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「おしゃれ」ってなんだ?

こんにちは、lilcatです。
毎日ゴロゴロ過ごしていたら体重が5キロ増え、去年の5月の自分と見比べて本当に絶望を覚えた僕ですが、皆さんはどうお過ごしでしょうか。

さてさて、まずはじめになんですが、あなたにとって洋服はどういうコンテンツですか?
ただの生活必需品?それとも自分を表現するための一つのアイテム?

おそらく、この記事を読んでいる人の大半は前者で答える人は少ないと思うのでここからは全員が後者の意見で答えたつもりで話を進めていっちゃいますが、服で自分を表現ときの着目点ってどこにありますか?

この世の中には「おしゃれ」という言葉が存在します。この「おしゃれ」という言葉は僕たちの日常で毎日のように飛び交うほどのものですがとてもふわふわとあいまいで定義付けできないものです。
僕も「おしゃれの定義はなんですか」と聞かれると少し考えてしまいます。

ここで、この「おしゃれ」という言葉の意味を見てみましょう。

おしゃれ(ファッション)とは、ある時点において広く行われているスタイルや風習のことである。特に、人々の間で流行している服装を指すが、装いに関係する装身具、美容、香水などもファッションの範疇である。さらに広義には音楽などの文化やライフスタイルまでをも包括しうる。
(Wikipedia参照)

要するに流行している服装のことを「おしゃれ」というとWikipediaには書かれていました。
実際のところ、有名なファッショニスタは流行に敏感ですし、日本では一般的に流行りを抑えていることがおしゃれという風潮はあるので間違いではありません。

でもそれって洋服が好きな人から言われるようなファッションなのでしょうか?
たしかに流行は大切です。いちはやくブームに目をつけ、そのブランドやスタイルを着ることも重要ですが、それはただの大衆向けのアプローチになってしまうのでは?って僕は思うわけです。


流行というのは誰かが起こしたもの、ムーブメントなわけで誰もそのコンテンツに興味を持たなければ流行にもならないですし、その人数が多ければ多いほどそれは大きなブームになるため、はじめは斬新だと言われていたコーデもデザインも最終的には大衆向けのファッションに成り下がります。それにいちはやく乗ったとしてもそれは結局その人のパクリでしかないんです。


つまり何が言いたいかっていうと、流行というマジョリティに気を取られている人は本当はファッショナブルな人間じゃないんだって僕は言いたいんです。

これは僕の昔の話なのですが、洋服が好きな皆さんも経験あるとおもうのですが…
全く服に興味のない友達になりゆきでパリコレのランウェイの写真を見せる機会があったんですね。
そうすると、「パリコレって派手すぎだし前衛的すぎて全くおしゃれと思わない、理解ができない」っていうわけです。
オートクチュールを見せたのならまだしも僕が見せたのは普通のランウェイのルックだったのですが、おそらく昔のオートクチュールの洋服が目立っていた時代を引きずって「パリコレは派手すぎる」だとか「前衛的」という発想や固定概念が植え付けられているのだと僕は思いました。

パリコレがアバンギャルドといわれるような前衛的で最先端なものもあり、理解できないような洋服もランウェイを歩きますが、もちろん普通の洋服もショーで登場しますし、それを知らない人って日本では結構いると思うんです。
パリコレはデザイナーズブランドはそのシーズンごとにショーを開催し、新作を披露する。まさにファッションの真髄なわけです。
そんな人たちから流行に乗り、支持を受けることが「おしゃれ」かって言われると頭の上にクエッションがでる。


では本当の意味のおしゃれとはなんなのか?
「デザイナーズブランドの洋服を着ること?」ブランドで着飾ってるだけでおしゃれになれるならお金さえあれば誰だってインフルエンサーになれます。
「サイズ感?」「カルチャー?」「コーディネートの全体的なバランス?」「アイテムひとつひとつの親和性が重要なのか?」
どれも基本的で大切なことですが好みは人それぞれなのでおしゃれと思われるかどうかはわかりません。
ファッションはもはや美的感性の領域なのでみんなに「おしゃれ」と言われるようになるのは不可能に近いことでしょう。


洋服を自分を表現するためのアイテムとして捉えている人達からすればこの「おしゃれ」という言葉はただのしがらみでしかないのです。
しかし、これはファッションをするにあたっては切っても切り離せない存在で、常に評価され続けることになります。

洋服は音楽や絵画などと同じように芸術として分類されることもあります。
芸術作品は評価されて初めて芸術作品となると思っていてなぜならば誰からも目に留まるとこがなく、顧客に対して感情を与えられなければそれはそもそもアートという媒体として意味がないからである。
なので、良い悪いどちらにせよ評価されなくてはならないと僕は思っています。

その洋服、音楽、絵画などを制作したアーティストが「センスがない」と評価されたとすれば、それを評価した人からはその音楽や洋服や絵をチョイスした人もまた「センスがない」と評されるのです。
そして洋服はさらに特殊で、どれだけ腕のいいデザイナーの服でも着る人のスタイルや美的センスで台無しになることもあるのです。場合によっては、香水や化粧品、ライフスタイルまでもが「おしゃれ」に絡んでくるケースもある。
正直これほど気を遣うめんどくさいものってないと思います。


(もちろん僕も正直めちゃくちゃ人の服装見ちゃいます。
バランスだったり、色の配色だったり、サイズ感だったりとか)


考えれば考えるほどどんどん思考が錯乱しそうになるような題材は、色んな人の意見を聞いて、第三者視点で捉えていき、納得するしかないと思いました。
なのでよければこの記事を読んでくださった方の意見も聞きたいのでnoteのコメントや僕のインスタのDMなどに「あなたにとってのおしゃれとはなにか?」「おしゃれの定義」を教えて欲しいです。


最後に

今回はいつもと違う形式の記事になりましたがいかがでしたでしょうか。
次回はデザイナー「マリナ・イー」についてまとめたいと思います。
このデザイナーについてまとめてほしいとか題材の募集受け付けておりますのでよければインスタのフォローよろしくお願いします🤲

今回もご愛読ありがとうございました‼️

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