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危機一髪

こんにちは、先日家のトイレが詰まりました。
しかも1階のトイレと2階のトイレがほぼ同時期に。

同時に2つのトイレが詰まる偶然なんてあるのだろうか。
気持ち悪いのは完全に詰まっている訳ではなく、水の流れが不安定なことです。

使用できないことはありません。
便器内の水位が高くなったり、低くなったり、
なんかおかしい。

低い時はまだいいですが、水位が高くなってくると怖いです。
ジョーズのテーマ曲が聞こえてくるようです。

わが家にはあのシュポシュポやるやつがありません。
もうその日は夜遅かったので、明日ホームセンターが開店したら購入しに行こうかと考えて翌朝まで様子をみることにしました。

朝様子をみてみましたがやはりおかしい。
これは単なる詰まりではなさそうと考え、友人の建築屋に電話しました。
うちは、家の修復も水道もガスもとりあえず彼に連絡します。彼は建築屋(大工)なので水道やガスは自分ではなく専門の業者に外注します。

家が近所なので、大抵水道屋さんやガス屋さんが来る前に彼自身が顔を出して様子を見に来てくれます。
これだけでも心強いです。

朝8時に電話したら、これから旅行に出かけるところで今羽田にいて、この先2週間位連絡が取れないとのことでした。
もうあと少しで飛行機に乗ってしまうところでした。
彼が羽田から水道屋さんに連絡してくれて、その日の夕方5時に水道屋さんが来てくれることになりました。

水道屋さんが5時前に来てくれて、症状を見たあと、もしかしたら外の配管かもしれないと外へ出てマスの蓋を開けたところ、満杯状態で樹脂の蓋が半分浮いてました。
これが樹脂ではなく重い鉄板の蓋だと汚水が便器側へ逆流する可能性があったとのことでした。

浄化槽に近いもう一つのマスの蓋を開けたところそちらは通常に近い状態でした。
水道屋さんはマスとマスの間で何かが詰まっているのに間違いないとのことで、作業に入ってくれました。

結局、中で植物の根っこのようなものがどんどん成長して詰まってしまったようで、特殊な機械でそれを切り刻んで流れが良くなりました。
詰まってない配管もついでに掃除してくれました。

作業が終わったあと、お礼と労いの言葉をかけると、友人の建築屋さんにはとても世話になっているので、安くしてくれるとのことでした。
地元に店舗がないところに頼むと悪質な業者もいるので気をつけてくださいとのアドバイスももらいました。

建築屋の友人が旅行から帰ってくるまでに何かあるといけないので電話番号をメモしていたら、今後も直接ではなく、建築屋さん経由で連絡をくださいとのことでした。
その方が無理も効くし安くさせてもらうとのことでした。

帰りに冷蔵庫で冷やしておいたドリンク剤と缶コーヒーをレジ袋に入れてお渡ししました。
うちは何か修理や電化製品の設置などをしてもらった業者さんには帰りに必ずお渡しします。

本当に色々な意味で危機一髪の状況でしたが、まだまだ運がついてました。

見出し画像は渡辺健一郎様の作品をお借りしました。


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