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エッセイ④

CDが聴きたいけど、聴けない。
視聴する土台がないのだ。困ったけど困ってない。状況を放置している。

小学校のときから集めているCD。知らない人もいると思うけど、あの短冊型のやつだ。シングルだと2曲しか入っていなかったはずで、おまけのカップリング曲がメインの曲より良かったりすると何故か複雑な気持ちになったりした。(1000円くらいで買えた)
何枚か手放したりしたが、まだ実家の押入れに当時のままゆるく保管されている。
細かいことはよくわからないが、その後、短冊型からディスクが大きくなったアルバム型へとジャケが見易いタイプに変更される。

CDの歴史を語るほどの知識もないので前置きはこの辺にするが、要するに処分も出来ずに視聴する機械もないのだ。どうすればいいのか。
ついこないだまではカーステレオで聴けていたが、車を買い替えてしまい、うっかりCDコンポを搭載するのを忘れてしまった。ブルートゥースやサブスクの恩恵を受けているのだが、なんだかしっくりこない。車の中はよくシーンと静まり返っている。

土台を買わねばならない。
でも今更買うのかと葛藤してしまう。
困った。。

CDが好きだ。付かず離れずの適切な距離を保ついいやつである。あんまりかさばらないし、今更売っても価値にはならないと思うと、手放す気などあまりない。書いていてやっぱり気持ちに整理が付かないし、これは駄文であると気付いた。




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