【コンサート】SONIC MANIA

「SONIC MANIA」に行った。拝見したのは、KASABIAN(全部)→SPARKS(前半だけ)→電気グルーヴ(概ね全部)→PRIMAL SCREAM(全部)→CREEPY NUTS(2曲だけ)→THE SPELLBOUND(ほぼ全部?)。徹夜で8時間音楽を浴び続けるという贅沢イベント。徹夜の眠気はなかったものの、8時間ほぼ立ちっぱなしという疲労が腰に来た。

KASABIAN

Club footから始まっていきなり心がぶち上がった。最高。オーディエンスをしゃがませて、3・2・1→JUMPでサビに突っ込むという流れが楽しすぎた。日常から解放された。普段1人で聴いていて良いなと思っていたFireがライブではあんなに皆で楽しめる楽曲になっているとは。そして、自分がKASABIANに出会った楽曲であるEMPIREも演奏してくれるとは。トップバッターで良いんですかという盛り上がりだった。

SPARKS

レジェンドアーティストということでひと目見た。この機会で見ないと一生見ないと思ったので。日本語がうますぎる。「ラッセルです。ロンです。SPARKSです。」の自己紹介はPerfume的。70代半ばとは思えない力強い歌声と、ステージを左右に動き回る奔放で音楽を楽しんでいるというフロントマンの様子が幸せだった。

電気グルーヴ

15年ぶりぐらいの電気。この前のFUJI ROCKで配信を見ていて、配信でもこんなに盛り上がるのだから生はもっと盛り上がると思っていたが、その通り。曲と曲がつながっているので熱気が冷めない。電気を見ている1時間はずっと飛び跳ねていた。手元のiPhoneアプリでは5000歩歩いたことになっていた。石野卓球の「俺たちの音楽かっこいいだろう」のセリフ、ピエール瀧のステージを支配するような動き、いずれもかっこよかった。

PRIMAL SCREAM

今回の目当て。ボビーのアルバムジャケット柄のド派手衣装にまずやられる。フレアパンツが似合いすぎる。オーラがありすぎる。一切笑っていないし動きも大きくないのに、目を離せなかった。Movin on upから始まった後、90年代ロックの退廃的な感じを浴びせられたあとのROCKSはあがる。この段階で5時間ぐらいずっと音楽を浴び続けていたことになるので、腰がかなり疲れてしまった。

Creepy Nuts

疲労してしまったので明るい曲を聴きたくなって、当初の予定を変更してのCreepy Nuts。が、あまりの陽な感じがあわなくなってしまい、夜更かしのうたが演奏された時点で逃げるように退いた。ポカリとごはんでエネルギーを補充。

The SPELLBOUND

知らないアーティストだが、評判だけを頼りに後ろの席でゆっくりしながら拝見。アベンズやandropのようなバンドでボーカルがうまいなと思っていたら、ブンブンの中野さんのバンドであることを知る。そうしたら急にKICK IT OUTのギターが流れ出し…。ライブで聴くの15年ぶりぐらいではないか。疲れてしまってもう帰ろうかと迷いながら見ていたが、最後まで見て良かった。

初めてのSONIC MANIA。なかなか体力を使うということがよくわかった。タイムテーブルによりけりだが、サマソニ1日目と合わせ技にして幕張のホテルを取って途中で(今回ならPRIMAL後あたり)帰るのが良いように思えた。総合的には満足。

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