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コースを学ぼう!-part26-【札幌芝1200m】

こんばんは!碧馬らいむです🍀🐴

ここでは競馬場のコース毎の特徴押さえておきたいポイントについて記載しています!普段何気なく見ているレースも、コース形態や特徴を把握して見ていると面白い部分があったり、レースの振り返りや馬券購入のヒントに繋げられる部分もあります✏️📖
「このコースはこんな特徴があるんだ!」と思っていただければ嬉しいです✨


さて、今回は今週行われるキーンランドCの舞台でもある札幌芝1200mについてまとめました!📊
過去のデータについても記載していますので、競馬に詳しい方も競馬初心者の方も少しでも参考になれば嬉しいです🎶


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🟢コースの概要🟢

コースの全体像

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札幌芝1200mは向正面のポケット地点からのスタートとなるコースで、起伏の少ない短距離コースです。
このコースではGIIIキーンランドCが行われます。



🔴押さえておきたいポイント🔴

直線が短く平坦で逃げ先行有利なコース!
札幌競馬場の高低差は0.7mとJRA全10場のなかで最も起伏が少なく平坦なコースです。平坦×短距離なため、スピードに乗った逃げ先行馬がそのまま勢いに乗って押し切りやすく、特に逃げ馬の成績が他場と比較しても高いことは大きなポイントです(詳しくは脚質別成績で述べます!)。



洋芝巧者に注目!
札幌競馬場の芝コースは全て洋芝で、これは函館競馬場と札幌競馬場だけの特徴となります。
洋芝は他の競馬場で使用されている野芝と比べて寒冷な気候に強く耐久性に劣るといった特徴を持っています。そのため開催が進むにつれて馬場が傷んで時計がかかるようになり、パワーが必要とされる馬場になるため開催前半と後半の芝状態の違いは意識しておきたいポイントです。
他の競馬場と芝が異なるため、函館・札幌コースを得意とする洋芝巧者と呼ばれる子もいます。
このコースで行われる重賞キーンランドCを例にあげると、2021年は昨年の勝ち馬エイティーンガール7人気2着、2020年は同コースで勝利経験のあったライトオンキューが2人気2着、2019年はこのコースで2戦2勝だったリナーテが3人気3着、2018年にはこのコースで2着2回の実績があったペイシャフェリシタ9人気3着、2017年にはこのコースや函館で好走歴があったエポワス12人気1着穴をあけるケースも多く見られるため、過去に洋芝コースで好走していた子は要注目です。

また、札幌競馬場は函館競馬場より水捌けが良いため雨が降っても函館競馬場ほど馬場が重くなりにくい競馬場です。起伏も少なく函館ほどスタミナやパワーが問われないため、函館で好走した子が札幌では力を発揮できず凡走、逆に函館で凡走した子が札幌に替わって好走といったパターンもあるため、同じ洋芝の競馬場でも違いがあることはこの距離に限らず覚えておきたいポイントです。




📊データ編📊

データは2017年1月〜2022年8月14日の期間に行われた札幌芝1200mの結果を集計しました!✏️
(集計時に単勝50倍を超えるオッズのお馬さんは除外して集計させていただきました。理由は一頭馬券内に絡むだけで回収率の数字に大きな変化が現れ、正確さに欠けると考えているためです。)


🐴枠順別成績🐴

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14頭立て以上

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好成績を残しているのは8枠で、複勝率では1枠も高い数字となっており好走ゾーンは内外にバラけています。コーナー角が緩いこともあり基本的に枠の有利不利は少ないコースですが、それ故に開催前半は内有利な馬場、馬場の傷みが進むと外有利な馬場とレース当日の馬場コンディションに合わせて考えるのも大切です。

また、直線が短く逃げ先行有利のコースであるため騎手の先行意識も高くなり、内の差し馬は揉まれたり詰まってしまうリスクもあります。特に内有利馬場では馬群がバラけにくいため、前に行きたい子がどの枠に入ったのか、内有利な馬場なのか外有利な馬場なのかを考えることも大事なコースです…!




