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18年間で最高だと思ったアルバムTOP10

こんにちは、lilcatです。
最近扁桃炎というちゃんとした風邪をひいてしまいましてめちゃくちゃに体調を崩してしまいました。
このご時世でもありますから体調管理はしっかりしないとだめだなと改めて実感させられました🤧

普段はファッションについての記事を書いていますが、今回はちょっと気分転換に音楽について触れていこうかなと思います。
実は僕、服だけじゃなくて音楽も大好きで去年のApple Musicのreplay機能では1200名のアーティストを一年の間に聴いていたみたいで人並み以上には音楽聴いてるかな〜って思ったのでその中でもこの世に産み落とされ18年で個人的に「これは最高だな」と感じたアルバムTOP10を紹介したいと思います。
(紹介しやすいよう順位付けをしていますが、音楽は自由なのでもちろんどのアルバムも個々の良さがあるため、決して優劣をつけようとは思っていません。ご了承ください。)
なのでいつもよりゆるいブログにはなりますがあたたかい目で読んでいただけると幸いです😢

第10位から順に紹介します。

TOP10 星野源 YELLOW DANCER

第10位は星野源の「yellow dancer」です。
今となっては日本を代表する国民的ポップアーティストとなった星野源の4作目のアルバムです。
これ、めちゃくちゃいいんですよ。
なにがいいって聴いてて元気になる。落ち込んでるときとか朝の憂鬱な気持ちもこのアルバムを再生したら明るく元気になれます。
だからとはいえ商業用に作られたJ-popにありがちな上っ面だけのテンプレみたいなリリックじゃなく、小説のようで情景が浮かび上がってくるような表現の豊かさと、2012年くも膜下出血で活動休止された後に作られたアルバムであり、闘病生活での苦悩から生まれる人に寄り添う温かな詩が多いと感じました。
このアルバムでは、本人が「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」や「アイズレー・ブラザーズ」「ディアンジェロ」などに影響されていることからR&Bやソウルの音楽性が強いアップテンポな曲が多く収録されている中、トラック6での「口づけ」は優しいアコースティックのサウンドのラブソングも収録されています。
音楽の他にも小説家や俳優としても活躍するほどの多彩な人間であるからこそ様々なインスピレーションから生まれる彼の楽曲は聴く人を楽しませてくれます。

TOP9 xxxtentacion 17

続きましては第9位、アメリカの大人気ラッパーで惜しくも2018年に20歳という若さでこの世を去ったxxxtentacion(エックスエックスエックステンタシオン)の「17」
正直9位には捨てがたいほど傑作のアルバムなのですが、、、
このアルバムは2017年当時テンタシオンが19歳の頃にリリースされた2枚目のアルバムなのですが、このアルバムには彼の深い思いがこもった大切なアルバムです。
彼は幼い頃から暴力沙汰や犯罪に手を染めており、少年院や刑務所に収容されていた過去があり、そこで出会った同じくアメリカで人気のラッパー「スキー・マスク・ザ・スランプ・ゴッド」と出会い、出所後共同でsound cloudで楽曲をアップしたりしてラッパーとしての活動を再開しました。(テンタシオンは掘り下げるとかなり語ることが多いので意見が多ければ記事にします)
そんな彼が、暴力と隣り合わせで自分の衝動を抑えられないことや少年院での暮らしに嫌気がさしたり、そんな自分を情けなく思ったり、そんな自分を更生させたいと葛藤する様や、かなりネガティブなリリックが多く含まれた楽曲が大半を占めているのがこのアルバム「17」です。
ファーストアルバムの「リベンジ」では重たいサウンドが特徴的なトラップが多かったテンタシオンですが、このアルバムがリリースされてから同じくアメリカのラッパーである「リル・ピープ」と並び、サッドラップ、エモラップにジャンル分けされるようになりました。
このアルバムはイントロからアウトロまでが全てで、イントロでのリリックをみればこのアルバムは彼の人生を表していることがわかります。
特にトラック2の「jocelyn flores」はやばいです。病みます。

