う。笑 自分に自信がひとつもないわけでも無ければ自分を好きでいられない、なんてことは全くないけれど(最強の自己愛)、自分の力量と限界を誰よりも分かってるから、それを自認した言葉がマイナスのオーラに満ちてるだけで、べつにメンタルが不健康とかそういうんじゃないってやつ。わかる。わかるよ。お嬢様の実況からは時折、そういう気の強さ/弱さがゲーム中のシチュエーションに投影されることで視えてくる瞬間があって、これは気を抜くとあっという間に好きになっちゃうやつだなって察知した。w 

あとから編集できないものは形式を問わず等しく怖い。つべのコメントにしろSlackにしろ、1度上げたものにちょっとでも手を加えたらこれみよがしに(編集済み)って表記が浮かんでくる仕様、あれ何のためにあるのまじで。1発で決めろよってこと!?本番の1回は怖いし後悔ばっかするし、会話はあとから振り返ってあの時の振る舞いは正解だったかな、ちゃんといいものになってたかな、相手にとってどうだったかなって都度考えちゃう。
それと同じくらい、人生において、今この瞬間だけはROM専にさせてほしい…ってなることは少なくない。足を骨折した時にベンチに座りながら見てたソフトボールの授業とか、メールを送ったことのないラジオを聞くとか、旧友が2人以上でたまに垂れ流してるインライを閲覧するとかそういう、参加していないっていう事実がわたしにもたらしてくれる幸福の種類は確かに存在するよ。話が逸れたよ。

そんなひよっこを隙あらば戦場に放り込もうとしてくる、笑顔に紛れた大怪獣だらけの人たちですが、一番に思うのは、結局職場のみんなが好きってことです。めしやアペで突然告白するふわさんとマインドが一緒すぎるかも。笑 ここで働き始めてから、前よりもずっと他人のことを好きになるようになったって自負してる。立場上厳しいことを言われることがあっても、この人のこういうところは人間らしくてかわいらしくて…って瞬時にその人の好きなところ思い浮かべてやり過ごしたり(笑)、名前と顔を一致させるために日記に書き留めてた第一印象を読み返したらいろいろとおもしろくてにやけたり、って立て続けにやばいことばっか書いててすみません色々と。笑 なんかでも、基本的にがんばれないわたしをここまで駆り立てる、魔力のようなものがはたらいてるんですよ。いまの職場。それってすごい。引き続き進んでいくしかない。

わたしは自分が思っているよりもずっと他人のことが好きで、その気持ちの向け方を茶化したくないって思いが強いのかもしれない。それゆえに持ち合わせた感度を、感性を、今後も忘れたりなくしたりしないといいな。なんてひとりごとを言ってみる。なんたって本日、11月13日は人の形をした愛こと戸塚さんの誕生日なんですよ!おめでとう。大好きです。ジャニ伝楽しみだなぁ。

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