水分

先日行った健康診断の結果、血液が凝固してしまい、再度採血しなければならない学生がいた。

勤務校には元看護師が2人いる。

自分と近しい人(Aさん)と、70over。

病院側の、

「看護師いたよね?」

「その人に採血してもらえない?」

という、なんともユルイ感じも結構好き。

で、自分がお願いするのはもちろんAさん。

もちろん、メンドクサイことを避けるため。

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学生は、ちょっとどころじゃない体の大きさ。

ほんの少し見える血管は本当に細く、肉に埋もれてしまっている。

表現が適切ではなかったら申し訳ございません。

Aさんも

「久しぶりの採血がめっちゃハードル高い」

と、言った。

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Aさんは、コロナ禍においてワクチン接種のお手伝いをしていたため、注射針を持つのはそこまで久しぶりではない。

一方の70overは、看護師から教員になり20年以上が経つ。

どちらにお願いするかは、メンドクサイもあるものの、そこまで久しぶりではない方を選びたいと思ったのが本音。

ところが、やはり1回目は失敗。

授業後に改めてチャレンジすることとなった。

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授業後に学生がやってくると、70overもやってきた。

「水分とってる?」

「水分、日にどれくらいとってる?」

あの…

すみません…

「水分」がわかりません。

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(お水飲んでますか?)

(お水飲みます)

(1日、何リットル?)

すると、500mlのペットボトルを手に「2」と言う。

少ない…!

ていうか、もう少し勉強しよう…

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とりあえず水を飲ませて、保健室のベッドに足を高くして寝かせ、それでようやく血液を採ることができた。

栄養不足なのかな…

お金ないからね…

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