TOP8 Nirvana Nevermind

第8位はニルヴァーナの「ネヴァーマインド」
前作「ブリーチ」で衝撃的なデビューを果たし、インディーズから一気に世界的ロックバンドとなり「グランジ」というニュージャンルを確立させた革命的なアルバムです。
このアルバムについては有名すぎて特に言うこともないのですが、、初っ端の「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」は超有名で知らない人はいないと思います。
ニルヴァーナは絶対ランキングに入れたいなと思っていたのですが3作のアルバムの中でどれを入れようと考えた時、まず「ネヴァーマインド」しか頭になかったです。
後に発表される「In Utero」も素晴らしい作品なのですが、ボーカルのカートはこのアルバムを制作している時にはもうすでに音楽活動への愛想が尽きていた頃で暗いイメージで憂鬱な楽曲が多いため、カートが一番熱意を持って楽曲制作に励んでいた頃のこちらのアルバムをチョイスしました。
魅力はなんといってもヴァースは静かなのにサビに入ると激しいロックサウンドのボイスに変化するハードな曲調が最高にイカしてますよね。

TOP7 尾崎豊 十七歳の地図

第7位は伝説的アーティスト、尾崎豊のデビューアルバム「十七歳の地図」です。
90年代を代表する彼の楽曲はどれも有名すぎて日本人ならば知らない人はいないと思います。
中でもこのデビューアルバムでは代表作「I LOVE YOU」や「OH MY LITTLE GIRL」「15の夜」などが収録されています。
当時高校生の頃に作詞作曲したとは思えないほどの強烈な歌詞は当時の若者に多大な影響を与え、今尚迷える若者に影響を与えてるのではないでしょうか。
特に「15の夜」は親や学校や職場などの社会のしがらみから解き放たれたいと強く思った時にとてつもなく響くし、「オーマイリトルガール」は僕は好きな人ができた時絶対聴きます。
ここまで人に影響を及ぼすことができる曲を書けるのはやはり尾崎自身の実体験で書かれた歌詞が理由なのでしょうね。
また、「愛の消えた街」はエレキギターのサウンドが強く主張されていて後にロックンロールを行う尾崎が初めて作ったロックテイストの楽曲ともいえます。

TOP6 R.E.M. Automatic For the people

第6位はUSロックバンド、R.E.M.の「オートマチックフォーザピープル」
このアルバムは6枚目のアルバム「グリーン」が発売したのち、インディーズレーベルI.R.S.からワーナーに移籍した後の8枚目のアルバムでリリースは1992年。
ニルヴァーナのボーカル「カート・コヴェイン」が自殺したとき自宅でかかっていたことでも有名なアルバムです。
R.E.M.は「ローリングストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」にも選ばれていて、オルタナティブロックの黎明期を支えたバンドです。
このアルバムのよさは全体的にシンプルなコード進行にあります。
最近の楽曲でありがちな複雑なコード進行はそれなりのテクニックが要求されているためド派手なサウンドが多いが、それに対してコードが多すぎるため、曲だけで聴くとカラオケのようなサウンドに聴こえてしまいがちです。
しかし、R.E.M.のこのアルバムはほとんどがシンプルなコード進行で構成されています。なので楽器隊だけで聴いてもなんらおかしくないサウンドで、「every body hurts」は聴いてて落ち着くゆったりとした楽曲。なおかつそのリリックは文学的でとても惹かれます。

TOP5 Travis Scott Rodeo

続いてはトラヴィス・スコットのファーストアルバム「rodeo」
たった数年で「NIKE」ともコラボするような誰もが知る世界的ラッパーとなったトラヴィスよデビューアルバムであるロデオは、デビューアルバムながらも大物ともフューチャリングが多く、「ジューシー・ジェイ」「カニエ・ウエスト」「ジャスティン・ビーバー」「スウェイ・リー」「ザ・ウィークエンド」などが参加しています。
今現在日本のヒップホップシーンでは「オートチューン」や「トラップ」の要素が多く取り込まれているように感じます。
そのトラップミュージックにオートチューンをかけた声で歌うことを世界的に流行らせたきっかけはトラヴィスであるといえるでしょう。
このアルバムでもオートチューンガンかけのトラップサウンド色が強くパワフルで重低音の強い曲な多いです。
個人的に好きな曲はウィークエンドとの「Play 4 Love」とToro y Moiとの「フライハイ」。
フライハイは間違いなくクラブでかかったらぶち上がります。

TOP4 スパイダーマン:スパイダーマンバース オリジナルサウンドトラック

第4位はスパイダーマンバースのサントラです!
いや、アルバム紹介でサントラ入れてくんなよって思うあなた。ごめんなさい、その通りです。
でも最近僕はずっとこれしか聴いていないものでどうしてもランキングに入れたくなりまして、、、😭
スパイダーマンバースの映画自体も最高に面白いのですがなにより曲がダントツにかっこいい。
挿入歌は主に「ブラックウェイ&ブラックキャビア」「ポスト・マローン」「スウェイ・リー」「ニッキー・ミナージュ」「アヌエルAA」「ジュースワールド」「スキー・マスク・ザ・スランプ・ゴッド」「リル・ウェイン」「エックスエックスエックステンタシオン」などが楽曲提供しています。超豪華。
その中でもテーマ曲のポスト・マローンとスウェイ・リーの「サンフラワー」と主題歌のDJカリル、デンゼル・カリー、YBN コーデー、スワヴェイ、トレヴァー・リッチの「Elevate」は本気でオススメします。
この二局はもちろんのこと、全曲捨て曲がありません。マーベル好きでもありUSラップ好きの僕からすると感謝しかないアルバムです。

