見出し画像

映画かよ。批評家HASECCHOが斬る。ep44「パルプフィクション」

映画かよ。Like in Movies
ep44「パルプフィクション」のレビューがHasecchoさんから届きました!!
Hasecchoさんらしい、ミノルや亜美他登場人物たちのきめ細やかな仕草やネタについての感想から、今回(ほぼ)初登場のキャラたちに対しても評価いただいてます!
是非是非、読んでみてねーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

映画かよ。-Like in Movies-
シーズン3、ep44
「パルプフィクション」

いつもいつも俳優さんたちの良い演技が遺憾なく発揮される映画かよ。ですが、今回はサホさんとカフェ店員さんに拍手を送りたい。
その俳優方々の細やかな演技でこれぞコメディ!という内容に仕上がってました。
加えて駒谷監督がストーリーを仕立てる時に始まりから終わりと終わりから始まりの逆算もしっかり計算しているんだろうなというところも垣間見えました。

物語の始まりは実と亜美。
これはもう定番であり安心感。
そういえば、亜美、いっつもコーヒーカップ持ってるな。
コーヒーマニアか?
そしてここでハッとさせられたんですけど、映画館でポップコーンとホットドックとチュロスを奢ってもらったらどこまでも着いて行かないといけないですよね。
わかります。
そこら辺で食べるチュロスとはまた違うんですよね。
映画館チュロスに対等に渡り合えるのはディズニーランドチュロスくらいですもんね。

そしてこの後珍しく亜美のフィジカルアタックシーンがあるんですけど、そこのカットの亜美の無表情さ、たまんないすわ。
たまんない。
結構表情豊かな亜美という人間が無表情でフィジカルアタックを与えてくるなんてね。
たまんないすね。
一体ここは何カット撮ったんでしょうね。
亜美を演じる森さんと実を演じる伊藤さんにここの裏話を聞いてみたいですね。
ライブに期待!

そしてチュロスというとんでもない借りを作ってしまい出会ってしまったサホさん。
サホさんの登場シーンの目つき最高でしたね。
ユマサーマンみたいな前髪、ユマサーマンみたいな白シャツ。
そこまでこだわってパロディするの、映画かよ。の魅力のひとつですよねー。

そして決行されるマイケルコルレオーネ作戦。
この作戦の途中に一つ疑問が。
亜美、ミルクティー頼むの?
え?コーヒーマニアじゃなかった?
って勝手に亜美への想像をぶち壊されました。
そりゃ亜美も紅茶飲むよね。
あの毎回のように持つカップもコーヒーが入ってるかどうかもわからないしね。
勝手な想像は良くないね。

この後、食後のシーン。
個人的に大好きなシーンになりました!
実が
「今の心地いい沈黙ってやつじゃない?」
このシーンとセリフから一気に実とサホさんとの距離が縮まるんですよね。
ここからずっとタメ口になるんですよ。
なんかこういうの良い。好きです。
それに実が「そろそろ行こっか」って言うワンカット前のサホさんの目線と唇の動きもフレンドリーで色気あって最高です。一気に心の距離が縮まったんだなと分かります。
そんなところまで見るなよ、とか言われるかもしれませんが目につくから仕方がない。

そしてここからはカフェの店員さんに謎のプレッシャーを感じるんですよね。
ほぼセリフないのに表情と動きだけで実のヴィランになってしまう。
ヴィランじゃなくて当たり前のお仕事をしてくれているだけなのに(笑)

この店員さんについて多くは語るまい。
ただセリフがほぼないのにこのプレッシャーをかけてくるキャラはここまでのエピソードでいなかったはず。
素晴らしい演技です。

最後に。
これは私の勘違いなんですけど、ラストの実とサホさんの会話シーンで実とサホの結婚話?に対してサホが「いいわよ」って言ったのかと思って勝手にドキドキしました。
良い報告をすることに対してよね。
そうそう、お義父さんへの報告ね。

そんな未来があっても良いんじゃないかな。

そんな未来に期待膨らむ映画かよ。らしい細かいテンポの良い笑いが多いホッコリする良いエピソードでした!
サホさん…ライブ出てくれるかな。
楽しみですー!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?