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ARK ブリーディングのあれこれ 後編

🐲目次🐲

まえがき
ブリーディング基礎
変異ブリの前に
次回予告
限界突破とオーバフロー
よくある質問
あとがき
※太字がこの記事での解説部分です

前編はこちら

前回に引き続き変異について解説していきます。
また、この内容はあくまでDoDoサーバーの参加者向けに作成しているので、その他環境で遊んでいる方には一部当てはまらない点があることをご了承ください。

限界突破とオーバーフロー

さて、ここまでは通常の変異の話をしてきましたが、ここからはさらに変異を進めていく方法をお話しします。
その方法が、限界突破とオーバーフロー(以下長いためOFと略します)です。

限界突破

限界突破とは

変異数20以上の♂(これ以上変異しない個体)
×
変異数19以下♀(変異が発生する個体)

図のようにこれ以上変異が発生しない個体と、まだ変異が発生する個体を掛け合わせて変異を狙う方法

解説
20変異終了後からすぐに実施できるお手軽な反面、デメリットがきつすぎてこれを続けている人はごく僅かだと思います。
しかし、他に伸ばしたいステータスがない場合、後述のOFをしている最中に繋ぎとして行うのもありだと思います。
メリット
・セオリー通り変異ブリを行っていれば20変異終了後からすぐに実施できる。
デメリット
・交配時、片方の親でしか変異の判定が発生しないため、変異発生の確率が大幅に落ちる

OF(オーバーフロー)

オーバーフロー変異ブリって何?

オーバーフロー 【overflow】桁あふれ
ITの分野では、数値の計算結果がその格納領域に収まる範囲を超えることや、与えられたデータが多すぎて指定の領域に収まりきらないことを指す。

引用:IT用語辞典 e-Word
https://e-words.jp/

ARKの場合は変異数の上限が約21億なので、それを超えると正しく数値を表示出来ずマイナスに反転(オーバーフロー)する。
こうしてオーバーフローさせた個体を利用悪用するのがOF変異ブリである。

解説
変異数をマイナスにすることにより変異数が19以下という扱い
になり、変異の上限を事実上失くす方法。
「変異を好きなだけ重ねたい」「ステータスをカンストさせたい」など目的の数値まで20変異では足りない場合これを行います。

メリット
・一度マイナス個体を作成してしまえば通常時と同じ確率で変異ブリを行うことができる
デメリット
・変異数をマイナスにするため、かなり大変な作業が必要になる

OF個体の作り方

※上の画像では等倍変異数を増やしているが変異数が増えれば良いので同じ変異数同士で交配させなくてもちゃんとOFする

OF個体が出来上がったらいよいよOF変異ブリ開始です!

OF変異ブリの方法

変異させたいステータスを持ち
変異数をマイナス(OF)にした個体
×
変異数19以下♀

OFの注意点
OFには仕様上いくつか注意点があります。
・マイナスの値も約21億が上限なので、それ超えると同じくOFを起こしてまたプラスの値に戻ってしまうため、マイナス同士の交配は避けた方が良い。
・変異数を重ねている途中の個体は可能な限り残しておく。(後述する-1を作成する過程で使用します)
・あくまで変異数19以下という扱いなので通常時より変異の発生確率が上がることは無い。

応用

-1を作る利点
OFについて調べると変異数を-1にされた個体を見かけることがあると思いますが、これにはいくつかの利点があります。以下に方法、メリット、注意点を記します。
(私も把握しきれていない点があるかもなのでその点はご了承ください)

-1個体を母体に使うと変異発生時に、
1変異までなら変異数は0の子供が生まれる

メリット

・母体の更新ができる
 交配クールタイム>成長速度の場合より母体を並べ直す手間を無視すればより効率的に変異を進めることができる。
 また、これ以上変異の必要がないステータスを統合しておくと、統合時の手間が省ける。
・母体の色を入れ替えることができる
 変異で獲得した色を使用した恐竜を使いたい場合、目的のステータス統合後に色合わせを行う必要があるが、母体の色を統一しておくことで、目的の色を持った恐竜を育てやすくなる。
・性転換を行う際現在変異進行中の♂と交配させることができる
 目的のステータスが変異した際に♀が生まれてきてしまった場合、♂に変換する作業(通称性転換)が発生するが、この時に別ステータスの変異進行中の♂と掛け合わせることで、運が良ければ2ステータスを引き継いだ個体が生まれ、そうでなくとも目的のステータスを引き継いだ♂が生まれる確率は同じため、若干だが効率が上がる。

