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人生初のホストクラブ体験& T○P DA○DYに行ったので感想レポ

我らが伊弉冉一二三くんが働いているお店、fragranceのモデルとなったホストクラブ「T○P DA○DY」。

地方ディビ住みジュク女の私は常々行ってみたいと思っており、今回シンジュク8thライブで久々に東京へ来たのでチャレンジ。

1日目は入店できず別の店舗に行ったので、T○P DA○DYレポだけ見たい人は目次から飛んでね。


1.入店するまでの歌舞伎町での出来事(別に読まなくても良い)

8thライブ初日が終わり、私は予め約束していたフォロワーさんと落ち合い、蒲田から新宿へ向かった。

初日のライブが19時開始だったため、この時点で既に22時くらい。
終電の心配をし始めた。
これはお店に入っても30分コースだなと思いながら新宿駅のダンジョンから出る。

夜の歌舞伎町、めちゃくちゃ怖い。

キャッチやナンパの嵐、道端で吐いている人、カタギじゃなさそうな人。
初心者の女性が歩くには相当危険なので気を付けた方が良い。

華麗にキャッチをかわすフォロワーさんに助けてもらいながら、私は地図アプリの指示に従った。



しかし、辿り着いた先はT○P DA○DY本店ではなく系列店。

本店どこ???一二三くんはどこ???


地図アプリを上下ひっくり返したりしていると、その辺にいたキャッチのお兄さんに声をかけられる。

「行くお店決まってるんで」と断ると、お兄さんはなんと案内してくれるとのこと。

迷っているうちに時間も既に23時近く。
変なところに連れて行かれたらどうしようと思いながらも、背に腹はかえられないのでついて行った。

普通に良いお兄さんでした。すみません。

目の前には本店!
ここに一二三くんがいる!!!

興奮した私は、入口にある巨大ポスターやイベカレンダー、スタッフ募集要綱の写真を撮りまくる。
しかもイベカレンダーを見ると、その日はホストのバースデーイベ!

どんな雰囲気なんだろうとワクワクしていると、お兄さんから悲しいお知らせが。

なんと、バーイベは初回さんお断りらしい。


そんな……。
何のためにここまで来たんだ……。

後で聞いた話だけど、入れる時と入れない時があるそうで、この日は人気の方のバースデーだったから無理っぽかった。

悲しみに打ちひしがれる。
するとお兄さんが同系列店をオススメしてきた。

せっかくここまで来たんだし、どうせなら行っちゃえ!とフォロワーさんと合意。

スマホで店舗一覧を見せながらどの店がいいかお兄さんが聞いてくれたけど、系列店めっちゃ多くて全然分からないからお任せした。

そしてお店に電話をかけるお兄さん。

「今から飛び込み2名いけますか? あ、はい。はーい。了解でーす」

さすが土曜日23時の歌舞伎町、どのお店も満席だった。
そりゃそうか……と諦めモードになりかけていたら、4件目くらいに電話をかけてくれたお店が受け入れてくれることになった。


2.人生初のホストクラブ

案内されたのはT○P DA○DYも入っているグループの系列店。

お店の前に着くと、お兄さんは「楽しんでね」と爽やかに去った。
この人は良い人だったけど、基本的にキャッチは無視する方が良いと思う。

①いざ入店!

階段を上がると受付があり、初回ということを伝えて、年齢確認。

さらに本人確認書類が自分のものであることを示す書類(氏名、生年月日、電話番号、日付、署名)も書かされる。結構厳しめ。

そして、終電に乗りたいので30分ほどで出たいことを伝える。

受付で少し待つと、中に案内された。

店内は思ってたより狭くて、たくさんお客さんがいた。
さすが土曜日の夜。かなり、めちゃくちゃ、死ぬほど賑わっていた。
それはもう大声で身を乗り出して喋っても声が聴き取れないほどに。

場違い感がすごくて正直(帰りてぇ〜……)と思ったけど、もう引き返せないので頑張る。

案内されたのは入口近くの席。
まず何と呼んでほしいか名前を聞かれ、フォロワーさんも居たのでアカウント名の「りり」にした。
これでホストからはりりちゃんって呼ばれる。