🐴脚質別成績🐴

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14頭立て以上

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頭数に関わらず逃げ先行馬が好成績で、特に逃げ馬の成績は非常に優秀です。
札幌の中距離コースは緩いコーナー角を活かして差しが届くケースも目立ちますが、短距離コースはスピードに乗った逃げ馬がなかなか止まらずそのまま押し切るケースが目立つコースとなっています。
基本は前に行ける子、特に逃げそうな子は要注意のコースです…!


また、同じ北海道シリーズに開催される函館の成績と比較してみましょう。

〈14頭立て以上・函館〉

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札幌と比較すると、逃げ馬の成績に大きな違いがあることがわかります。
どちらも直線の短いコースですが、函館は起伏が多くタフなコース。馬場も札幌より重くなりやすい特徴があるため、逃げ馬が押し切りにくいコースとなっています。
そのため函館で逃げ先行で粘れず→札幌替わりで巻き返し、のパターンには要注目です。




🐴種牡馬別成績🐴

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勝利数トップはロードカナロアダイワメジャー、10勝をあげどちらも高い好走率と回収率を残しています。

特に注目したいのはダイワメジャー
好成績なのは牝馬でこの舞台では
【8-4-10-38/60】
勝率13.3% 連対率20.0% 複勝率36.7%
単勝回収率178 複勝回収率122

と、好成績を残しています。
牡馬に比べて牝馬は短距離向きのスピードを持っているタイプが多く、要注目の種牡馬です…!


同じく牝馬に注目したいのが3位のキングカメハメハ
このコースは出走している産駒はほとんどが牝馬であるものの、【6-1-0-3/10】と高い好走率となっています。
キングカメハメハは様々なタイプの産駒を出す万能タイプの種牡馬ですが、短距離でも好走できるようなスピードを持っている牝馬には要注目です…!


高い回収率を残しているのがヨハネスブルグ
産駒には2020年のキーンランドCを制し2021年も2着に好走したエイティーンガールなどがおり、芝ダート問わず活躍馬が出ている種牡馬です。それ故にパワーとスピードを兼ね備えた産駒が多く、エイティーンガール自身も時計のかかる馬場を得意としているように洋芝は合っている印象です。
また、ヨハネスブルグは仕上がりの早いStorm Catの系統であることも押さえておきたいポイント。後述しますが2歳戦でも好成績を残しています…!


また、芝の中距離で強いディープインパクトハーツクライ勝ち切れないレースが多く、2.3着が多い傾向が見られます。中距離で脚を溜めて直線で末脚を伸ばすタイプが多い彼らの産駒にとっては、このコースでは差し届かず勝ちきれないケースが多いと覚えておきたいです…!


次に新馬戦、未勝利戦に向けて2歳戦の種牡馬成績を確認しておきましょう。


2歳戦限定種牡馬別成績

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勝利数が上位の種牡馬を見ると、トップは3勝をあげているキンシャサノキセキロードカナロアヨハネスブルグ。そのなかでもキンシャサノキセキ、ヨハネスブルグは仕上がりが早く2歳戦に強い種牡馬です。
他、4位のダイワメジャーも2歳戦からの活躍が目立つ種牡馬。この時期の2歳戦は仕上がりの早さが大きなアドバンテージとなるため、血統背景にも注目です。

系統で大きく括るならStorm Cat(ストームキャット)系Mr.Prospector(ミスタープロスペクター、ミスプロと呼ばれる事が多い)系に注目。
仕上がりの早い産駒や芝ダートこなせるパワーを持つ産駒が多く、2歳戦×洋芝のこの舞台では高い好走率を残しています。
具体的に名前を挙げながら成績を確認すると…

Storm Cat系
【4-6-6-18/34】
勝率11.8% 連対率29.4% 複勝率47.1%
単勝回収率36 複勝回収率116
このコースで活躍している代表種牡馬…ヨハネスブルグドレフォンヘニーヒューズなど
単勝回収率は低いものの、高い好走率と複勝回収率を残している。

Mr.Prospector系
【8-8-2-28/46】
勝率17.4% 連対率34.8% 複勝率39.1%
単勝回収率116 複勝回収率125
このコースで活躍している代表種牡馬…アドマイヤムーンアルデバラン2スターリングローズアグネスデジタルダンカークモンテロッソロードアルティマスウェプトオーヴァーボードマクフィなど、芝ダートどちらもこなせるようなタイプに注目。
高い好走率・回収率を残しており、5人気以下の人気薄での好走馬も多いのが特徴。


この2系統は出走機会が多いながらも高い好走率と回収率を残しているため、注目しておきたいです…!



