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HSPの息子の変化〜仲間が出来たこと〜

こんにちは!

今日は発達障害ってなんだろうなぁ?障害という強い個性を持つ子供さんの親御さんもまた、色んな思いを抱えながら日々を過ごしてるのではと思います。私もその一人です。

私の長男が、今6才の年長で、HSC、近くで見ているとHSS寄りの子です。興味のあることへの集中力が半端なく強い反面、我も相当強く、且つナイーブで、環境や人が安心出来るかどうかを肌感覚で良く見ている感じが伝わってきます。

元々みんなで体操したり、歌ったり、踊ったりすることが苦手で、3才の運動会では、なんとか参加できたという感じでした。

運動会が楽しめなくて、無理やり何かをやらなくちゃいけない様な感覚だけだったら、参加しなくてもいいんじゃないかな?とも頭の隅っこにはありましたが、先生が理解のある方で、なるべく無理のない様にしてくださって、その年の運動会は息子なりにパプリカの振り付けを踊り参加している姿があり、その時は泣きました。私すぐ泣きます。w

今年は保育園最後の運動会で、最近は保育園自体も友達がたくさん出来た様で行くのが楽しくなったようで、運動会の練習のリレーが楽しい!とよく話してくれるようになりました。

でもこんな風に話してくれる様になるとは、正直全然思ってませんでした。

そんな息子も去年は、なかなか馴染めなかったようで、私も悩んだり、いつ辞めてもいいし、と思ったり、そんな感じでした。今振り返ってどこが一番踏ん張りどころだったかな?と思うと、やっぱり、正直に先生に伝えたことだったと今感じます。

朝保育園に行きたくないとぐずり、私も辛くなってしまって、どう対応していいか分からなくなって、「今日休みます」の電話連絡の時に、熱があるわけでもなく、何て言えばいいんだろう?と一人問答しながら保育園に電話し、たまたま対応してくれた園長先生に、「〜敏感な、いわゆるHSCな子で、保育園に行きたくないって言ってるんです。実は、私も同じHSPで‥〜」という話を朝から電話越しでしてしまうという。もっと上手な人なら、違うやり方があるんだろうな〜と思いつつ、自分の不器用さに苦笑い。

園長先生も理解があって、辛い時は職員室に来てくれたらいいんだよーって言ってあげてください。先生待ってるからね。って伝えてあげてください。そういう子もいるんで大丈夫ですよ。」と言ってくれました。

私の人生で、自分がHSPです。という話をはっきりと話した初めてのタイミングだったと思います。家族や友人には言ってましたが。わざわざ言う必要もないのに、私もその時しんどさを誰かに分かって欲しかったのかもしれません。

でも、そこから、優しさを持って距離を見ながら声をかけてくれたり、気配りしてかださってる先生の優しさを感謝と共に感じ、そのうち時が過ぎ、次第に普通に保育園に行けるようになり、今年からは子供がどんどんクラスの子供と仲間になっていってるのを感じました。

今思えば、私自身もその時は、かなり心を閉ざしていたので、それを子供も受け取ってたんだなと思います。先生が、保育園は楽しいこともいっぱいあるんだよってお母さんが伝えてあげてくださいね。と言われた時に、そうかぁ、私の信念体系が大きく影響してたんだ、と気付きました。

最近は、運動会の内容を自分たちで考えて作っているそうで、本当に生き生きとその話をしてくれてます。クラスの子たちが、練習を通して仲間になっていくのを、私も側で見ながらひしひしと感じ、また一つ体験させてもらえたなぁと思ってます。

すっかり忘れていた、仲間の大切さを子供が思い出させてくれました。

運動会のように、大勢で同じことをすることに苦痛を感じる子もいると思うし、大人数がいる場所はどうしても苦手という子もいると思います。

子供の持つ特性がどういうものなのかを、しっかり知っておくと対処の幅が広がるので、それはそれで大切だと思います。知っておけば、第三者にわかりやすく伝えることが出来ることもあると思います。

知識と現場・現実のそれぞれを、自分の中で統合していくことで、子供の可能性が一つ広がる感覚がします。

発達障害といわれるものも、HSCと言われるものも、それぞれの人間の持つものだから、本やデータ通りではなく、一人一人の持つエネルギーや個性と、人との出会いや出来事などが重なり合い、その子の中で、また新たなものが生まれて育まれていくんじゃないかなと。

楽しいことも、悲しいことも、そんな経験や体験を重ねていく子供の側で、楽しかったね〜悲しかったね〜と寄り添うことが、私に出来ることで、「HSCだからこうだよね。」という固定概念の中に、子供を置いてしまうのは、可能性を狭めるのかもなぁと自分で自分に思います。

辛いことがあると、引きこもってエネルギーを蓄えたくなるし、それがあるからこそまたチャレンジしたくなる。

自分が休みたいだけ休んで、エネルギーを満足するまで蓄えることも、また大切。

そうした後には、笑顔で子供をまた送り出すこともまた私に出来る大切なことだね(^^)と感じています。

まぁなかなか、余裕がないとできないこともあるけど( ;∀;)てゆうか、怒ってばっかじゃない?(心の声)本末転倒。反省。

知り合いで発達障害の子供さんのことで悩んでる人もいて、障害と言われる個性はそれぞれ違っていて、中々共感してもらうことが難しかったりするけど、障害だから将来困らないように、今のうちになんとかしなきゃって、もし思ってるとしたら、それも大切なことかもしれないけど、その前に、目の前にいる子供の肌と触れ合い、一緒に美味しいものを食べたり、一緒にゲームしたりアニメを見たり、可愛い動物に触れたり、今この瞬間を一緒に過ごすことをして、一緒に笑ってくださいね(๑>◡<๑)

大切だからこそ、なんとかしてあげたい、出来ることを増やしてあげたい、そんな親の愛をきっと子供さんは受け取っていると思うので、子供さんはお父さんお母さんが笑顔でいてくれるだけで、幸せを感じてるように思います。

なんだか暑苦しくなっちゃいましたが、発達障害などの子供さんで悩んでる親御さんのお役に立てたら嬉しいです。

途中偉そうに語ってしまったかもですが、お許しください。

ありがとうございました😊



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