透明になりそうだったわたしへ。

7/31に大阪での「そうふくしゅうツアー 『透明になったあなたへ』編」に行ってきました。
こんな状況だし小さいライブハウスもナードマグネットも1年半ぶり。
それでも新メンバーが入って、このツアー回るよって言われて即チケット取ってしまった。
タイトル通り過去アルバムの総復習なのでやる曲は分かってて、どうやらこの透明になったあなたへ編は売れ行きが渋かったらしい。けど、私はこのアルバムが好きで、ライブとMCでそれぞれの曲との思い出でかなり感極まってしまった。

特に須田さんの無職3部作の透明になろう・虹の秘密・家出少女と屋上は、ちょうど私も無職で弾き語りに通ってた時期なのでそれぞれの曲ができてかなり早い段階で聴いてて、なんだか勝手に思い入れの深い曲になってしまった。
ツイッターで書いて消してしてたのであまり隠してはいなかったけど、私は学生の頃から正職で働いてたときまで本当につらくて毎日消えたいなと思ってた。もうこの気持ちは一生治ることはない、と思って、せめて貯めた貯金を使い切ってから死ぬために大阪に引っ越して好きなだけライブ行ってお酒飲んで人生終わろうと思ってた。須田さんが無職になったのは私より半年後だったと思うので無職3部作を聴いた頃の私は少しは元気になってたけど、家出少女と屋上を聴いたときこれは私だなと思った。暗いマンションの最上階の更にロフトベッドに登って毎日泣いてた私だったし、ぐしゃぐしゃの顔でなんとか歩きだしたところだった。
後からアルバムに込められた気持ちを聞いたとき、全然それは私じゃないけど、透明になりそうだったわたしの曲たちだなと今でもちょっと思う。

あとまぁ、まさにこのライブハウスの隣のビルで働いてるひとに惚れてしまって足繁く通ってたときの記憶も蘇って切ない。近くて遠かった…！

私は結局運良く、楽に生きられるすべを見つけて、一生続くと思った消えたい気持ちはどこかに消えたけど、この平和も一生続くか分からないし、なんか退屈すぎて爆発しそうだし腐ってしまいそうだし、あの気持ちを忘れたくはないのでこれからも抱えて生きていきます。まだまだ先は長い。