エースナンバー18 ~前編~
立教のエースナンバー、背番号18をつけた選手を振り返ろう！と思い立ったので記事化してみました。
私が大学１年生の時から2020年まで９人が背負った18番。記録を元に、前編では４投手の18を振り返ります！
[2009]戸村健次投手（立教新座ー立教大ー東北楽天）
リーグ戦通算10勝14敗。下級生の頃から粗いながらもポテンシャルあると評されながらも、まだ立教がアスリート選抜を始める前に入学していたこともあり勝ち星は伸びず。「５位が指定席」を知る頃のエースです。
特に思い出深いのが４秋の早大３回戦。中山主将のタイムリーなどで勝ち越していたのですが、５回に捕まり杉山選手に打たれたタイムリーは一生忘れないくらい悔しいです、私が（笑）。
更にその前週の方が悔しくて、法大３回戦は負けたら優勝の望みがなくなる一戦。創部100周年イヤーということもあって気持ちも入ってました。
この試合、８回まで無失点に抑えていたものの、９回に松本選手にサヨナラ打を打たれ敗戦（自責点つかず）。小雨が降り出し、見ているこちらも落涙の一戦でした。
東北楽天に１位指名されプロ入り。当時８号館でドラフト速報を見ていた私はめっちゃビックリ。その後、10年に渡り活躍し、17勝25敗で引退、勝ち試合を見ることができて本当に嬉しかったです。打撃投手を務めている際に不運の事故で怪我してしまい、現在は広報として活躍中です！
[2010]仁平昌人投手（日大鶴ヶ丘ー立教大ーワイテックー大和高田クラブ）
▼東京六大学リーグ戦通算成績 7勝13敗
下級生の頃から登板機会は多かったものの、対戦校の主戦投手と当たるケースが多くなかなか勝ち星が遠かった投手。
特に高校時代から鎬を削ってきた早大・斎藤投手には最後まで勝つことができなかったのは、個人的に物凄く悔しく思っています（あの頃の早稲田はとにかく強かった）。
彼が２年生の時には同期の宇津井投手、菊沢投手、増田投手らと黄金時代が来る！と思ってたんですけど、そうはうまく行きませんでした。
卒業後は広島の企業チーム、ワイテックに進むも、３年目に廃部。冒頭の写真はラストイヤーの広島大会でのピッチングです。
その後、近畿の強豪クラブチームである大和高田クラブに移籍し、晩年はコーチ兼任で活躍。ラストイヤーの2018年には全日本クラブ選手権優勝、自身初の日本選手権出場で引退となりました。
[2011-2012]岡部賢也投手（立教新座ー立教大ーホンダ鈴鹿ー西多摩倶楽部ーREVENGE99）
▼東京六大学リーグ戦通算成績 6勝10敗
立教新座が甲子園まであと１勝、という世代のエース。当時高３だった私も県営大宮球場に駆けつけたのですが惜しかった…（藤くんのホームラン盛り上がったよね）。
２春には開幕・早大戦に先発。試合前の階下の通路ですれ違ったときの緊張っぷりは今でも忘れられない。その試合、ボークで追いつかれて、結局負けちゃうんですよね。４秋は登板なしで卒業。
卒業後はホンダ鈴鹿に３年、西多摩倶楽部に５年在籍。西多摩でも都市対抗二次予選で投げてました。冒頭の写真はベーブルース杯での東京ガス戦ですが、西多摩での都市対抗予選でも東京ガス相手に投げて打たれてたっけ。
現在は四谷四丁目でトレーナーしつつ、昨年の都市対抗予選にREVENGE99の投手コーチ兼任で登板していて腰を抜かした。まだやってるか分からないけど、気の済むまで投げていてほしい。
[2013]矢部佑歩投手（立教新座ー立教大ー日立製作所ー石川ミリオンスターズー三菱自動車倉敷オーシャンズ）
▼東京六大学リーグ戦通算成績 1勝1敗
毎度、彼を紹介すると経歴が長くなるのですが、大学時代よりも社会人で伸びた印象が強い投手です。
下級生の頃は150km/hの速球を武器に投げていたものの、Twitterで本人も語るように怪我だったり四球連発と、思うようなピッチングができず。リーグ戦で背番号18をつけて投げたのも２試合のみでした。
卒業後は日立製作所に進むも２年で戦力外。早いよ…。しかし日立ではNPBでも活躍した荻野投手からも指導を受けてたみたいです。その後、BCリーグのトライアウトを経て石川ミリオンスターズに入団。
１年限りの在籍でしたが、ここで立教の先輩でもある多田野コーチの指導を受ける。そして秋には神宮によく訪れてるのを見かけました。自主トレで新座グラウンドで練習（同期の平本捕手が当時コーチをしていたのも）して澤田投手など後輩と練習するなど、個人的に良き兄貴分？なイメージあります。
その後、三菱自動車倉敷オーシャンズに移籍し、2020年には念願の都市対抗出場。2021年には8年ぶりに神宮で試合あります。どうしても見たいのですが無観客で残念。
今ではチームの非公式広報としてSNSで発信するなど、メディア社会学科卒業生らしい活躍も見せてます。投げ尽きるまで、やべっち頑張れ！
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本当はひとつの記事で載せ切りたかったのですが、思ったより文量が増えてしまったので、前編はここまで！次回の更新もお楽しみに！
継続した撮影活動のため定期的に機材の点検修理を行っています。 もし私のご活動をサポートいただける方がいらっしゃいましたら、機材経費に充てさせていただけますと幸いです。