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元気そう

ちょこっと癌サバイバーの方の記事を読ませてもらいました。
私自身、癌サバイバーなりたてなのですが、
仕事復帰してちょっと思ったことを書きたいと思います。

復帰したとき、何人かの方からこのように声をかけられました。

「元気そうじゃん」

そこにはもちろん、元気そうで安心したっていう気持ちも含まれていると
理解していますが、私はうなずくことしかできませんでした。

当然、手術後、抗がん剤治療中のヘロヘロの状態で仕事復帰などできないので、その頃に比べたら元気なんですけどね。。
でも、副作用(私の場合は手足のしびれなど)はそのまま残っているし、
自分としてはとても「元気です!」と元気よく言える状態ではなかったので、もやっとしてしまいました。

病気に限らず、疲れた時とかもそうだと思いますが、
疲れを表に出さず、普通に見えるように努力しているんですよね。
普通に見せてるだけで、しんどくないわけじゃない。
そういう方が多いんじゃないかな、と思いました。

とはいえ、
大きい病気した人として、腫れ物にさわるようにされたくないという気持ちもあり(だからこそ普通に見えるようにしている)・・・
人の気持ちとは、ほんとうに難しいですね。。

いつも穏やかでいたい。

本当の意味で以前のように戻ることはもうないことは分かっているけど、
ある程度、元通りと思えるまでには、あとどのぐらいかかるのかな。



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