二十四節氣ごとの健康管理法です。
~冬本番の冷えを乗り切る東洋医学の知恵~ こんにちは。 お正月もおわり、冬もいよいよ本番を迎える「小寒」の時期。 1月上旬から節分までの約30日間は、一年で最も寒い時期と言われています。 東洋医学では、寒さが体調に及ぼす影響を重視し、日常生活や食事で身体を整えることが大切とされています。 今回は、小寒の時期の過ごし方をテーマに、生活の工夫、ホームケア、そしてこの時期にぴったりの薬膳についてご紹介します。 ①小寒の時期の過ごし方(生活方法) 寒さが厳しくなる小寒の時
東洋医学では、立冬〜大寒の間は「冬」に分類され、陰の気が極まる時期です。 この時期は「閉蔵(へいぞう)」の季節とされ、自然界だけでなく体内のエネルギー(気や血)も内側に収めて蓄えることが大切とされています。 ここでは東洋医学的視点から見た冬の ・養生法 ・過ごし方 をお伝えします。 1. 季節の特徴と心身への影響 ・「腎」のケアが大切 冬は「腎」の働きと深く関係する季節です。 腎は生命力の源とされ、冷えや過労が腎を傷つける原因になります。 腎を守ることでエネルギーを蓄え
~一年で最も寒い2週間を乗り切る東洋医学の知恵~ こんにちは。 冬もいよいよ終盤、成人式も終わり、1月20日頃から節分までの約2週間は「大寒」の時期です。 一年で最も寒さが厳しくなるといわれ、体への負担も増えるこの時期は、健康管理が『特に重要』になります。 東洋医学では、寒さによる体調の変化を予防し、日々の生活で体を温める工夫をすることが推奨されています。 今回は、大寒を元気に乗り切るための ・生活方法 ・セルフケア ・旬の食材 を使った薬膳をご紹介します。 ① 大寒