そしてホストの顔写真やプロフィールが載ったタブレットを渡され、好きなホストを1人選ばされる。

これは男本(おとこぼん)といって、ホストクラブ独特のものだそう。
お店によって紙の本だったり電子だったりする。

好きなタイプとか言われてもマジで全然分からなくて、とりあえず適当に選んだ。すみません。

だってこんな、今日食べる夕飯を選ぶみたいに気軽に人間を選ぶなんて……と人身売買してるみたいな気持ちになる(気負いすぎ)。

そしてドリンクのメニュー表を渡され、焼酎を割る飲み物を頼む。
私はカルピスにした。美味しいから。
フォロワーさんはアセロラジュースにしていた。
薄めでって言ったらめっちゃ薄くしてくれた。

②ホストの登場


そして先ほど選んだホストの登場!
名刺を渡されたので、私もうっかり無い名刺を渡しそうになった。

一緒に来たフォロワーさんも1人選んでいるので、我々の卓には2名ホストがやってきた。
合コンみたいな感じかなと思いきや、会話は基本マンツーマンで、ここからホストと二人の世界に入る。助けて。


やってきたホストは金髪で、超グイグイ来るタイプだった。
店内がうるさくて声が聞き取れないから「隣に行ってもいい?」と問いかけてくる。
確かに会話しづらいのでOKしたら、今度は「手繋いでいい?」と来た。

はい???(宇宙猫)

これが……普通なのか……?
初対面で手を繋ぐ……?
かなり動揺しながらも、嫌ですとか言えなくて許諾した。

すると、ホストは指を絡めてきた。
なるほど、そうきたか。恋人繋ぎね……。

正直緊張の方が勝って全くトキメキはなかったんだけど、これが🥂くんだったら心臓破裂して死んでた。
すごいなホスト。

そして何を話すか問題。
その人は金髪だったので、まず「どんな金髪が好み?」と聞かれた。
何その話題?!

あとめちゃくちゃ顔が近い。
パーソナルスペースなんて概念はここにはないようだから慣れるしかない。

質問に対して、一二三くんを思い浮かべて「黄緑のインナーが入った金髪です」と答えそうになったがグッと堪えた。
そんな金髪は三次元にはいない。

なので一二三くんの分け目を具体的に説明することになった。
左で分けてて……盛り盛りで……。

そんな謎の会話の後、とりあえず「アニメのキャラがホストクラブで働いていて一度来てみたかった」旨をお伝えした。

するとその人はアニメ好きで、ヒプマイも少し知っていたので話しやすかった。
今期のアニメの話とかした。
普通のオタクとの会話だった。
違うのは手を繋いでいることくらい。


入れ替わるホスト

初回だと、お見合い回転寿司みたいに10分おきにホストが入れ替わるシステム。

ホストが卓に来る度に名刺をもらうので、机が名刺でいっぱいになる。
カードゲームできそう。
名刺も一人一人自分で作ってるようで、キラキラしていたり、クレカみたいなゴツさだったりと気合いの入った名刺の人もいた。

