阪神ジュベナイルフィリーズ2023前走評価

アスコリピチェーノ・・・新馬戦ではスタートが良くなく、初角11番手からの競馬だったが、上がり最速の末脚を使い差し切った。直線での末脚は驚異的なものがあるので、十分重賞級の馬ではある。ここまで2戦ともスタートがうまく行っていないので、フルゲートでの出遅れは不安。
前走はテンションが高く、ややかかっていた部分があった。

アトリウムチャペル・・・直線前が壁になるも追い遅れるもそこから驚異の末脚で刺す。強い

カルチャーデイ・・・行為に出ることができ、直線では後続をしのいでの1位。

キャットファイト・・・スタートが良く、レコード勝ち。

クイックバイオ・・・出遅れが響き、前も壁ができていたが伸びが良かった。

コスモディナー・・・外々を大きく回しての勝利。途中直線では1回負けるもそこからの差し替えが強い

コラソンビート・・・スワーヴリチャード産駒の第一子。新馬戦では1着ボンドガール、2着チェルヴィニアの3着。先行馬に誘致な展開において上がり2位の末脚を使って4着に1馬身差をつけての圧勝。マイルはやや長かったかなと。京王杯ではレコード勝ちをして重傷馬になる。折り合い面に難がある馬であり、距離延長に関して心配な部分がある。キャリアもすでに4戦しており、調整で難しい面もある。折り合い面に不安があるも、能力はこの中では最上位

サフィラ・・・サリオスの全妹。阪神1800の未勝利戦ではスローからの末脚勝負となったが、上がり最速の末脚を使い、3馬身差の圧勝。勝ち馬のチェルヴィニアには負けたものの、十分強かった。8月にデビューし、すでに3戦しており、馬体重が徐々に減少しているのも不安。有利な展開からの2着。コラソンビートには勝てない。

シカゴスティング・・・外枠からうまくインに入る。最後の直線では若干不利があったものの、そこから3着。

ステレンボッシュ・・・札幌1800の新馬戦で初勝利を挙げる。スローからの末脚勝負を制しての快勝。中山1600で行われたサフラン賞では2着に敗退してしまった。折り合いが酷く、位置を下げて折り合いを重視するしかなかった。前走の赤松賞では折り合い面に不安があったものの、勝利。
エピファネイア産駒なので、入れておきたい。折り合い面もルメールがなんとかしてくれるはず。折り合いがいいので、好位をつけることができるもの、そこからの伸びがいまいち足りていない。

スプリングノヴァ・・・スタートが良かったものの、遅れ遅れの競馬。最後の坂で他の馬が止まっている中突っ込んできた。あまり強くない。

ドナベティ・・・荒れた馬場で33.9秒の末脚を使うことができたのはプラス評価。

ナナオ・・・スプリンターなのでここは消し。

プシプシーナ・・・スタートはめちゃくちゃ早い。前走好スタートが勝因と思わせるくらいの競馬。

ボンドガール・・・ダイワメジャー産駒で半兄にダノンベルーガがいる。4枠からスムーズに逃げ馬の後ろを確保。2着のチェルヴィニアに3/4馬身差で勝つ。サウジアラビアロイヤルカップでは2着に敗退、スタートの遅さが原因。非常にレベルが高いレースだった。初の関西への輸送、多頭数での競馬が不安点。マーカンド騎手の重賞成績があまりよくないのも不安。スタートは五分。

ルシフェル・・・小頭数の前走で折り合いがあまりつかず、不安視。

現状一番強く見れたのはスワーヴリチャード産駒のコラソンビート。
ボンドガールは危険人気とみる。

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