#8 24歳になりました。ついでに、悪性リンパ腫にもなりました。
おひさしぶりです。
気がつけば3月から更新が途絶えていました。
私の性格上、飽きっぽいからなかなかひとつのことが続かないんです笑。
まあ、そんな私が今回noteを書こうと思ったのは
「これぞ人生のターニングポイント!」
だとしか言いようがない出来事が起きたからです。
タイトルにもありますが、今月無事24歳の誕生日を迎えることができました〜👏
24歳も「健康第一で!」と毎年当たり前にクリアできていた抱負を述べながら、皆さんにお祝いいただいたのですが、、、、、
24歳を迎えた次の日から調子が悪くなりだし、首の周り右鎖骨周辺が腫れ、毎晩39度〜38度の高熱が出て夜も眠れないという状態が続きました。
病院に行っても、まずPCR検査という第一関門を突破しないと診察してもらえず、、、コロナ陰性の結果が出たのち耳鼻科や内科にかかってみるも、原因はわからず大きい病院で診てもらうしかないと言われたらい回し状態に、、、
ただただきつい状態のまま時は流れるばかり、、、、
「昼間なら動けるぜ〜!」と、試しに1日仕事に行ってみるも、いつものエネルギー量が出せず大バテ。また夜に高熱を出すはめに。
そして、症状が出始めてから1週間が経った頃、やっと近所の病院で予約していたエコー検査を受けることができました。
その時言われたのは、
「リンパ節の腫れ、悪性の可能性は乏しく膠原病もしくは菊池病の疑い」とのこと。
膠原病内科のある大きい病院の紹介状を書いてもらいました。
「ほう、なるほど、菊池病というのか〜。
確かに、夜だけ高熱がでるしそうなのかなぁ〜。
仕事心配だけど1ヶ月くらいで自然に治っちゃうならまあ少しの辛抱だ!」
と軽く納得し、紹介状を書いてもらった病院に連絡をとってみると普段は担当の医者がいないのでまた2週間後にきてくださいと言われてしまう始末、、、。
「いやいや、そんなに待てないでしょうが!」と、次の日福岡の中心部薬院にある割としっかりめの内科・循環器科の病院へとセカンドオピニオンしてもらいに行きました。
そこのお医者さんに病状を説明するなり、
「これただの菊池病じゃないかもしれないな、一応レントゲンとCT取りましょう。」と。
、、、、???
思いっきり菊池病だと思っていたのにまさかの違う!?
もしかしてもっとヤバいやつなの!?
てな感じで、プチパニック起こしながらレントゲンとCTを取ると、データを見るなりお医者さんが深刻な顔して
「ちょっと専門家の先生に特急で確認しますからね!」
え、ええ、!?どゆこと!!!不安しかない言い方をされました。
そんなこんなで待つこと約1時間弱。
CTの画像とレントゲン写真を見せてもらいながら言われたのは、
「まず、ちょっと怖いこと言うけどね、大事なことだから聞いてね。」
と、すごい前置き、、、
「右首と鎖骨だけではなくて、脾臓と心臓の上辺りの縦隔も異変が見られますね。
もともと脾臓ってこんなに大きくないからね。後、骨盤や胸にも水も溜まってるね。」と。
ま、まさかや、、自分の体の中がこんな大変なことになっているとは、、、。
確かに最近食欲とか食事量減ってたし、肌荒れもすごかったし、生理痛もきつかったけど全部こいつのせいだったのか、、、、???
と今ままでの異変を頭の中で駆け巡らせていると、
「違ってたらいいんだけどね、これだけ異常が見られると悪性リンパ腫の可能性があるかもしれない。血液内科のある病院の紹介状書くので月曜日すぐ行ってきてください。」
と言われ、大学病院へ紹介状を書いていただきました。
まだ明確な診断は下りていないものの、あれだけ自分の体の中が変なことになってるって言われちゃったらもうそうだとしか、、、思えませんよね笑。
帰りの車の中、きついのともう何も考えたくないので放心状態。
とにかく早く検査して診断をくれ、、、このきつい状態から解放してくれ、、、という感じでした。
そんなこんなで、また高熱にうなされながら月曜日を迎え、大学病院へ。
病変のある位置が位置だったので即、次の日から検査入院してくださいと言われ、検査入院することになりました。(人生初の入院!)
入院中3日間にわたるさまざまな検査を経て、
2022年6月24日(金)「悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫)」
という診断を受けました。
ざっくり言うと血液のがんですね。(詳細は以下参照)
幸い、この「ホジキンリンパ腫」は新しい治療法が出ており、予後もいいそうで
5年生存率も7割見込めるらしいです。
しっかり治療すれば治る病気だとわかったこともあり、そこまで悲観することもなく今はただ治療に向けた心の準備をしているところです。
今日から抗がん剤での治療(A+AVD療法)が始まります。
「なんで私ががんになったんだろうか?」
「なんでこのタイミングだったんだろうか?」
「私がいなくてスクールの子どもたちは大丈夫だろうか?」
「会いたい人にはいつ会えるようになるんだろうか?」
「当たり前に過ごしていた日常はいつ帰ってくるんだろうか?」
色々と思うところはありますが、今はまず目の前の治療に専念してまた落ち着いたらゆっくり今後について考えていきたいと思います。
長くなりましたが、読んでくださった方はありがとうございました。
お医者さんも、看護師さんもみんないい人で入院中も不安なく過ごせていますし、意外と元気に過ごしているので、この文章を読んでもあまり心配せず温かく見守っていてくださると幸いです。
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