しかし最初のホストのインパクトが強すぎて、以降ついてくれたホストの記憶があまりない。

他のホストもやっぱり隣に座ってきたけど、手を繋いできたのは最初の人しかいなかった。

肩や腰に手を回してきたホストもいた。
でも伊弉冉一二三じゃないしな……と思うと無感情だった。
オタクですみません……。

あとLINEを聞いてきたホストもいたけど、やんわり断ったらあっさり引いてくれた。
ありがとうございます。

服装は、スーツ着てる人は少なくて結構みんなラフな格好だった。
Gジャン着てる人もいて、先輩からもらったと話していた。

③退店するとき

30分という短い時間で会話できたホストは3人。
フォロワーさんのホストも含めると、卓についたホストは計6人なので手元には名刺が6枚ある。

お会計は1人2,000円というかなりリーズナブルなお値段。安すぎて不安になった。
卓に座ったまま支払う。

席を立とうとすると、「送りあるので座ってて」と指示された。

ホストクラブでは「送り指名」といって、気に入ったホストが店の外までエスコートしてくれるシステムがある。

私は「最初についてくれたから」という単純な理由で、最初の金髪アニメ好きホストを指名した。
共通の趣味があって話しやすかったし。

彼に外まで送ってもらい、終電が近かったので挨拶もそこそこにバイバイした。
こうして人生初のホストクラブ体験終了。


3.念願のT○P DA○DYへ

8thライブ2日目が終了し、時刻は18時半。
今日はぼっちなので夜の歌舞伎町に行くのを躊躇ったけれど、やっぱり行くことにした。
行動力には自信がある。

昨日よりも時間に余裕があるので、夕飯に羽根付き餃子を食べてから出発。
途中コンビニで噛むブレ○ケア買った。

実はストリートピアノを弾きに日中にも歌舞伎町に行ったんだけど、そこがT○P DA○DYの目と鼻の先で徒歩10秒くらいの近さ!
シャンゴとパ止めを弾いたので良かったら聴いてほしい(宣伝)。

なので、T○P DA○DY周辺に行くのも3回目。
もはや行き方覚えたレベル。


①いざ入店!

ここに一二三くんがいる……と想像すると、入口の階段を下りるの緊張しすぎて引き返そうかと思った。

少しウロウロしたのち、勇気を出してなんとか入店に成功。
受付で初回であることを伝え、昨日のように身分証の確認と署名。

店内に入るとそこはfragranceだった。
コミカライズで見た景色。
一二三くんが働いている……と考えるだけで滾る。

日曜の夜だったからか、店内は想像より落ち着いていた。

レイアウトは、入ってすぐ円形に席が並んでいる不思議な構図。
円周に沿って内向きにソファがついていて机があり、中央にも扇形に席がある。
左右にもファミレスみたいに席がある。
HPで店内が見られるので是非。

席に案内され、ホストクラブのシステムは履修済みなのでドンと来いと構える。
呼んでもらう名前は本名にしてみた。

そしてホストの写真やプロフィールが載っているT○P DA○DYの男本は紙媒体。
渡された本はめちゃくちゃ分厚かった。
同人誌で言うと、壁サーが今まで出した本の再録本みたいな厚さ。(同人誌で言うな)

そしてここから3人選んで紙に書くよう言われる。
100人以上いる中から3人!?
マジで難しい。何も分からない。
最初の方のページは「主任」とか「幹部補佐」とか書いてたので、偉い順に載ってるのはなんとなく分かった。
結局選べなかったので最後まで白紙のまま机に置いた。

さらにアンケート用紙を渡される。
当てはまる好みに全部丸をつけるらしい。

まず年齢。選択肢は3つ。
〜25歳、25〜30歳、30歳〜
私自身20代半ばなので最初の2つに丸をつけた。

続いて顔のタイプ。選択肢がたくさんある。
アイドル系、王道系、犬顔、塩顔、ジャニーズ系(グループ名)、俳優系(俳優名)、etc…
これがすっごい細かい。適当に丸をつけた。すみません。

続いて髪型。
茶髪、金髪、ナチュラル……これも色々あった。
怖いから普通が良かったけど一二三くん……と唱えて金髪にも丸をつけた。

あとは内面?(うろ覚え)
忘れたけど、優しい系やら俺様系やら何やらあった。普通でおねしゃす。

その後は焼酎を割る飲み物選び。
今日はオレンジジュースにした。

②ホストの登場

おひとり様なので1人ずつホストがやってくる。
これまた最初に来た人は金髪でアニメ好きの方だった。
源氏名はアニメキャラから取ったそう。

ちなみにT○P DA○DYは毎年一二三くんの誕生日にシャンパンタワーを立て、SNSに載せてくれている。

そのため、なんとほぼ全員がヒプマイの存在を知ってくれていた!
当然サブカルに明るくない方は名前だけ知っている程度だが、それでも「ヒプマイで〜」と言えばそういう系(聖地巡礼)だと通じた。
ありがとう一二三くん。
ありがとうT○P DA○DY。


入れ替わるホスト

初回システムなのでイケメン回転寿司。
今回は2時間しっかり滞在したので、実に16人のホストと対談した。
机は名刺だらけ。
ホストの服装は、スーツもいたけどニットとかラフな格好の人も多かった。半々くらい。

その中で、偶然にもナンバー上位の方が付いてくださったので、ホストについていろいろ質問させてもらった。
快く回答して頂き本当にありがとうございます。
GA○KTみたいな雰囲気だった。

