何も言えない 2024.9.15

・休みだ休みだ嬉しいな


・朝9時前からジムへ。えらい。
通っているのはこちらの24時間ジム、FIT365です。

レディースエリアに行ったら貸切状態だったので、ゆーーーっくりストレッチして、ガチガチの体をほぐす。
あとは下半身トレーニングを少しと、トレッドミル20分くらい。
その間、レディースエリアにきたのは私以外2人だけ。
みんな黙々とやって帰っていくので、非常に居心地がいい。

トレーニングのBGMは、日曜日のお楽しみ『オモコロウォッチ』

カラスの羽を刺した帽子をかぶっていた窃盗犯『カラスの高尾』逮捕について聞いて、カラスの帽子を装備すると俊敏性が上がる、という例えがスっと出てくるのすごい。
実際の帽子の写真を見たらマジでシーフの装備だったのも含め面白い。


・何も言えない。『母という呪縛 娘という牢獄』

図書館で借りて読みました。
予約がいっぱい入っていて、半年待ちくらいだった。
壮絶な教育虐待を受け続けた末、母を殺害した娘の記録。

ノンフィクションを普段あまり読まないので、これが現実に…と思うと重くて、興味本位で読んでいる自分がなんだか嫌な人間に思えて、飛ばしながらざっくりとしか読めなかった。

教育虐待をしたお母さんはもちろん悪いし、あかりが殺意を抱くのもそりゃそうだと思う。
けど、いち読者の私がお母さんを責めるのは違うよなあと思う。
本を読んでも、本当のことなんてなにもわからない。
えらそうに感想なんか言えないな…というのが感想。

ただ、読む前は

「いずれ、私か母のどちらかが死ななければ終わらなかったと現在でも確信している」

という言葉に割と納得していたのだけど、本の後半を読んでいて、あかりを気遣ってくれるお父さんや、司法の人、他の受刑者との関わりを見て、

それ以外の道もあったんじゃないか

と思った。
お母さんとふたりだけの世界に生きていたあかり。
そこにひとりだけでも、グイッと入ってきてくれる人がいたら。こんな事件は起こらなかったんじゃないかな…と。それもまあ、わからないのだけど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?