艦これ2期 はじまったね

こんにちは、寺谷です。最近新しく始まったアニメが多くて何を見ようか悩みますよね。そんな中で僕がお勧めしたいのは、『「艦これ」いつかあの海で』(艦これ2期)です。艦これ1期が始まったのが2015年1月8日なので、アニメを制作したのは実に7年ぶり?!になります。そんな超待望な今回の艦これは物語に元ネタとなるストーリーがあります。それがレイテ沖海戦における第一遊撃部隊、通称西村艦隊です。
西村艦隊はおとり艦隊として戦ったとして有名で、その壮絶な戦いはたとえ涙腺のいかれた人間でも涙を禁じ得ない歴史となっています。今回はそのレイテ沖海戦における通称西村艦隊について書いていきたいと思います

レイテ沖海戦

まず、レイテ沖海戦とはアメリカ軍の予想揚陸地点であるフィリピン周辺レイテ湾から名前が来ており、当時の日本側の呼称はフィリピン沖海戦であった、戦いは日本海軍対アメリカ海軍、オーストラリア海軍、双方合わせて日本艦隊約60隻、航空機約600機、米豪艦隊約214隻、航空機約1000機、登用人員双方合わせて約20万人という大型の海戦となっており、史上最大の海戦と呼ばれることもある。この戦いで日本海軍は主力戦力である空母4隻(瑞鶴、千歳、千代田、瑞鳳)、戦艦3隻(武蔵、扶桑、山城)等、計31隻を失う損害となった。ちなみに特攻兵器の開発が本格化して来たのはこの戦いからである。

西村艦隊 スリガオ海峡

艦隊の最上、扶桑、時雨が空襲を受け損傷、栗田艦隊に伝令を送信しミンダナオ海へ進撃した。本来、西村艦隊は栗田艦隊とともにレイテ湾に突入する予定であったが、栗田艦隊が反転したことにより単独突入を決断された。レイテ湾突入は早朝であったためほとんど夜戦となった、突入中敵駆逐艦の魚雷攻撃を受け、戦艦扶桑が撃沈、その後、再び敵駆逐艦と戦闘になり、単一陣形先頭艦船であった満潮、山雲も撃沈した。人的被害は扶桑は艦長以下乗員ほとんどが戦死し、満潮、山雲に関してもその船員ほとんどが戦死した。この時点で西村艦隊は戦隊の約半分を失っている。さらにその後、戦艦を含む敵艦隊と交戦し、旗艦山城が撃沈、駆逐艦朝雲は敵攻撃により艦首を切断、船速は12ノット以下となった。重巡洋艦最上は船員のほとんどを失うも、たった4人で最上を操縦し、敵の射程範囲外へ離脱した。その後、後方の志摩艦隊に発見されたが、低速の航行に気づかれず那智に衝突、これにより那智は艦首を大破した。弾薬庫の誘爆が危険と判断し、駆逐艦曙に退避を試みる。曙は危険を顧みず最上に横付けし、最上船員を救出し、最終的に最上を雷撃処分した。この戦いでの生存は駆逐艦時雨のみとなり、志摩艦隊とともにレイテ湾を後にした。

この戦いに至るまでに、主力戦艦武蔵の撃沈があり、これによって栗田艦隊は反転、作戦決行不可能となった。これにより西村艦隊は単独突入すことになる。この作戦は重要拠点であるレイテの比島を守るための戦いであり、これを放擲することは本土決戦に戦況を近づけることになるので絶対的に死守しなければならなかった。

この戦いが今回の艦これの元ネタとなるストーリーです。正直史実御忠実に再現してほしくないので僕は、完結するまで見ません。再びあの子たちが沈むとこなんて絶対に見たくないので。ですが、艦これ自体はとても良い作品なので見れる人はぜひ見ていただきたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?