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父のためのフェミニズムとインクルージョン
日本でフェミニズムが進み、多様性においてももう少し進んでいたら、救われたのはもちろん母、そしてひょっとしたら母以上に父だ。
私の父は8年前に他界した。嫌いになりきらないうちにいなくなってくれて良かったと思うほど、父は厄介な老人になりつつあった。
小学5年生のころ、男女に関して作文の宿題が出た。私は、その数日前にテレビで見た、アメリカの女性消防士が密着されている番組を思い出していた。
その消防
照れとHey Siri と慣れ
昔から変な羞恥心があって、口に出すのが恥ずかしい言葉や表現がある。例えばちょっと意図の入ったメニュー名。
学生時代はびっくりドンキーのおろしそバーグに悩まされた。おろしも紫蘇も好きで、和風ハンバーグが食べたいのに、おろしそ と口に出すのが恥ずかしい。おろし+しそ だからおろしそ!わーうまいこと言うー!みたいな現場にいたら良いのだけど、そのノリがすっかり終わっているこの場で、なぜ冷静な私がおろしそ
在宅勤務と孤独とnote
在宅勤務はとても楽だ。ストレスフリーだ。と思ってた。でも、気づかないうちに孤独が襲ってきてたらしい。人と繋がりがある中で感じる孤独は厄介だ。
うちの会社はありがたいことに在宅勤務体制を早々に整えてくれて、私はすでに15ヶ月自宅で働いている。出勤したのはこの15ヶ月で5回。
在宅勤務はストレスが少ない。必要なミーティングはオンラインでできる。在宅勤務万々歳だと思っていた。
ところが、この前マツ
古畑任三郎が声をあらげるとき
引き続き古畑任三郎三昧が続いています。残り少なくなってきて見終わるのがこわい。
今回見たのは第3シリーズ #5 古い友人に会う
古畑任三郎が事件を未然に防ぐという、殺人の起こらない珍しいストーリーです。古畑の小学校時代の友達という設定の津川雅彦さんに事件を思いとどまらせるんです。こんな回があったんだなぁ。
とは言えいつものように謎解きをするわけですが、何かが違う。誰も死んでいないということ
おかえりモネと、朝ドラと、会社の固定席
おかえりモネ、みていますか?自分探し系朝ドラの中でも最高に自分探ししていて、朝ドラではお馴染みの親戚感をしっかり持たせてくれるドラマ。朝ドラは、私が見始めて以降(あまちゃん以降)基本的にヒロインみんな自分探ししてます。でも、モネちゃんほどのゼロベースからの自分探しはなかなかない。半分、青い のすずめちゃんですら、方向性がないという方向性があった。
あんなにゆったりと何者でもない自分のことを考えら
田村正和さんの古畑任三郎がかっこ良すぎて凝った演技のドラマを探してる
田村正和様がすごすぎる。古畑任三郎の話だ。
私にとって田村さんは古畑任三郎だった。でも、
古畑任三郎をみたら古畑任三郎は古畑任三郎でしかない。
意味が伝わるでしょうか。
追悼のためのスペシャル放送を見た時、田村さん亡くなっちゃったんだな、という気持ちは、ドラマが始まった瞬間から終わるまで、一度も出てこなかった。古畑任三郎は古畑任三郎でしかなかった‥!!田村正和すごすぎる‥!!亡くなったの惜
自分だけの文を書きたい
仕事で文章を書いている。会社のWebサイトや、SNSに載せる文章、上司やリーダーが発信するメッセージなどを書いている。
私は文章を書くことが小さい頃から大好きだった。読書感想文も、作文も好きだったし、大学で論文を書くことも好きだった。こんなことを感じたんだ、考えたんだ、と文章で人に伝えたかった。英文を翻訳することも好きだった。この人は何を言いたいんだろうと、よくよく考えて読み解いて、こんなことが