幸運人生の苦心苦悩

お久しぶりです。寺谷です。
皆さんは最近健康に過ごせていますか?僕は私生活が崩れすぎてやばいです…笑 それも今週は部活の大会とテストが重なっていて、さらに忙しくなっています。

僕はそんな時、癒しになったり、忙しさでイライラしている心を静めてくれるものがあります。それは…

アズールレーンです

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アズールレーンはつい二か月前に四周年を迎えたスマホゲームです。弾幕RPGゲームで個性豊かなキャラクターたちが500人以上います。その子たちを連れて海域と呼ばれるところに出撃し弾幕をよけながら敵を倒すといった趣向のゲームです。
僕はその中でもキャラたちの声で癒されるのですが、特に癒される子が何人かいて、その中の二人をちょっと紹介します。

翔鶴

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翔鶴型航空母艦一番艦翔鶴 cv.種田梨沙
ゲーム内評価や人気も高く、妹思いな優しいけどちょっと腹黒い子です

瑞鶴

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翔鶴型航空母艦二番艦瑞鶴 cv.種田梨沙
翔鶴同様ゲーム内評価や人気も高く、根気強く頼り強い子です

実はこの二人、というかアズールレーンに登場するキャラクターたちは全員実在する軍艦がモチーフになっています。さらにキャラクターたちそれぞれの個性はモチーフとなった軍艦の歴史が関与しています。その中でもこの二人は意外に重い歴史があるので今回は瑞鶴を中心に話したいと思います。



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 瑞鶴の人生は1939年11月27日に翔鶴型二番艦として、広島県の呉港にて進水した。ちなみに翔鶴は瑞鶴の姉妹艦で姉に当たる。
 瑞鶴の初めての出撃は、かの有名な真珠湾攻撃で、赤城加賀などとともに出撃し爆撃を行った。この攻撃で瑞鶴は未帰還機ゼロという幸運なスタートを切った、これが最初の幸運エピソードである。
 翔鶴瑞鶴は、合わせて五航戦と呼ばれることが多い。瑞鶴は翔鶴の後を追い日々の訓練や敵艦との対戦に挑んでいた、インド洋作戦、珊瑚海海戦、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦など… 様々な戦いを姉妹艦共に第五航空艦隊、ミッドウェー海戦後、両艦の先輩にあたる赤城加賀の喪失後は五航戦が新一航戦として出撃し、常に攻撃のかなめとして活躍した。
 両艦は1944年まで生き残り、戦線で活躍した。しかし1944年アメリカ潜水艦によって翔鶴が沈没してしまった。それまでは、五航戦はお互いを区別するために甲板全部に翔鶴は「シ」瑞鶴は「ス」と書かれていた


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 このように形が非常に似ているため甲板前部に「シ」と「ス」が大きく書かれている。しかし、翔鶴がマリアナ沖海戦で沈んでから瑞鶴の文字は消されてしまった。

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 上のように改装され、さらに迷彩塗装まで施されたまではよかったのだが、甲板の「ス」という文字は完璧に消されてしまった。
 そして、その文字は再びつけられることなく瑞鶴はその生涯を終えたのである。

この話は一人称を瑞鶴とした話である。一人称を翔鶴に話した場合でもまた違った悲しいエピソードになるだろう。
 

どうでしたか? 正直、僕の語彙力ではこの感動を伝えきれないのが悔しいところです…‼ 僕はこういう姉妹の物語や死に分かれる終わり方に弱くて、普段あまり泣いたりしないのですが、こういう話を聞いたり読んだりすると泣いてしまいます。艦これやアズレンをしていると余計に感情移入してしまってさらに泣けてしまうのです、、、
幼い瑞鶴が翔鶴の後を追いながら成長して、五航戦という名を背負うまでになり、先輩の名を受け継いで戦線で活躍し、幸運艦と呼ばれるまでになった。そんな矢先、姉がなくなってしまい「ス」という文字が消されても翔鶴の分まで頑張り、一番活躍した空母として、幸運艦としてその生涯を閉じた。
そんな風に考えるとほんとに涙が止まりません、、、


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