TOP3 フューチャー DS2

そして第3位はフューチャーのサードアルバム「DS2」です。
フューチャーはこのアルバムでビルボードチャートで一位を記録しました。
今のUSラップを引っ張ってるのはフューチャーだと僕は思っていてフューチャーがいなかったらヒップホップシーンはここまで盛り上がらなかったと様々な人が言っているほど。
なにがいいかって洗礼されたビートが一番だと思います。最近の曲はなんかイマイチピンとこないビートが多いですが、この頃の楽曲はそうですが特にこのアルバムのビートは素晴らしいと思います。とにかく無駄がない。
全体的にダークでヘヴィなサウンドが特徴的で、初っ端のトラック1の「Thought it was a Drought」もそうですし、二曲目の「I Serve the Base」なんかかっこよすぎ、やばい。語彙が消え失せるほどに。
さらにこのアルバム唯一のフューチャリングで「ドレイク」との楽曲があるのですがそれもめちゃくちゃにいいです。

TOP2 The Beatles Rubber Soul

さて、第2位はビートルズの「Rubber soul」
数あるビートルズのアルバムでなぜこのアルバムなのかというとこの時期はビートルズのメンバーが「マジカルミステリーツアー」をリリースする前の新しい音楽の模索していた頃のもので、ファーストアルバムから徐々にオリジナル曲を制作していき、このアルバムから全曲がオリジナル曲になったためです。
今までとは違い、ロックンロールというよりは詩の美しさや音の美しさにこだわられており、この頃からジョンとポールの作曲競争は行われていましたがこのアルバムでは基本的に作曲はジョン・レノンが行なっている。
なによりもジョンの「イン・マイ・ライフ」なんかは僕が幼少期の頃母親が車で流していたことから子守唄のようなもので大切なアルバムでもあります。
他にも「ガール」の歌詞は哲学的なラブソングで中学の頃ひねくれていた僕にはすごく刺さる楽曲で思い入れがあるため2位に。

TOP1 Queen オペラ座の夜

映えある1位はQueenの「オペラ座の夜」
映画のタイトルにもなった代表曲「ボヘミアンラプソディ」が収録されているアルバムです。
僕がQueenが好きになったきっかけは父親の影響で車でよく流れていたのですが、はじめはQueenが流れていると「英語ばっかだしよくわからない曲だから変えてよ」とよくいってたのを思い出します。
しかし、時間が経つとだんだんと耳に馴染んでいき、Queenの楽曲は僕の心をだんだんと包み込んでいきました。
そして数年後、YouTubeに載っていたライブエイドの映像をみてびっくり、伝説的ボーカリストであり、エンターテイナーのフレディ・マーキュリーの歌唱力に圧倒され衝撃を受けました。
それからは、僕も楽器をはじめ、よくQueenの曲をコピーしたものです。
だいたいのアルバムを100回以上リピートしてますが、やはり一番好きなのはこのアルバムですね。
初期のクイーンはディープ・パープルのパクリとも言われているくらいかなりロックな音楽をやっていたのですが、「オペラ座の夜」では一変して本当にオペラ、オーケストラ、クラシックなど様々なジャンルの融合でフレディの遊び心や、他のメンバーたちの曲も自由奔放で音楽ってこうあるべきなんだなとこのアルバムを再生するたび毎回感じさせられます。
中でも一番好きな曲は「ラブオブマイライフ」です。
これは当時恋人であり、生涯を共にする親友のメアリーに向けて作られた曲で、フレディのメアリーに対しての愛がどれだけ大きかったのかをすごく感じさせられます。


最後に

いかがでしたでしょうか。
18年間で衝撃を受けたアルバム10選を紹介しました!
今回はほんとうに自己満足の題材でほんとうに申し訳ありません😭😭😭
次回はまた、ファッションについての考察やブランド解説などを投稿していきますのでよければまた読んでいただけると嬉しいです‼️

今回も長文、お読みいただきありがとうございました‼️

insta @lil__cat__

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