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角換わり腰掛け銀で後手が手待ちしてきた時のハメ手

初めまして、やだしんと申します!友人が皆noteを書いていたので僕も書きたくなって書き始めました!!簡単に自己紹介します!

ニックネーム、やだしん
居飛車党、棋力はウォーズ10切れ3段、2023.6月から始めました!

正直自分は将棋を人に教えられるほど強くないですが今回は承認欲求と自己満足で書いていこうと思います!!

今回は角換わり腰掛け銀を難解な変化を一本に絞ることをテーマに書いていきます。
まず基本図ですが

この図を基本図とします。
この図自体は角換わりを指してる人なら必ずと言っていいほど遭遇する局面です。
ここでの後手からの候補としては65歩、44歩、41飛車や31玉など様々ではありますが今回僕が伝えたいのはここで後手が52玉とする変化です!!!

上記の65歩、44歩、41飛車や31玉などは52玉に比べて先手がわかりやすいと個人的には思います。(もちろんすごく難解ですが)ですが52玉、これだけは本当に変化が多いのです。

従来、52玉には69玉で先手持ちだと言われていますが正直そこからの玉での手待ちや45桂の成功の是非など変化がとても多いです。なので今日僕が紹介するのは52玉に79玉です!

第二図

s book blackによればこの局面は後手よしらしいです。故に79玉に変えて69玉をするのが有名で本筋なわけです!

ですが我々アマチュアはそこまでシビアな世界ではないので79玉でも十分かてます!!

とりあえず自然な手を並べていきます!

第二図より
42玉、88玉、52玉、67銀、44歩、56歩、42玉、59飛車、31玉、55歩、43銀、45歩、第三図

第三図

僕が今回紹介する変化は79玉から88玉、67銀と銀矢倉に組むかえる変化です!変化の途中で67銀に55銀や43銀に変えて63銀など色々とツッコミどころはあると思いますがとりあえずツッコまずにみて欲しいです!

ちなみに実践で52玉を相手にした時はほぼ100%この局面にできます!(棋力帯が低すぎる説)

45歩のとこでは従来銀矢倉の形では45歩と仕掛けずに69飛車が普通ですがそれでは主導権を握りにくいです。この瞬間に45歩とついています。

少し進めてみましょう。

第三図より、同歩、同桂、44銀、46歩、22玉、35歩、同歩、53桂成、同銀、54歩、同銀左、同飛車!!同銀、44角、結果図


結果

同歩、同桂、44銀(42銀には44歩から同銀53桂成同金、54歩52金としてから相手の飛車のこびんに角打ち込んでいけば指せます)に46歩と一旦ささえておき、22玉をささせます。(←凄い重要)その後は35歩、同歩と味付けをしてから53桂成と桂馬を捨てます。同金は隙が生じて角を打ち込むことができるので、それを嫌って同銀する人が多いです。以下54歩、同銀左に同飛車がいい手で44角で王手金とりです。

ここまで進めてみると先手がかなり勝ちやすくなっています。
一時的にに駒損ですがこのあと先手は金を取れるので最終的にコマ割りは飛車桂と金銀交換です。さらに先手は馬が作れており桂馬も拾える形、飛車も虐めることができます。
対して後手は飛車こそ手持ちにしていますが先手の銀矢倉がしっかりしており有効な攻め筋が限られています。
ケントーでは評価値200ほどですが水匠にかけるともう少し高く評価値(たしか500くらい?)がでます。

このように銀矢倉から五筋に飛車を回しすぐに45歩には一気に有利を取れる可能性があるのです。

この作戦のいいところは知名度です。高段者の間ではもしかすると有名だと言う人がいるかもしれませんが僕の周りでは知ってる人は奨励会員くらいでした。
この作戦は知名度もそうですが、変化の少なさもあります。相手が22玉と上がった瞬間にこの筋まで一本道にすることができるのです。


ではこの変化を知ってる後手相手の変化を見ていきましょう


と言いたいんですが文章を書くのに飽きたので今回はここまで、つつぎは今度出します!!

とりあえず今回はこんな筋もあるんだ程度で見て欲しいです。拝読ありがとうございました!


つかれた…

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