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SHOGUN 将軍 第2話 二人の主君に仕えて 感想

今日もSHOGUN将軍 第2話 二人の主君に仕えて
を見て感想を書いていく


大阪城一年前
太閤はどうやら病気で臥せっているようだ
どうやら死期を悟っているらしい

人の一生は夢の中で見る夢のようなもの
と太閤は呟く

これは有名な太閤豊臣秀吉の辞世の句

露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢

を言っているのだろう

虎永と落葉の方、やけに目配せが多い
この二人何かあるのか?
お互いが通じあっている雰囲気

虎永だけが太閤の枕元に呼ばれる
昔語りをする虎永と太閤

自分が死んだ後、息子の八重千代が心配だとうちあける太閤
八重千代を亡き者にし、天下を狙うものが現れることを気にしている

八重千代が成人するまで時間を稼ぎたいと五大老の合議制作ったと虎永に語る

天下を取るものは孤独なのだと語る太閤、そして太閤の間から去る虎永

ここでOP
一話目にはなかったOPだが、すごく凝った映像
枯山水の庭を船が進んでいく
砂の上に立つ城
そこから矢が放たれ
岩が砕けて甲冑がアップになる
これは何を表しているのだろうか?


ロドリゲスはポルトガル宣教師に航海日誌を渡す
マルティン・アルヴィト司祭登場
航海日誌を日本に渡せばジョンは海賊行為により縛り首だという

マルティン大阪城へ
ジョンと虎永との間で通訳をすることになる

戸田鞠子も同席する
マルティンと戸田鞠子は師弟の関係で、ポルトガル語の勉強の為に同席するという
これは虎永がマルティンが嘘の通訳をしていないかの監視を兼ねているのだろう

マルティンは信用できないと言うジョン
ジョンのイギリスはプロテスタントでマルティンのポルトガルとは戦争をしている敵対国だとあかされる

ジョンいつの間にか按針と名前を付けられている

按針のイギリスとオランダはプロテスタント
一方、ポルトガルもスペインはカトリック
領土と宗教、そして互いの貿易
お互いがあらゆる場面にて争いをしており、按針がポルトガル人に反抗するのはこの為だったのだ


虎永から按針が海賊行為をしていたのでは?と問われる
按針はあくまで自分達を守る為に必要な武装と物資だったと言い張る
本当だろうか?

ここで石堂和成登場
いきなり何をしにきたのか?
嫌味を言いに来たのか?
虎永のやり方にケチをつけ始める石堂

カトリックとプロテスタントの揉め事になるのではないかと懸念している感じか?
虎永の命令により留置場に送られることになった按針


戸田鞠子と息子と息子が夕食時に仲良く語らう
話題は按針のことに
異国人とはどんなものか
髪の色はこの沢庵のような色なのか?

和やかな空気を破って戸田広勝登場
戸田鞠子の旦那である戸田広勝
戸田鞠子のモデルが細川ガラシャなので、戸田広勝のモデルは細川忠興か

一気に場の空気が悪くなる
空気が重く緊張感が走る
鞠子が按針の通訳として虎永に呼ばれたのを気にしている様子
もしかして虎永と鞠子の間を疑ってる?
戸田広勝から典型的な束縛夫の匂いがする
重い空気の中、広勝の父親である戸田広松が鞠子を呼びに来る


鞠子が呼ばれた先には虎永の正室、桐の方がいた
虎永、鞠子、桐の方、広松との会話

虎永は五大老の結束を崩そうとしている
五大老の合議制で虎永が処刑されてしまう可能性が高いからだ
キリシタン大名の大野、杉山はカトリックなので按針がいることをよしとしない

按針を材料に使えば、石堂と他の五大老の間を切り裂けるかもしれない

石堂、大野、杉山、木山
虎永以外の五大老が集結
航海日誌によりマニラで按針がカトリック教徒を殺したとして
木山、大野達が按針の処刑を提案
石堂は虎永の処刑を先にしたいと揉める


藪重のもとへ石堂が訪ねてくる
按針のことを聞きに
虎永無き後、木山達と対立すると予想する石堂
石堂は按針を利用するつもりのようだ
石堂が按針を手に入れて、てなづけてイギリスを味方にすれば
カトリックがバックにいる木山、大野と戦えると考える
しかし按針の処刑は五大老会議で決定してしまう
藪重が一計をあんじる

藪重は虎永の部下のはずなのに石堂とも通じているのか
どちらが勝つか分からない以上、コウモリのように両方の勢力に取り入っておくのは、良い処世術といえるだろう


按針処刑される日に山へ連れていかれる
しかし、野党?忍者?が襲いかかってくる
野党を雇ったのは藪重だ
藪重は按針を救出する

藪重は虎永に按針を引き渡す
ん?藪重はどうして按針を虎永へ渡したんだ?
戸田鞠子、ポルトガル語で通訳する
虎永、按針に突如世界地図を書かせる

按針はマカオにポルトガルの砦があり、そこに日本人の傭兵がいたと言う
そこから武器を秘密裏に輸出され、太閤への謀反の戦に使われたと
さらにポルトガルとスペインがアジアを分け合い、日本はポルトガル領に分けられていると按針は説明する

ショックを受ける虎永

でも按針のイギリスも似たようなものだろう
按針から見れば日本からカトリックを追い出して日本との貿易を独占したいのだろうからポルトガルを絶対悪で日本を助けるイギリスとアピールしたいのだろうけど
イギリス側も怪しいものだ

虎永、マルティン要望の黒船の出向を拒否
マカオの武器輸出や秘密の砦の存在をほのめかしてマルティンに圧力をかける

ポルトガル側に五大老の一人、木山がついており早急に按針を始末しなければいけないと
暗殺者を按針へ差し向ける

女暗殺者が虎永邸で大暴れ
部屋に忍び込んで按針を始末するつもりだったが、そこにいたのは虎永だった
たまたま部屋を按針と取り換えたことにより、虎永を間違えて襲う暗殺者

虎永を守るため部屋に駆け込んでくる按針
暗殺者は虎永に切られる


自分が狙われたことを知り、顔面蒼白になる按針


ここで第2話終了

虎永や五大老、五大老と石堂、イギリスとポルトガル
今回はお互いの立場や関係が見えてきた回だった
しかしカトリックが日本の政治に影響ありすぎでは?
五大老の半分くらいがカトリックだし
五大老の大野はモロに大谷吉継がモデル
石堂のモデルの石田三成とは親友の二人が作中では仲の悪い風だったのは面白かった

次回も楽しみだ




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