コースを学ぼう!-part27-【函館競馬場芝コース】
こんばんは!碧馬らいむです🍀🐴
ここでは競馬場のコース毎の特徴や抑えておきたいポイントについて記載しています!普段何気なく見ているレースも、コース形態や特徴を把握して見ていると面白い部分があったり、レースの振り返りや馬券購入のヒントに繋げられる部分もあります✏️📖
「ここはこんな特徴があるんだ!」と思っていただければ嬉しいです✨
今回は今週から開催される函館競馬場の芝コースについてまとめました!
競馬に詳しい方も競馬初心者の方も少しでも参考になれば嬉しいです🎶
🟢コースの概要🟢
コースの全体像
函館競馬場は右回りでレースが行われる競馬場で、一周距離は1626.6m(Aコース使用時)、直線距離は262.1m、最大高低差は3.5mとなっています。
直線距離はJRA全10場のなかで最も短く、コーナー角の緩い札幌競馬場よりも逃げ先行馬が活躍しやすい舞台となっています。
使用されるコースと距離
🟢芝コース🟢
1000m、1200m、1700m
1800m、2000m、2600m
🟤ダートコース🟤
1000m、1700m、2400m
【行われる重賞】
・函館スプリントS(6月.GIII芝1200m)
・函館2歳S(7月.GIII芝1200m)
・函館記念(7月.GIII芝2000m)
🐴押さえておきたいポイント🐴
①芝コースは洋芝を使用している!
函館競馬場の芝コースは全て洋芝で、これは函館競馬場と札幌競馬場だけの特徴となります。
洋芝は他の競馬場で使用されている野芝と比べて寒冷な気候に強く、耐久性に劣るといった特徴を持っています。そのため開催が進むにつれて馬場が傷んで時計がかかるようになり、パワーが必要とされる馬場になります。そのため開催前半と後半の芝状態の違いは意識しておきたいポイントです。
他の競馬場と芝が異なるため、札幌や函館コースを得意とする洋芝巧者と呼ばれる子もいます。過去に札幌や函館で好走歴がある子はチェックしておきたいです…!
②ローカル競馬場のなかでは最大の高低差!
函館競馬場の最大高低差は3.5mとローカル競馬場(札幌・函館・福島・新潟・中京・小倉)のなかでは最も起伏のあるコースで、JRA全10場のなかでも3番目に高い高低差となっています。
1コーナーから2コーナーにかけては下り坂、2コーナーの途中から4コーナーまでは緩やかな上り坂が続き4コーナーから直線にかけて下り坂というコースレイアウトで、勾配はきつくないものの上り坂を走る距離が長く洋芝を使用していることからもパワーが必要とされるコースです。特に開催後半の荒れた馬場や雨の影響を受けた馬場ではタフなコンディションとなり、よりスタミナやパワーが必要となるためタフなコースや馬場での実績がある子は注目しておきたいです…!
③札幌競馬場との違いを覚えておこう!
函館競馬場と同じく洋芝のみで行われるのが札幌競馬場です。札幌競馬場芝コースの解説と重なる部分もありますが、いくつか違いがあるので覚えておきましょう。
札幌競馬場芝コース(Aコース使用時)
・1周距離…1640.9m
・直線距離…266.1m
・高低差…0.7m
・コーナー角…緩やか
函館競馬場芝コース(Aコース使用時)
・1周距離…1626.6m
・直線距離…262.1m
・高低差…3.5m
・コーナー角…札幌よりきつめ
1周距離と直線距離こそ大きな違いはないものの、札幌競馬場より函館競馬場は高低差がありコーナー角がきつくなっています。また、函館競馬場の水捌けは札幌競馬場ほどではないため傷みやすい洋芝と雨の影響によっては馬場が傷み非常にタフなコンディションとなります。起伏もあるため函館競馬場は札幌競馬場よりもパワーが求められやすいコースとなっています。札幌で好走した子がタフな函館では好走できなかったり、逆に札幌で凡走したパワータイプの子や小回りコースが得意な子が函館で巻き返したり…と、予想する際にはコース替わりの出し入れにも注目です…!
以上、函館競馬場の特徴と押さえておきたいポイントでした!🐎
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最後まで読んでくださりありがとうございました✨
(塩ラーメン食べたい)
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