ぼくサバって素晴らしい。


「東西ジャニーズJr.ぼくらのサバイバルウォーズ」にどハマりした。寝ても醒めても、仕事しててもぼくサバが観たい。

中毒性がすごい。
沼すぎる。

失礼を承知で正直に言うと、観るまで膨れ上がる程の期待感はなかったし、なめてたし、大画面でりとるが見れる〜!楽しみ!わ〜い!と軽い気持ちでいた。

そもそもボーイスカウトで対決ってなんぞや?
同年齢かちょっと上くらいの歴代Jr.達は少年院で対決してたのに、題材がボーイスカウトって平和すぎるし安心と安全で可愛すぎない?
ボーイスカウトだけじゃなくて不良グループも絡んでくるの、「???」すぎる。
シンボルが狼な東と戦う、シンボルがリスなりとるちゃん可愛い。負けちゃうよ。

っていうお気楽加減のまま挑んだ公開初日。


冒頭から西団が可愛すぎてマスク越しに顔を覆ったし、握りこぶしで耐えたし、だから爪の跡ついちゃってたし、たぶんもうここでぼくサバに心を掴まれかけてた。

西団の可愛さにやられてたら、突然公園(?)で踊り出す東団と西団。
おうおう、きたきたこの感じ。この突然ついていけなくなる感じ。めっちゃジャニーズ!

踊り歌う東団と西団の中心で戸惑う宙くん。
分かるよ。たぶんいま私たち同じ気持ちだよ。

この突然歌い出して踊るのは、映画少年たちで体験後だから大丈夫、想定内です。と思いつつも、やっぱりちょっと戸惑うよね。

ここで不良グループ登場なのね。
あっ!ちょっと西団の旗投げてないで?!?!?誰投げたの!(モンペ)
踊って歌うのは2回目なのでもう慣れた。
東団と西団と不良グループ、それぞれの特徴が分かる曲調と歌詞になってて、丁寧につくられてる感じいいな…。
ぼくサバ面白いぞ???

西団の可愛さに拳を握って耐えながら(声が出せないって本当に辛い)物語は進んで、なんやかんやあって、ボーイスカウト団は競い合うことになり魔物のすみかを目指すため、不良グループは宝石略奪するため、それぞれが山の中に入っていくわけで。

東団がピリついた雰囲気の中で、仲良く楽しくな西団可愛い。
公園で東団と張り合ってた時の歌を歌いながら山を歩き、山の中で迷っても、方角知るのに大事なコンパス忘れても、「とりあえず休憩しようか」「わーーーい」で干し芋奪い合う4人。りとるかんさい出ちゃってるよ。コメディ要素担ってるね。(かわいい)

だけど、「もう帰る」って1人で山を降りていった宙くんを追いかけて助けるリーダーと、SOSに駆けつける3人もいてどこまでも仲間思いで泣ける。助けに来てくれたことも「仲間だろ」って言葉に嬉しくて泣いちゃう宙くんかわいい。だし、ほぼ強制的に西団に加入させられ山に登らされて怪我したのに、「迷惑かけてごめん!ありがとう」と言える宙くん心が清すぎて、天使かな??

皆んなでご飯の準備して、食べて、花火して過去の話をして眠りつく4人と、川辺で物思いに耽るリーダー。
別の場所では、東団のリーダーも不良グループのひとりもそうで、幼なじみの3人は同じ過去を思い出して(エモい)、突然歌って踊り出す。

でも、この3人の歌がこれまためちゃくちゃ良い。
斗亜くんの透き通ったクリスタルボイスと安嶋くんと深田くんの良い意味でジャニーズっぽくないお洒落な歌声が良い味出していて、それぞれが歌い方も表現の仕方も違うから聴いていて楽しい。
個人的に深田くんのちょっとだけハスキーな歌声と歌い方が好き。ジャニーズであんまりいない声と歌い方だなあって思う。
安嶋くんは滑舌がちょっとアレなのが逆にアクセントになってるし、歌声が綺麗だからなんか癖になる。ら行苦手だね。

朝になって、東団はバラバラになっちゃうし、東団リーダーは不良グループに捕まるしで、西団と残った東団メンバーで不良達からリーダーを助けようという展開に。
ここで宙くんが「仲間」を意識することも、リーダーにキツく当たられてた冬樹くんが、リーダーを助けるために誰よりも先に動くのもいいなあって思うし、虎之介くんが今までの想いを全部断ち切って助けに行くことを選択したことも、皆んな一歩ずつ成長してることが感じられて良い。えらい。

ここからは、無事に助け出すことに成功して、その中で幼なじみ3人は友情を取り戻し不良グループ達とも和解(?)し、宝石強盗の五十嵐さんを捕まえて、聖母のようなあたたかい手と心で五十嵐さんを包み込む虎之介くんがいて、東団と西団は元通り同じ団に、そして不良グループはなんとボーイスカウト団に入団!皆んな仲良し!ハッピー!ヤー!で物語は終了する。

全てが平和的解決でホッとする。皆んなのピュアさが疲れた社会人の心に沁みる。仲間って大事だね、大切にするね。


で、ここから主題歌の「Shining Road」が始まる。これだ。これで私は完全にぼくサバ中毒になった。

何故か映画に出ないはずのメンバーもここで出場して少年忍者大集合するし、なので5人のLil かんさいは若干埋もれてどこどこ?!ってなるけど、それがまた楽しい。
運動会で息子を探す母の気持ちになれます。

でも1番何が良いって、Shining Roadを歌って踊る皆んなが「めちゃくちゃ楽しそう」ってところ。青春ど真ん中、青春はここにありました、みたいな。
歌の後半にオフショットが流れるんだけど、グループ関係なく撮ってたり、加工アプリで撮ったのかい?みたいな写真もあったりして、なんか、皆んな撮影楽しかったんだなあ(泣)と思う。大変なことも沢山あっただろうけど。
そう思うと本人達が真剣に向き合ったであろう、ぼくサバが愛しくなって、沼になっちゃったわけだ。

最初はボーイスカウトで対決ってなんぞや??って思っていたけど、対決する意味がきちんとあって、絡む不良グループにも何かしらの葛藤があって、「友情と仲間は大切!一本の固いロープで結ばれてるんだよ」っていう一つの大きなテーマがあって、それが映画を見て伝わったのが良かった。ジャニワみたいに、えっと…??ってならなかったのが良かった。ジャニワも好きだけど。

補足すると、Lil かんさい担なので、いつものりとるをよく見てくれたのかな?ってくらいに、りとるの仲良し加減を押し出してくれた気がしたし、Shining Rodeのグループ別で映るところは、ギュッと集まったりとるちゃん天才えらいだしで大好きなLil かんさいが沢山いて観れるので私的にはめちゃくちゃ有難い。宝物。
あとは、担当の大西風雅くんのShining Roadの「愛を届けよう」で抜かれた時のアイドル力の高さに、心をガッと掴まれてまた彼に落ちたので、あのシーンを観るために通いたい気持ちもある。
本当に心掴まれちゃったんだよ…。天才だよ…。

完全にぼくサバ中毒なので、きっと明日と観に行く。そしてまた観たくなる。
それが東西ジャニーズJr.ぼくらのサバイバルウォーズ。




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