靴選び第二章_yourfit365体験と靴への思い(重い)
こんばんは。りりです。
先日自問自答界隈でもお馴染みのサービスを受けてまいりました。
自分の足について知ることにより靴選びの精度を上げることが目的です。
3月、気分は春(冬服飽きた)ですがまだ気温は低いのでいつも通りカワイイ春服に冬コートを着て、ストッキングでは寒いのでフェイクタイツの靴下タイプ(肌色の厚みのあるナイロンソックスで、底が綿混)を仕込んでいきました。これで裸足になるのもその後の試着も楽勝です。現在有象無象のレッグウェアに囲まれて生きていますができれば今後は毎日同じ厚みの靴下で統一するのがよさそうと思いました。
https://www.jimon-jitou.com/jimon-jitou-fashion/post-5004
あきやさんの体験談やガールズのレポを度々拝見していたのでビビらず対応できました。足型は個人情報なので(受け売り)、以下自分の足についてのメモ。
・サイズは22D/22E 一般的に合わせやすいと思われる
・土踏まずがしっかりあるため甲がやや高い、画像で見てわかるくらい右の方が高い
・踵が直角に近いため抜けやすい
黒いローファーまたは紐靴を探していると伝えましたが、お出し頂いた靴は全てスリッポンタイプの靴でした。価格帯はざっと3~4万円台位。
また、有事の際迷わず買えるようにブラックフォーマルに合わせるパンプスも紹介して頂きました。
良いものがあればその日にローファーを買うつもりで臨みましたが、結論から言うとその中からシンデレラシューズは見つかりませんでした。
ボリュームのある靴をと伝えた為、ゴムソールのものが多かったのですが既に痛みが見えたこと、履き心地が良くてもデザインやつくりにピンとこないことが主な理由です。もの自体はとても良いものだと思いますが、わたしの求めているものではなかったのです。
提案していただいたブランドの価格帯に見切りをつけることにしたわたしはその後、黒いローファーを探して伊勢丹中を彷徨い続け、時々バッグやアクセサリーも試着しつつ、お洋服を横目に(モードって意外と普通に着られそうとか考えつつ)、靴に求める条件を改めて自問自答していました。
ずっと昔にプレゼントしていただいたものだけれどなんだかわたしらしいと思える、正直そんなにいいものではないかもしれないけれど見た目はとってもお洒落で高そう(に見える)、重くてあんまり使ってこなかったボールペンがある。家中断捨離したって手放せず使わないのに大事に取ってあるそれは、就職が決まってアルバイトをやめる時に年齢の近い社員さんがくれたものだ。
前回のnoteを読んでくださった中には薄々気づいている方もいるかもしれないが、私はその人のことが大好きだった。実らない恋ではあったけれど私は彼に靴のことから仕事から思いやりから何から本当に沢山のことを教わった。間違いなく私の人生を良い方向に変えてくれた人だ。
お気に入りのおもちゃを手にした子供みたいな、自分の子供を慈しむような眼をしたあの人のようにわたしはあんなふうに靴を見たことなんてなかった。あの日からわたしは時々紳士靴を手にとっては質感と形状とつくりを確かめ、口角を上げるようになっていた。
わたしが当初探していたのはおしゃれしたいときに履く靴でしたが、見た目とつくりの良さと履き心地を満たすものはまだ見つかっていません。というか見つからない気がしています。幸いなことにそこまで特徴的な足ではないので物理的に履ける靴は沢山あります。見た目に全振りみたいなハイブランドの靴も(歩き易いローファーを選んでいることもあり)足には合っていました。もしかしたらその靴そのデザインというよりはブランドネームに惹かれている部分があるかもしれません。それが悪いことだとも思いません。ただし靴には永遠はありませんから、なるべく沢山履いた方がいいに決まっています。沢山履くには丈夫でなければ耐えられません。するとやはりつくりは重要ということになります。
一つの妥協も許さないつもりで始めた靴探しでしたが、早くも暗雲が立ち込めています。何を優先すべきか、もっと自分を知る必要がありそうです。
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