極道廻戦シーズン2 9話「三国会談」
東条会本部
組員「報告、アザミ連盟本部から手紙です。」
若野介「なんだ。」
若野介「三国会談か」
朝霞「行くのか?相手の罠だぞ。」
龍堂「それは、ありえる。だが、ここで一つ手を打つ。」
龍堂「相手から呼べる人数は組から3人だ。こちらも3人で対抗する」
龍堂「そして、相手からの攻撃を阻止する」
梨園「誰が食い止めるのだ?」
龍堂「英気、前島、涼で待機してもらう」
若野介「梨園、龍堂、ジョセフで行く」
三国会談当日
近江連合2代目会長 桜山だ
東条会3代目会長 若野介だ
アザミ連盟総監督 李・チョンスだ。
今回この会談を取り締まるアザミ連盟所属の林縁と申します。
アザミ連盟総監督「まず、我々からの提案だ。東条会と近江連合との戦いを一時休戦してほしい。」
桜山「な?」
若野介「な?」
アザミ連盟総監督「そして、引き換えでもあるが、東条会の仙台と新潟を貰う事はできないか?そのかわり、竹田組の利益額を払う事にしよう。」
桜山「それはできない。」
アザミ連盟総監督「なぜだ。」
桜山「アザミ共よ、我々東条会と近江連合を集めてここで話す罠だろ。」
アザミ連盟総監督「バレたか。」
林縁が桜山に攻撃をしようとした瞬間、横から龍堂が乗り込んできた
龍堂「アザミ連盟の下っ端が近江連合会長に触るんではない。」
一方外
塊黄「やはり、貴様が私と相手をするとはなぁ。ジョセフ」
ジョセフ「塊黄、なぜお前は何回も邪魔をする。」
塊黄「知らんがな」
一方東条会本部前線
前島「やはり来たか、アザミ連盟は」
涼「全く、この作戦はあってたようだな。」
英気「面白い」
西津「おやおや、そちらも待ってましたか?」
龍騎「青龍会?」
前島「相手は二組か。」
龍騎「おい、近江連合の英気とやるのはわしや」
西津「全く私が二人をやらないといけないのぉ。」
一方竹田組本部
若頭筆頭を決める候補4人が集まっていた。
竹田 竜泉
橘花 快晴
竹田 新郎
楽山 亮介
竜泉「次に若頭筆頭になるのは誰なんでしょうね。」
快晴「ただ若頭筆頭になるためには、我々がこの竹田組を支えなければならない。」
新郎「快晴さんは、どういう対策がありますか?」
快晴「我々は、長年、孤立した組だったが、アザミ連盟に所属して被害を受けた。まず、アザミ連盟との協力をなしにすれば良い。」
亮介「私は快晴さんの意見には、賛成です。ですが、我々はアザミ連盟との協力をなしにするとアザミ連盟は我々に攻撃を仕掛けてきますよ。」
快晴「そんな事は大丈夫だ。昨日、組長と話した。」
昨日
快晴「組長、林新のことでどう思いますか?」
龍騎「林新、奴は、竹田組を長年若頭筆頭として支えてくれた恩人だ。なのに、アザミ連盟の戦争に巻き込まれて亡くなった。」
快晴「組長、我々若頭候補者で明日若頭を決めるですけど、竹田組を立て直すつもりではやっていけないでしょうか?」
龍騎「快晴よ、我々竹田組はアザミ連盟との協力をなしにするつもりはするが、奴との全面的に戦うつもりはない」
龍騎「明日、若頭候補で話し合い、決まり次第、アザミ連盟本部の近くにある、林泉組を潰せ。」
一方アザミ連盟本部
副総督「やはり、我々は正式に近江連合を潰す事はできるのでしょうか?」
7人衆「もし、この作戦で、我々に被害が出ているなら、副総督は処刑、いやアザミ連盟からの追放者となるぞ?」
副総督「あまり、被害出ないように手は打ってあります。」
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