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映画かよ。批評家HASECCHOが斬る。ep47「ミレニアムマンボ/千禧曼波」

「映画かよ。Like in Movies」ep47「ミレニアムマンボ/千禧曼波」配信スタートしました!
早速「映画かよ。」レビュアー、Hasecchoさんのレビューが到着!
いつもは映画ネタのディテール豊かにレビューしてくれるHasecchoさんですが、今回は「映画かよ。」の海外エピソードへの想いが炸裂!映画と、映画かよ。へ熱いメッセージのこもったレビューを書いてくれました!アザース!

Hasecchoレビューはここから

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映画かよ。-Like in Movies-
シーズン3、ep47「ミレニアムマンボ/千禧曼波」

まず初めに言いたいのは今エピソード、本当に素晴らしい。
多彩なキャラクター、多彩な状況、多彩なネタ。
映画かよ。は連続ドラマではなくショートムービー。
今エピソードはまさにムービー。
作品の中で演じている俳優さんやキャラに言及したいのはヤマヤマですが細かいところは他2人の最高のレビュワーである田中さんとトリッチさんにお任せします。
では私は何を書くのか…
今エピソードを観て思ったことを書きます。
それもレビューになるのだろうか。
心配ではあるものの思い切って書こうと思います。

この映画かよ。という作品、広がりがすごいんですよね。
これは映画なんですよ。
私たちに色々な世界を感じさせて渡り歩かせてくれた映画。
世界には差別や社会問題がある。
世界にはタイムトラベルをする犬がいる。
世界には死神とチェスをする人がいる。
世界には首が一回転する取り憑かれた女の子がいる。
そんなバラエティ豊かな世界を私たちに与えてくれる映画。
映画かよ。はまさにソレなんですよ。

最近読んだ本にこう書いてありました。

いつもとは違う環境に身を置くと、自分の価値観の境界が押し広げられ、世界の新しい見方に気づくことがあります。「発想力は移動した距離に比例する」
物理的な移動に伴う人やモノ、コトとの予期せぬ出会いが、価値観や視座をアップデートし、結果的にアイディアやインスピレーションが生まれやすくなる。

映画かよ。の境界が、世界が広がっています。

主に東京にいる映画かよ。
東京にいる登場人物が韓国(ep.37)や台湾(ep.47)に行く。
それは映画かよ。のクリエイターである駒谷監督が世界に広がりつつあるから。
これまでさまざまな映画を経験して、とてつもなく広い世界を形成した駒谷監督(の脳)が世界から呼ばれ境界を広げている。

今エピソードではその力が遺憾なく発揮されている。
駒谷監督のSNSを見ているとこの台湾エピソードのキャストや撮影が事前に準備されたモノではないと知っている。
その瞬発力、構成力、どうにかなるさ力。
それについていく俳優陣やサポートの方々の対応力や持久力に思いを馳せると創造することがいかに難しいか思い知らされる。
映画かよ。をはじめ、この世にある視聴者を楽しませるクリエイター達に改めて感謝をしたい。
今後も視聴者として感情を揺さぶられたり発想力を広げられることを楽しみにしたい。

最後に一つだけ。
樹里ちゃん、スズカのお土産をそうやって着けたらムエタイ選手になるのでは?
ムエタイ樹里ちゃんの今後の登場を楽しみにしてます!


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