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Topic5:北インド方式と南インド方式

さて、これまでは実は南インド方式のホロスコープについて見てきました。インド占星術には、北インド方式というもうひとつ有名なホロスコープも存在します。いずれもメジャーな方式なので、どちらの方式も読めるようにしておくと便利でしょう。

南インド方式のホロスコープも、北インド方式のホロスコープも、含まれる情報はまったく同じです。どちらが優れていて、どちらが劣っているということはありません。

北インド方式

南インド方式のホロスコープでは、星座の位置が固定されていましたが、北インド方式のホロスコープでは、ハウスの位置が固定され、星座の位置は占う対象によって異なります。

上図は、北インド方式のホロスコープです。

  • 赤い太文字は、ハウスの番号です。当然ですが、1室はアセンダント(ASC)で、火星が在住しています。

  • 反時計回りに、2室、3室、・・・12室となります。

  • ハウスの位置は、固定です。

  • 黒い小さな数字は、星座を表わしています。牡羊座から順に連番を振ったものです。牡羊座は1、牡牛座は2、双子座は3、・・・、魚座は12となります。


▼北インド方式の簡単なレッスン動画


これまでに図説してきた南インド方式と北インド方式のホロスコープから、不必要な情報を削除してすっきりさせると、下図のようになります。これがインド占星術のホロスコープの最終的なフォーマットです。

以上でユニット1-レッスン1の「ホロスコープの基本構成」は終わりです。レッスン2へ進みましょう。



Lesson2-Topic1(作成中)
惑星の象意


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