SHOGUN 将軍 第4話 八重垣

今回もSHOGUN将軍第4話の感想を書いていく

伊豆の村
初めに按針達が到着した場所へ飛脚が走る
樫木央海へ大阪から文が届く
藪重と虎永がここへ来るという内容だ

宇佐見藤は按針に嫁げという命令がでる
子供と夫を亡くして、あげく異人に嫁げとはあまりにも酷いと
嫌がる藤
戸田鞠子に説得されて半年間だけと了承する
藪重は虎永が五大老から降りたことを知り慌てる
これでは死んだも同然じゃないかと
藪重はどっちつかずの状態だが、表向きは虎永側なので、どんどん不利になる自軍に焦りを覚えているのだろう

伊豆で再会する按針と樫木央海
最初の出会いが最悪だったので二人の仲は悪い
言葉が分からないのでポルトガル語で悪口を言う按針

藪重の軍に虎永が演説を行う
太閤殿下を裏切る逆賊たちから日本を救わなければならないと
盛り上がる藪重軍
しかし虎永は船に戻ってしまう
急ぎの用があると
虎永が何をしようとしてるのか分かりにくい
天下を欲しているのか、自分の領地を守りたいだけなのか

自分の船を見つけて按針は、人々に仲間のことを尋ねるが皆逃げてしまう
小舟で自分の船に行こうとする按針
それを止める戸田鞠子
仲間は江戸に送られたという
船も虎永のものだという
約束と違うじゃないかと怒る按針
これは確かに虎永との約束と違う
でも立場の弱い按針には何もできない

按針に家が用意される
使用人も付けられる
結構広い感じの家だ
この待遇に違和感を覚える按針
ついこの間まで奴隷レベルの扱いだったのにいきなり待遇が良くなったから
前回で按針は旗本になっているのだが、外国人の按針には旗本が何なのか分からない

妻の藤を紹介されるが按針は拒否
按針はそんなことより早く仲間と船を返してくれとうったえる
しかし半年はここにいなければならない事にショックを受ける

一方藪重
樫木央海相手に虎永の愚痴を言っている
このままでは自分は破滅すると
央海が提案する
按針の鍛えた鉄砲隊と大砲隊を石堂に献上すれば、生き残れる目があるの
ではないかと
こいつら、いつも裏切りの算段してるな
その癖に行動にはでないという

按針は自分についてくる藤が目障りだと思っている
というか、何で付いてくるのか分からない
按針が寝ないと妻の藤は寝ることができないと説明される
馬鹿馬鹿しい文化だと文句を言う按針

戸田鞠子から藤の夫は石堂を侮辱して件で子供ともども死罪に
なってしまったことを聞く
文化や習慣の違いにとまどう按針

突然戸田鞠子から銃を渡される
元々按針の持っていたものだろうか？
どこで手に入れたのか

翌日、央海が按針の銃を渡せと言ってくる
なんで央海は按針が銃持ってること知ってるのか

按針は断固拒否をする
銃を央海に突きつける
一触即発状態
央海が嫌いなこともあり意固地になっているのかも

藤が自分に銃を預けてくれと提案
按針が銃を渡すと、央海が藤から銃を取り上げようとする
すると藤は央海に銃を突きつける
央海すごすごと逃げ帰る
得意げな按針
なんか違和感あるな
藤がよくある洋画の強い女性みたいな動きしてる

そして訓練所へ
銃の扱いは知っている
だから銃を使った戦術が知りたいと藪重
按針はマルタの包囲戦の話を始める
いきなり歴史の話を始める按針に呆れる戸田鞠子

それよりはイギリス海軍式の戦術を伝えるという按針

大砲隊を指揮して大砲を的に当てる按針
それを見て驚く藪重
それからは日々を日本語の練習と大砲での訓練に明け暮れる按針

按針は戸田鞠子に自分の仲間達と一緒に艦隊を作れば大阪を落せると提案するが、鞠子はポルトガル人に対する罪がひっかかっているようだ
按針はイギリスと虎永は共通の敵がいるので協力するべきだと考えている

その時、小さな地震が起こる
日本人の死生観のようなものを鞠子から聞く
この地震の描写は何だろうか？
あとのフラグかなにかか？
それとも何もないのか
何か意味深だな

央海は菊に「貴方が私達の殿であればよかったのに」と言われる
菊は央海をたぶらかそうとしている？
もしかしたら菊は石堂側のスパイとかかも

大砲の訓練中に押しかけてくる石堂軍
率いているのは根原丞善
丞善と藪重の話し合い
丞善は藪重に即刻大阪に戻り謀反の意思はない事を証明しろと
しかしここで大阪へ戻るわけにはいかない藪重
というか戻った殺される
大砲の能力を見てくれと言う藪重
この大砲隊は石堂の為に鍛えてるというアピールをする
丞善はそのために伊豆へ一泊することに
これは嫌な予感がする

当然、虎永の息子、吉井長門は反発する
何故敵に大砲の能力を見せなければならないのかと
しかし藪重に押しきられてしまう

按針は藤に銃を送る
今までのお詫びだと
それを受けて藤は父の形見の刀を按針に与える
ギクシャクしていた関係が修復され和やかな雰囲気に変わる
按針は納豆に興味をしめす
納豆を食べる按針
チーズのようだと案外気に入った様子

その後、風呂に入る按針
景色が良く見える露天風呂だ
何故かそこに入ってくる戸田鞠子
男が入浴中に入ってくるか？

鞠子と按針が語らう
自分の父親が明智であり全てを失ったこと
按針の故郷のロンドンのこと
芝居、女王への謁見のこと
何かこの二人…
これが洋画ならよくある展開として濡れ場シーンに突入するのだが

その後布団に入る按針
そこにやってくる戸田鞠子
ああ、やっぱりこの展開か

二人は言葉を交わすこともなく結ばれた
おいおい細川ガラシャと三浦按針が結ばれるとか、どういう展開だよ
何となくそんな流れの予感はしていたが
この展開は望んでなかった
二人は同士のような関係でいて欲しかった
というか広勝まだ死んだと限らないだろ
半分不倫だよこれじゃあ

翌日、丞善の前で大砲の能力を披露する
その時、吉井長門が暴走する
丞善に対して攻撃をしかけ丞善を討ってしまう
慌てる藪重
慌てているフリか？

戦が始まる
鞠子が呟いた

これで第4話終了

かなり展開が強引で理論的な展開ではないと感じた
特に虎永は意味不明
もはや何がしたいのか
ただ状況に流されているようにも見える
それとも、このタイミングで戦が始まることを予想していたのか？
何にしても長門はやらかしてしまった

ではまた5話の感想で