Q. 貴方は入ってどれくらいですか?
A.半年くらい。

Q. アフターってどんなことするの?
A. ご飯とか映画、カラオケとか本当に色々。

Q. アフターって深夜〜明け方なの?
A. これはホストとお客さんの話し合いだから、本当に色々。ホストの都合が合えば深夜でも日中でもだけど、やっぱり優先順位は太客が上になることも。

Q. ホストってどんな生活リズムですか?
A. これも色々。ここは深夜1時に閉店だけど、帰ってすぐ2時に寝る人もいれば、日中寝る人もいる。

Q. 昼夜逆転してると友達と遊ぶ時とかに困らないですか?
A. 歌舞伎町は昼夜逆転してる街だから、逆に夜しか開いてない店ばかりなので大丈夫。
映画館も夜開いてるし、自分の行きつけの美容室も深夜しか開いてない。

以上、インタビューにお答え頂き本当にありがとうございました。
すみませんでした。

他のホストにも色々聞けた

①シャンパンを入れるとそのホストのイメージ曲が店内で流れるらしく、教えてくれたアニオタのホストはアニソンを設定しているそう。
これ一二三くんはシャンゴかパ止め流れるんじゃ……?いっぱいシャンパン入れちゃうな……。


②まだ始めて数ヶ月のホスト、見た目も少し学生風で素朴なのもあり、ベテランのお客さんには新人は嫌だとすぐチェンジされて落ち込むそう。
私の卓についたのも、遠くから見てて私が素朴で話しやすそうだと思ったから第1希望にしてくれたらしい。
ホストも客選ぶんだ?!


③ T○P DA○DYは毎年10月?に社員旅行的な行事があって、北海道とか九州とか沖縄とかいくつか決まってるところを行きたい人たちで選んで旅行するそう。
選択肢に私の出身県もあり、行ったことある方もいて嬉しかった。

あと、T○P DA○DYのホストはみんなグイグイLINEを聞いてきた。
断ったらしょんぼりされた。営業だと分かっていても気まずい。
押しに弱い私は何人かLINE交換した……。
24時間後の時点で数人から営業LINEが届いている。
だいたい「来てくれてありがとう」的な内容。
文量は人それぞれだけど、ナンバー上位の人は長い。さすが。

③退店するとき

お会計は5,000円。
昨日と今日でホストで使った金額は7,000円だけど、ミロードとライブ会場で買ったヒプマイのグッズ代の方が断然高いので特に抵抗は無い。
1万円札を出すと、お釣りの5千円は紙に包まれた状態で出てきた。なるほど(?)

出口まで送ってくれる送り指名は、私を第1希望にしてくれた人にした。
趣味も合って(プ○セカガチ勢だった)話しやすかった。
私より音ゲーが上手かったので、営業LINEも返信してみた。返事はまだない。
荷物を持ってくれて段差あるよと注意もしてくれた。
そして夜の歌舞伎町は危ないから一人で来ない方が良いよと、大通りまで送ってくれた。
お客さんはタクシーとかで来るらしい。
とても優しかった。
ありがとうございました。


4.感想

ホストクラブの雰囲気を味わえて楽しかった。

ただ、話が盛り上がれば楽しいけど、コミュ障の私は趣味が全然合わなくて会話が弾まないとしんどい。(あたりまえ体操)

相手は会話のプロなので当然何かしら話題は振ってくれるが、他愛もない話ばかりだと楽しさよりも疲れが勝ってしまった。
コミュ障って治るんですかね?

そしてホストが入れ替わる度に毎回「ヒプマイの一二三くんの誕生日にシャンパンタワーしてるのをTwitterで見て一度来てみたかった」「今日は地方から旅行(ライブ)で来た」旨を説明するので、窓口対応してる気分に。
まあ別にしなくても良いんだけども、言っといた方が相手も会話しやすいだろう。

というか、本来ならホストを指名して同じ人と会話を楽しむものだから、この苦労は初回だけである。
T○P DA○DYは2回目以降はホストを指名して20,000円+飲み物代がかかるそう。
指名か……。一度経験してみたいけど……!悩む!

とにかく初回はお安いので、行ってみる価値はある。
コミュ障でもそこそこ楽しめたよ。

あくまで節度を持って楽しめる方へのおすすめです。

人間が写っていないのを条件にSNS掲載許可を頂いたので店内のお写真。

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