デメリット
・OF同様に作業が大変

方法
様々な方法がありますが、私はOFしてマイナスになった数字からこれまでの過程で残してきた数字を引いていき-1を作っています。
もっと効率的な方法もあと思うので、気になった方はご自分で調べてみてください。

ひたすら足し算していくだけのアナログな方法

注意点
・あくまで一部作業が効率的になるだけでOF変異に必須ではない
・複数ステータスの変異が必要な恐竜でない場合メリットが薄い

ともあれ何かと便利なので、気になった方は一度試してみてもいいとは思います。^o^

よくある質問

ここからはARKのブリーディングについてよく見かける質問をまとめたので、質問をする際先にこちらを確認してから質問をしてもらえると助かります。(必要に応じて随時更新していきます)

Q. 変異ってさせなきゃARKをクリアできないの?
A. 一切変異させた恐竜を用いなくても全αボスまでクリア可能なはずです。
変異はあくまで一部コンテンツを楽にクリアしたい、好きな恐竜を活躍させてあげたいなど、エンドコンテンツのようなものだと思ってもらって構いません。

Q. ASBって何?
A. Ark Smart Breeding の略です。詳細な情報は以下を参照ください。

Q. なぜ変異数0の個体を残さなくてはいけないの?
A. 性転換、‐1個体の作成時の変異数の調整など様々な面で役に立つため残しておきましょう。
???「絶対に無変異個体を捨ててはならない

Q. 並べる予定の母体や、変異個体は刷り込み(お世話)をしたほうがいいの?
A. 基本的に刷り込む必要は無いです。
使用を目的としている場合は刷り込んでもいいですが、そうでない場合は無理して刷り込む必要は無いです。

Q. 子供のステータスが変わってないのにレベルが上がって色も変わってたんだけど?
A. 移動速度などいわゆる無駄ステータスが変異してます。上のASBなどで確認してみてください。

Q. いらないステータスを低いptにする必要ってあるの?
A. 必要ありません。
公式サーバーでは恐竜のレベルの最大値が設定されているため、不要なステータスを低いptにしてレベルを調整する必要がありますが、DoDoサーバーでは上限が設定されていないため全ステータスカンストさせたとしても問題ありません。

Q. 変異中に目的のステと別のステータスが同時に変異したんだけどどうすればいい?
A. 最終的にな目標によって a. or b. の対応を取ります。
    a.その個体を用いて変異を進める
  ・目的の数値まで20回の変異を必要な場合
  ・OFをして変異を続ける場合
 b.その個体を捨てて変異続行
  ・20回変異を行ってそれ以降変異を行わない場合

Q. みんなステータスは偶数がいいって言ってるけどなんで?
A. ステータスには限界値があり、254pt or 255ptがカンストの値です。
一見255ptの方が最終的に数値が高くなるように見えますが、255ptにしたステータスはレベルアップによるポイントの割り振りが行えなくなるので、偶数で変異を始めたほうがいいとされています。
しかし、これはあくまでカンストさせる前提の話なので普通に変異を行う分には気にしなくて構いません。

Q. 変異原って使ったほうがいいの?
A. まず使い方は以下を参照ください。

最終的な目標によって変わりますが、20変異までで終わらせる場合は使ったほうが若干強い個体ができます。
OFをして変異を行う場合、誤差程度の違いしかないので、基本は使わなくていいです。前述の奇数を偶数に変換するためにまれに使われることもあります。

あとがき

あくまで基本的なことしか触れてきませんでしたがいかがでしたでしょうか?
これが今後のARKライフを楽しむ上で少しでも参考になれば幸いです。
間違いや、分かり辛い点があればお気軽にコメントかDMをください。
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

8/12追記 タイトル、目次の項修正

8/19追記 OFについて加筆修正

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