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入門講義は最新の物は買うな!

最近入門段階の方からの相談を受けて思ったことがあるので書いてみました。

今年の受験生ではなく、来年以降受験を検討している方は予備校で入門講座や基礎講義といわれるような大型の講義を買い、視聴していると思います。

その際に、大体の人は、当然ですが、予備校に言われるまま2023年度目標のコースを受講すると思います。そうすると講義の配信が各科目なぜか数か月単位で遅れてしまいます。

例えば、4月から民法で6月ごろから商法~最後の行政法の配信が始まる時期となると翌年の2月ごろ~とか。

この理由は最新の収録した講義を配信しているからです。

ですが、、、

そもそも入門講義レベルの知識で最新の講義を聞く必要はありません!!むしろ2022年目標で既に全講義配信が完了しているものを買ってサクッと全部見てしまうべきです。

理由は以下の通りです。

①基礎講座でやるような最新の知識はそもそも応用的過ぎて出題可能性が低い、あるいは基本的な理解には影響が少ない。

 まず、最新の講義でなくても基礎知識の部分はたいして変更がありません。もちろん数年も前のものでは法令自体が改正前だったり重要な判例が掲載されていない可能性がありえるのであまりにもふるいものは以下がないものかと思います。しかし、1年程度前のものであれば対して法令の改正等もありません。そもそも基本7法の大改正は当面はありません(試験に影響があるか微妙な線ですが、今後民事訴訟法のIT化に伴う改正はあります。そのほかこまごました改正もありますが少なくとも論文論点がおおきくかわるものではない)。民法の大きな改正も落ち着きましたし。仮に法改正が試験に影響があるなら、何かしらの情報が落ちているはずです。

 最新判例に至っては毎年重要判例解説講義もあります。そもそも試験に出るような重要判例が毎年出る科目はそんなにありません(せいぜい憲法くらいか?)むしろ古典的な判例の理解が最優先です。

 以上から、そもそも最新法令や判例が反映されている必要はないといえます。

②すでに配信している方が自身の勉強計画を立てやすい。

 一番のメリットはこれです。そもそも配信スケジュールを予備校に握れれていればその通りにやるほかありません。それ以外に手を出すのは初学者の時点ではなかなかハードでしょう。その一方でとりあえず講義データが一式あれば自分で視聴計画を立ててみ進めることができます。

 単純な話ですが、300時間の講義であれば1.5倍速で1日2時間聞けば100日で聞き終わります。当然一日2時間以上聞けるでしょうし、逆に聞き直したりして確認するということもあるでしょう。それでもせいぜい120日~150日で終わるはずです。そうすると1年単位で受講する必要があるスケジュールよりも有効活用できます。

 論文講義系などもあるから当然にこうなるわけではないですが、7法全体を一気貫通した方がよいです。

③単純に安い

 アウトレットセール対象期間などに買えば結構割引があります。結構高いですから入門講義を含むコースは。ですから割引が大きければその資金をほかの書籍や講義に割り当てるでも自分のメンタルケアに使用するでも何でもよいです。

 以上です。あくまで一意見ですが、入門講義系を検討している人はぜひ検討してみてください!

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久々に更新でした

最近忙しくてどうも…

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