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スイープトウショウは何故、重賞勝ち産駒を輩出することが出来なかったのか(2022年4月時点)??? 「机上の九龍~キジョーのクーロン~」 第9回

皆さん、こん○○わ!
芝 燿二郎(シバ ヨウジロウ)です。
初めて当noteをご覧いただく方もいらっしゃるかも知れませんので、こちらのURLを貼っておきます。

ドルメロの魔術師ch.

記事内でバンバン飛び交うw 様々な専門用語の意味が、解り易く解説されております。
※なお、当方ドルメロさんとは(現時点では)何の関わりもありません。どころか、ドルメロさんとは異なる解釈をしている部分も多々ありますので悪しからず。


では、標題の件についての個人的な考察を。
スイープトウショウの産駒一覧を以下に列記。

母 スイープトウショウ 2001

ジュエルトウショウ ( 牝 2009 鹿毛 アグネスタキオン )地方3勝

不受胎 ( 2010 ダイワメジャー )

ビジュートウショウ ( 牝 2011 栗毛 ディープスカイ )地方1勝

レガッタ ( 牡 2012 鹿毛 ディープインパクト )1勝

トウショウビクター ( 牡 2013 黒鹿毛 ステイゴールド )1勝

スイーズドリームス ( 牡 2014 鹿毛 ディープインパクト )4勝、中央現役

スイープトウショウの2015 ( 牡 2015 栗毛 オルフェーヴル )

スイープセレリタス ( 牝 2016 黒鹿毛 ハーツクライ )4勝

空胎
クリーンスイープ ( 牝 2018 鹿毛 ドゥラメンテ )3勝、中央現役

ピエドラデルーナ ( 牝 2019 鹿毛 キタサンブラック )中央現役

スイープアワーズ ( 牡 2020 鹿毛 ディープインパクト



先ず何よりも、

2010 父ダイワメジャー 不受胎

コレが痛すぎる。。。
自身の繁殖生活に於いて、恐らく1〜2回しか訪れないであろう、大事な大事な「MAX活性」の1回目がよりにもよって不発。。。

その不受胎のリカバリーかどうかは分からないものの、その後ミニマム活性(活性値=1)〜活性値=6迄の6年連続で種付け。

馬産=大事なビジネス、という事は充分理解できますが、、、せめて劣性期の何処かで空胎期間を作った方が良かったのでは???と思ったり。

いや、それを言うなら、そもそも論として。

2007年秋のエリザベス女王杯を最後に引退→2008年春に早速種付け。

これだけ超一流の競争成績を残した牝馬にとって、たった3ヶ月程度の空白期間でいきなり母親になれ!というのが、少々酷過ぎやしませんか???

例えばですが、引退→2008春は種付けせずに空胎→じっくり母親になる為の準備期間を取らせてからの、満を持してのMAX活性での種付け!
テシオ理論的に言わせて貰えるならば、これだけでも産駒の競争馬としての可能性を大幅に引き上げることが可能だったのではないか???

2008 空胎
2009 種付け=母スイープMAX活性
2010 空胎 =母スイープミニマム活性なので
2011 種付け
2012 種付け
2013 種付け
.
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.

これくらいの緩やかな生産計画でも良かったのでは?と個人的には思います。「生産現場を知らない素人が何言ってやがる!!!」という反論は多々あるかと思います、が、何よりも「スイープトウショウはG1を4つも制し、激戦で神経エネルギーをすり減らしての引退直後で、関係者に充分な賞金をもたらしてくれた馬」という点を踏まえれば、あながち見当外れの選択だとは個人的には思いません。

さて、話が逸れてしまいましたが、
スイープトウショウにとって(否、生産者サイドにとってのw)勝負となる大事な2回目のMAX活性期種付け!!(2017年種付け=2018年産駒)

選ばれた配合相手は、ドゥラメンテ。

血統表


、、、インクロスが発生する血統構成。
Mr. Prospector 4×4。。。
しかも、5代内では見えませんが、
Northern Dancer 6・6・6 × 5・5 .....

無いわぁ〜。。。
8年に1回しか訪れない、貴重なタイミングなのに!もう少し、良い配合プランがあったハズ。。。


ならば何が理想的だったのか!?については、、、

次回にw

〜続く〜

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