極道廻戦12話 「過去と今」

1960年2月若山組
芳弘「なんだ話しとは」
仁紀「お父さんあなたは今後どうするんですか?」
芳弘「仁紀、お前はいつになったらこの組を引き継ぐことをやめないのだ?」
仁紀「お父さん、私はいつでもあなたの後を引き継ぐことを目指そうと思ってますよ。ただ、春希に組長を託すのはやめた方がいい」
芳弘「やはりお前は引かないもんだな。」
仁紀「お父さん、私は貴方が私を認めてくれるまで引かないですよ。」
芳弘「仁紀、お前とは話し合いでしよう」
芳弘「お前が、若山組を引き継ごうとしても無理だ。お前の心がないからな」
仁紀「お父さん、やはり話し合いで解決はできなそうですね。では実力ではなく武力でやりましょうか?」
仁紀と芳弘が話し合いをしていると東条会会長側近西木が出て来た。
芳弘「なぜ、東条会がここに?」
仁紀「お父さん、私は貴方を信じているのになぜ私を認めない。」
西木「私達は仁紀さんが東条会会長と話し合いをし東条会会長が若山組を潰す作戦を実行をしました。」
芳弘「仁紀、お前まさか‼️」
仁紀「お父さん、さようなら‼️」
仁紀「誰か来るぞ、逃げるぞ‼️」


仁紀「全くどいつもこいつも面白くないなぁ。」
東条会組員「会長、北里梨園が来ました。」
仁紀「何か起こっている?」
梨園「やはり青龍会と話し合いをして来てよかったです。」
北里組組員「そうですね」
梨園「仁紀をあの座から降ろさせるぞ」
仁紀「東条会官英をここに呼べ」

極道廻戦12話 「過去と今」完

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