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皆さんは『バラ色のコンパス』という代物をご存知でしょうか？ 持ち主に『幸運』をもたらすと…
2023.04.03. 『私は歌手になる…絶対に歌手になる。』 上杉 亜莉紗 (17) は、寝ぼけた顔を、…
『…何だろう？…これ？…バラ色のコンパス？』
あと、0時間23分まで。
『…買っちゃった…どうしよう…。』 高額な商品であったにも関わらず、購入を決めた亜莉紗の…
意を決した大泥棒は、その『バラ色のコンパス』を、 強欲で、大層狡猾な殿様の下には届ける事はせずに、 自分が根城にしていた土地の『何処か』に隠してしまいました。
『…ふーん…そんな歴史があったんだ… …まぁ、私には、よくわかんないけどさ…。』
『…これが、バラ色のコンパス…。 これ本当に、数百年前に作られたコンパスなの？...』
『バラ色のコンパス』の『ルール』遵守のお願い。
私は、その日の朝から『バラ色のコンパス』を 首から掛けて、街に繰り出す事にした。
『もう決まっているけれど…まずは『水嶋 かすみ』にしよう。 …あぁ、ようやく歌える！』
『…え～！！！5万円の現金が当たったんですけど！！』 以前に、亜莉紗が応募していた、ラジ…
週明けのその日、私は、GALLAGHER が待つ、 ラジオ番組『KING OF ROAD』の収録スタジオに到着した。
