うしの足がうまく書けない、たづくり

小さい頃から
まったく絵が描けません

どう書いたらいいのか
わかりません

ここまでくると
ほとんど　困らないし

絵を　描くことがなくて
もはや好都合　なのですが

小学生の頃　牛舎へ行き
うしの絵を　デッサンしたのですが
まぁ　その時も書けませんでした

特に　足が

しっかりと　目で確認はできてるが
絵にすることが　できなかった

クラスメイトが　上手に描いて
先生に持っていく場面を
今でも　よく覚えています

いまでも　ふざけている訳ではなく
本当に　うまく書けません

親が必死に　絵画教室に
通わせようとした　理由も
今なら　わかります

こちらも必死に　拒否した結果
いまも　これが　精一杯です

牛さん　ごめんよ
傷つけて

わたしだって
上手く　描きたい

たづくり多津子