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コースを学ぼう!-part18-【小倉競馬場芝コース】

こんばんは!碧馬らいむです🍀🐴

ここでは競馬場のコース毎の特徴や抑えておきたいポイントについて記載しています!普段何気なく見ているレースも、コース形態や特徴を把握して見ていると面白い部分があったり、レースの振り返りや馬券購入のヒントに繋げられる部分もあります✏️📖
「ここはこんな特徴があるんだ!」と思っていただければ嬉しいです✨

今回は今週から開催される小倉競馬場芝コースについてまとめました!
競馬に詳しい方も競馬初心者の方も少しでも参考になれば嬉しいです🎶



🟢コースの概要🟢

コースの全体像

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小倉競馬場は右回りでレースが行われる競馬場で、一周距離は1615.1m(Aコース使用時)、直線距離は293.0m、最大高低差は3.0mとなっています。一周距離は福島競馬場に次ぐ2番目の小ささで、直線には坂もなく距離も短いため小回り・平坦と呼ばれる事も多いコースです。しかし、最大高低差3.0mが示すように起伏もあるコースとなっており、ゴール板〜2角にかけては上り坂、2角〜向正面、3角〜4角にかけては下り坂となっています。直線は平坦ですが、コース全体が平坦ではないことは覚えておきたい特徴です(詳細については後述します)。



使用されるコースと距離

🟢芝コース🟢
1000m、1200m、1700m
1800m、2000m、2600m

🟤ダートコース🟤
1000m、1700m、2400m

【行われる重賞】
・小倉大賞典(2月.GIII芝1800m)
CBC賞(7月.GIII芝1200m)
プロキオンS(7月.GIIIダート1700m)
中京記念(7月.GIII芝1800m)
・小倉記念(8月.GII芝2000m)
・北九州記念(8月.GⅢ芝1200m)
・小倉サマーJ(8月.GIII障害3390m)
・小倉2歳S(9月.GIII芝1200m)

※日程は2021年のものとなります。太字は京都競馬場の改修工事により小倉競馬場で開催となる重賞です。



🐴抑えておきたいポイント🐴

上り坂と下り坂の位置に注目!

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小倉競馬場はゴール板から2角までが緩やかな上り坂となっており、2角から向正面、3角から4角にかけては下り坂となっています。そのため短距離戦の1200mでは上り坂の部分は走らずスタートから下ってゴールとなり、中距離戦の1800mや2000mでは先に坂を上って下り坂へと向かいます。距離設定によって坂を上るのか下るのかが変わってくるため、ペースにも大きな影響を与えています。

小倉芝1200mの平均ラップ(2016〜2020年)

11.96-10.55-11.19-11.60-11.68-12.08

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小倉芝2000mの平均ラップ(2016〜2020年)

12.50-11.16-11.91-12.70-12.37-12.14-12.10-12.05-12.00-12.27

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このように芝1200mでは下り坂の影響で序盤から速いラップとなり、芝2000mでは上り坂となる1角でペースが緩んで下り坂に入ってからは徐々に加速していくラップとなっています。この特徴から上り坂でペースが緩みやすい中距離戦では捲りが決まりやすいといった傾向もあります。スピードがより強く求められる短距離戦、下り坂でスピードがついて長く脚を使うことが求められる中距離戦と、小倉競馬場特有の適性が求められるレースとなることもあるため過去の実績にも注目して予想に役立てたいですね…!



芝は綺麗な状態を維持しやすい!
小倉競馬場は幅員が広く、Aコース・Bコース・Cコースの3コースを使い分けることができるため芝の傷みを分散しやすく、開催と開催の間隔が長いため綺麗な馬場状態を維持しやすいという特徴があります(2021年は1月16日〜3月7日に開催が行われた後、8月14日まで開催がありません)。悪天候が続いた場合など傷みが顕著に現れるケースもありますが、基本は良いコンディションで開催が行われることが多く、速い時計も出やすいコースです!



以上が小倉競馬場芝コースの特徴となります🐎
他にも競馬を見ている中で気が付いたことなどがあれば、随時追加してよりよいコース解説にできるよう頑張ります!✏️📖

最後まで読んでくださりありがとうございます🍀✨









(残るは函館競馬場と札幌競馬場の2つ…!❄️)


いつもボクの記事を読んでくださりありがとうございます! これからも根拠のある記事、面白い記事を作成していけるよう努力します!