🍀注目種牡馬ダイワメジャー(牝馬)、キングカメハメハ(牝馬)、ヨハネスブルグ




🐴平均ラップ🐴

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参考として古馬1勝クラスキーンランドC札幌芝1200mの全レースの平均ラップをグラフにしました。

前半は速いペース→徐々に失速する流れと短距離戦らしいラップになっています。
しかし、脚質別成績で述べた通りこのコースは平坦な短距離戦で逃げ馬が有利なコース。同じ北海道で開催される函館と比較してもこちらの方がペースは速くなりにくい傾向が見られます。

ここで競馬場毎の前半600mと後半600mに分けたタイムを比較して見てみましょう。後半600mよりも前半600mが速いラップのことを前傾ラップといい、前傾の数値が高くなるほどハイペースになりやすいコースである、ということです。

全競馬場で行われる1200m戦における前半600mと後半600mの平均タイムの比較(過去5年・前傾度合いが高い順)
※京都のみ2020〜2016年

小倉33.70-35.26(前傾1.56)
函館34.09-35.39(前傾1.30)
福島34.24-35.53(前傾1.29)
中山33.89-35.10(前傾1.21)
札幌34.27-35.40(前傾1.13)
新潟34.35-35.43(前傾1.08)
中京34.14-34.77(前傾0.63)
阪神34.49-34.84(前傾0.35)
京都34.46-34.74(前傾0.28)
東京(対象レースなし)

古馬OP以上のみ(前傾度合いが高い順)

小倉32.88-34.90(前傾2.02)
札幌33.66-35.03(前傾1.37)
福島33.76-34.92(前傾1.16)
中京33.53-34.60(前傾1.07)
函館33.28-34.30(前傾1.02)
中山33.49-34.49(前傾1.00)
阪神33.76-34.53(前傾0.77)
京都33.99-34.37(前傾0.38)
新潟(対象レースなし)
東京(対象レースなし)


全体で見ると札幌は5番目にペースが速くなりやすいコースである事がわかります。
前有利傾向が見られ平坦な札幌ではもっと前半が速くなってもいいのでは?と感じるかもしれませんが、札幌はコーナー角が緩いことに加えコーナーを走る区間が長いのも特徴です。
いくらコーナー角が緩いとはいえスタートから400mほどでコーナーを迎えるため、ペースが上がりきらないのではと考えています。

しかし、重賞レースでは注意が必要です。
さすがにメンバーの揃う重賞ではペースも速くなりやすく、逃げ切りが難しいレースとなっています。
(逃げ切りが難しい要因・逃げ切りが決まるパターンなどについてはキーンランドCのポイントで後述します!)




🐎人気薄の好走例🐎

これらを踏まえて実際に人気薄の子が穴をあけた例を見ていきましょう。

穴をあけた例①
2022年8月21日(日)
札幌12R 手稲山特別
メイショウエニシア 5人気3着(単勝7.6倍,複勝2.0倍)

近2走は人気を裏切る結果となってしまい人気を落としていましたが、前走は出遅れてハイペースを押し上げる負荷の大きい競馬、2走前は差しも決まりやすいタフな函館で敗れたレースで、どちらも苦しい競馬を強いられ度外視可能な内容でした。
しかし今回は敗戦続きで人気落ち、今回はスタートをしっかり決めて逃げの手を打ちしぶとさを活かして粘り込み、巻き返しを見せました。

-買い要素-
・前走、2走前不利(前崩れ→前有利で巻き返し)
・度外視可能な敗戦で人気落ち
・逃げ候補



穴をあけた例②
2022年8月29日(日)
札幌11R キーンランドC
エイティーンガール 7人気2着(単勝20.2倍,複勝4.9倍)

