棗(養生日記)

ナツメと読みます。なかなか見かけない漢字ですよね。音読みはソウと読みます。大棗という漢方薬の元の生薬でもあります。
ナツメと聞くと、数年前からスーパーフードとも言われ今でも多く見かけるナツメヤシ(デーツ)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
実はナツメとナツメヤシは全くの別物なのです。見た目も似ている(丸ごと干されたもの)ので同じものと認識している方も多いと思います。
ナツメヤシ(デーツ)は、ヤシ科で北アフリカや中東でよく食べられるものだそう。こちらも美容などにはいいですよね。
ナツメはクロウメモドキ科で中国原産。夏に芽が出る夏芽という和名に由来するそうです。(Wikipediaより)

漢方で出てくるのは、中国原産の方のナツメ。
乾燥させたものは漢方薬としても活用されます。漢方薬だけでなく、食品としてもオススメです。
エネルギー不足しがちの「気虚」からだには欠かせない血が不足しがちの「血虚」冬にもオススメ。
何がそんなにオススメかって、胃腸の働きをよくして元気づけ、血を補って精神を安定させ、栄養不良、食欲不振、倦怠感、疲労、不眠、イライラなどによいそうです。
たしかに、よさそう。


でも…ナツメなんて食べたことないし、どこにあるんだ🤔?あったとしてどう使う?と思ったあなた!結構身近にありましたよ。


こちら。ポリポリ食べれて、なんとナツメを乾燥させただけでできています。砂糖を使わずほんのり甘いので、小腹が空いたときにもオススメなんです。黒豆茶を飲みながら、ポリポリしています。
(80グラム150円程度。かの有名な○○スーパーにありました)
意外と身近に漢方食材、ありました。
漢方食材というと中国のどこそこの、なになにがと難しくなりがちですが、身近にあるものから取り入れてみてはいかがでしょうか?
こちらのナツメ、ポリポリ進んじゃうんで、食べ過ぎには注意です!

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