ラジオN杯京都2歳ステークス2023前走評価

オールナット・・・好スタートを決める。すっとそのままハナを切り、1000m65秒のペースでレースを進める。4角ではスムーズに加速し、3馬身広げる。重馬場とはいえ展開が向いていたので、過信は禁物。

カズゴルティス・・・まずますのスタートから内をついて先頭を走る競馬。1000m62秒で走り、最後の直線ではそのまま押切、2着の馬とハナ差でゴールイン。ハイペースになったときにはついていけない印象。

キープカルム・・・比較的にいいスタートを切ることができ、2番手を追走。3角で馬が追い抜こうとし外に持ち出すが、4角ですっと前に出る。2着馬と競り合うが最後は勝利。2着の馬が途中ハナに立つ競馬をしなければ、多分負けていた。

ギャンブルルーム・・・スタート直後、右に飛び出してしまっていたが抑えて3番手の競馬、外を走る競馬をする。ロスのある競馬だったが逃げたセットアップ、内を走ったパワーホールに全く届かずの3着。1700くらいからばてていたので、2000mは内を走ることができれば。個人的には1600mがあっていると思う。

コスモエスメラルダ・・・ゲート内で落ち着いていて、好スタートというよりは落ち着いたスタートを切る。大外枠だったので、終始外を回す競馬となった。4角前で鞭を入れ、直線でも鞭を入れての勝利。上り坂が苦手な印象なので、下り坂の京都なら?

コスモキュランダ・・・好スタートからの2番手に着く競馬。楽な手ごたえで直線まで2番手を追走。最後の直線では2番手で足をためてからの1着と王道。直線で右によれていたので、もしかしたら右回りがいいのかもしれない。切れる足を持っていないので、後方からの競馬になると厳しい。

サトノシュトラーセ・・・5頭立ての2枠2番。ゲート内で少しうるさいが、スタートは決められた。最後の直線では4角で抜け出しそのまま加速、2着馬に5馬身ほどつけての快勝。重馬場での勝利、小頭数をどう見るか。

シンエンペラー・・・とてもいいスタートを切る。しかし騎手が抑え、4番手に、馬群に揉まれ終始内を走る競馬をする。最後の直線では力強く抜け出すことができたが、右に右に走るロスが見られながらの後続を突き放す快勝。しっかりと走れれば距離延長しても大丈夫そう。強い。

ダノンデサイル・・・パトロールビデオが壊滅的に酔う(余談)。スタートは決められたが、両サイドの馬に挟まれながらのスタート、2番手の競馬。最後の直線ではみんなが外を回し、空いた内にすっと入ることができた。馬場の悪い部分をすっと抜け出し、後続を突き放しての1着。勝負っ気も感じ、強く見える。2歳エピファネイア産駒は絶対に入れる。

ディスペランツァ・・・大外からのスタートでインを確保しようと位置を下げ、後方からの競馬。道中は馬が右に膨らみ、戦法集団を抜かそうとするのを騎手が右手を伸ばし抑える形となった。3角から外に持ち出し直線では早めに抜け出す。外を回すロスのある競馬をしたが、最後の坂も物ともせず加速。2着馬に並びかけられるが内を回ったメリオールに競り負けなかったのは強い。2000mも余力が見られた。

パワーホール・・・まずまずのスタートを決めて2番手の競馬。内を走る競馬。最後の直線では1着の馬に届かなかった。終始有利な展開での2位なのであまり評価できない。ゴール後も余力が見られたので、距離が伸びてもよさそうではある。

プレリュードシチー・・・まずまずのスタートを切り大外から前目、馬群に揉まれる位置を取る。最後の直線では狭いわずかな隙間をモレイラ騎手が突き、ぶつかりながらも抜け出す。パワーのある競馬をし1馬身以上の勝利。今回のメンバーの中では一番に見えた。先週のナミュールと同じくハービンジャー産駒。まず抑える。

ホウオウプロサンゲ・・・6頭立ての6番から好スタートを決めて先手に立つ。1000m63.1秒。スローからの末脚勝負になり、上り33.2秒の足を使うも1着の32.7秒の足を使った馬に負ける。直線は短いほうがいいかも。

マーゴットソラーレ・・・まずまずのスタートから先頭に立ち、逃げる競馬。終始折り合いはついていた。開幕週とは言え内で粘り切れずの2着だったが、時計は2分を切っていた。1着の馬が強かった。とても小柄。

ルカランフィースト・・・大外枠からのスタートで好スタートを決める。最後の直線ではゴーサインとともにエンジンがかかり、鞭を入れてさらに加速しそのまま持続した。ゴール前でやや気を抜いたところも感じた。

現状はサトノシュトラーセ、シンエンペラー、ディスペランツァ、プレリュードシチーあたりが強いなと。紐でダノンデサイル、コスモエスメラルダ、ルカランフィーストあたりか。

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