こちらは差しで穴をあけたパターン。
エイティーンガールは近走馬券外に敗れるレースが続いていましたが、昨年のこのレースの勝ち馬重たい馬場や洋芝への実績がありました。
開催後半の荒れた馬場×ハイペースを味方につけると、後方から追い込み2着と好走、穴をあけました。

-買い要素-
・昨年の勝ち馬
・洋芝や重い馬場への実績あり
・差しの決まりやすい重賞レース且つ外枠(キーンランドCのポイントで後述)



穴をあけた例③
2021年8月22日(日)
札幌12R 手稲山特別
タピオカ 8人気3着(単勝27.4倍,複勝6.0倍)

近走は馬券外が続き人気を落としていましたが、2走前は格上挑戦と不利な内枠、前走はスタート後に寄られる不利があり後方からとなってしまったレースでどちらも敗因は明確でした。
この子は芝1000mのレースで逃げることができるスピードを持っている子で、過去のレースも逃げて結果を残してきていることが戦歴から読み取ることができます。
そして今回の舞台は逃げ馬が有利な札幌へのコース替わり。人気こそ落としていたものの、スピードを活かして大外枠からハナを奪うとそのまま3着に粘り込み穴をあけました。人気薄でも逃げが叶いそうな子は要注目です。

-買い要素-
・前走、2走前不利
・度外視可能な敗戦で人気落ち
・逃げ候補



穴をあけた例④
2021年6月27日(日)
札幌12R HBC賞
キーダイヤ 10人気1着(単勝22.0倍,複勝6.7倍)

近走は二桁着順が続き、2勝クラスでも4着が最高着順のこの子が何故ここで好走できたのかを順番に紐解いて見ていきましょう。
この子が最後に勝利を挙げたのは昨年の札幌開催、先程述べた2勝クラス最高着順の4着も札幌で行われたレースで、洋芝巧者(札幌巧者)でした。前走は札幌で13着と敗れてしまったものの、この週の札幌芝は差しが届きやすい馬場状態で差し馬の活躍が目立ち逃げ先行タイプの子は好走しづらい環境でした。
前走の大敗により大きく人気を落としてしまったものの、外から好スタートを切り内で逃げ争いをする2頭を見て3番手に控えると、直線で抜け出しそのまま押し切り穴をあけました。
基本前有利傾向が強いコースですが、前崩れになった場合はそこで負けてしまった逃げ先行馬の巻き返しに注目です。

-買い要素-
・前走不利(差し有利馬場で先行)
・洋芝巧者(札幌巧者)
・前走の敗戦で一気に人気落ち(5人気→10人気)
・逃げ先行タイプ



穴をあけた例⑤
2021年6月26日(土)
札幌5R 2歳新馬
カルネアサーダ 7人気2着(単勝25.7倍,複勝5.1倍)
エルバリオ 5人気3着(単勝8.2倍,複勝2.3倍)

このレースは2歳新馬戦。先程種牡馬別成績の項目で述べた、この時期の2歳戦は仕上がりの早さが大きなアドバンテージに繋がる、という部分を思い出しながら見ていきましょう。
カルネアサーダとエルバリオは新種牡馬ドレフォンの産駒で、仕上がりの早いストームキャット系の種牡馬です。
レースではカルネアサーダが内からスタートを決めて逃げると2着好走、8頭中7人気の低評価を覆し、エルバリオも内から先行して人気以上の走りを見せました。
(余談ですが、このレースの1〜4着馬は全てStorm Cat持ち。馬体や調教面からの考察は2歳戦で大きな武器となりますが、血統面からの考察も楽しいのでボクは好きです。)

-買い要素-
・2歳戦に強い血統




〜まとめ〜

洋芝巧者に注目!特に札幌と函館の違いを覚えておけば札幌⇄函館のコース替わりが考えやすくなる!

○枠順の有利不利は大きくないため、当日の馬場状態や逃げ先行馬の並び順が大切に!内の差し馬は不利を受けるリスクが高いことには要注意!

○平坦コースの短距離戦でスピードに乗った逃げ馬が止まりにくく、逃げ先行馬が圧倒的に有利なコース!近走前が不利な展開で敗れた子の巻き返しに注目!

○注目種牡馬はダイワメジャーキングカメハメハヨハネスブルグでダイワメジャーとキングカメハメハは牝馬に注目!ディープインパクトやハーツクライなど中距離で活躍が目立つリーディング上位種牡馬の産駒は2,3着が多く勝ちきれないレースが目立つ!

○2歳戦は仕上がりの早さにも注目!ミスプロ系ストームキャット系種牡馬の産駒の活躍が目立つ!

○短距離戦らしい前傾ラップにはなるものの、超ハイペースにはなりにくく逃げ先行有利に繋がっている!ただしメンバーの揃う重賞レースではハイペースになりやすく、開催時期も相まって逃げ馬が苦戦するレースに!





〜キーンランドCのポイント〜

このレースで問われる能力・要素・傾向
荒れ馬場適性
外枠有利
やや差し有利

札幌芝1200mは起伏が殆どない平坦コースの短距離戦で、逃げ先行馬(特に逃げ馬)が有利なコースです。
また、札幌や函館で使用されている洋芝は野芝に比べると耐久性が低く傷みやすいため、馬場コンディションにも注意が必要なコースです。

このレースは開催後半に行われるため馬場が荒れたなかでの開催になることが多く、近年は時計のかかる決着になっています。

2022年…1.09.1(良)
2021年…1.09.1(良)
2020年…1.10.6(重)
2019年…1.09.2(稍重)
2018年…1.09.4(稍重)

良馬場であれば1分9秒前後の決着タイムとなるため、スピードは強く問われにくく荒れた馬場への適性が問われるレースとなっています。
2022年4人気3着のヴァトレニは元々1400〜1600mで好走していた馬で、1200mの高速馬場ではスピード不足で時計のかかる馬場になると浮上できるタイプ。
このような高速馬場ではスピード負けしてしまうようなタイプの子や、洋芝実績を持っている子に注目したいレースです。


続いてのポイントは外枠有利です。

1〜4枠
【1-3-3-32/39】
勝率2.6% 連対率10.3% 複勝率17.9%
単勝回収率31 複勝回収率67

5〜8枠
【4-2-2-32/40】
勝率10.0% 連対率15.0% 複勝率20.0%
単勝回収率66 複勝回収率56

このレースは開催時期的に馬場が荒れていることが多く、馬場の綺麗な外を走ることができる外枠が恵まれやすいレースとなっています。
2022年は内枠勢が1〜3着を独占しましたが、この時も馬場自体は外有利な馬場で各馬が内を避けすぎて距離ロスが大きくなってしまい、結果として内を立ち回った子が上位に来たレースでした。
同日の馬場コンディションや騎手の外意識によっては内枠が恵まれることもありますが、基本は外枠の子の評価を上げたいレースです。


続いてのポイントはやや差し有利な点です。

初角5番手以内
【2-2-3-20/27】
勝率7.4% 連対率14.8% 複勝率25.9%
単勝回収率31 複勝回収率91

初角6番手以下
【3-3-2-44/52】
勝率5.8% 連対率11.5% 複勝率15.4%
単勝回収率57 複勝回収率46

先程述べたことの繰り返しとなりますが、このレースは開催後半に行われるため馬場が荒れたなかでの開催になることが多く、それに伴い差しも決まりやすいレースとなっています。
札幌芝1200mは基本前有利なコースですが、このレースで好走している逃げ先行馬は人気馬ばかりとなっており、初角3番手以内の位置から馬券内に好走したのは過去10年まで遡っても全て5人気以内に推されていました。

過去10年・初角3番手以内・5人気以内
【3-4-4-5/16】
勝率18.8% 連対率43.8% 複勝率68.8%
単勝回収率93 複勝回収率144

上位人気に推されるだけの実力があれば馬券内に好走できるとも言えるため、能力と先行力の裏付けがある馬は軽視禁物です。




以上、札幌芝1200mの特徴についてでした!今後も気がついた事があれば随時更新していきます!
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最後まで読んでくださりありがとうございました✨










(プペペポピー!)


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