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【 日比谷公園のリュウゼツラン~開花から3週間その後 ~③ 】

〈植物の恵み〉と〈音の世界〉
こちらを覗いて頂きありがとうございます。

日比谷公園のリュウゼツランが開花したのが7/10でした。
その後毎日様子を見ることはできませんでしたが、
最上部まで開花したのが7/24㈬頃でその後は日を追って下部から日毎に枯れていきました。

8/2㈮夕方18時頃の様子です。


訪れたのが夕方なので光が乏しく写真ではわかりにくいのですが、
大部分の花は枯れ鮮明な黄色の花の勢いはなくなり、
茶色っぽくなってしまっています。


一眼レフカメラを抱え、スマートフォンで撮影していた方に「何度かリュウゼツランを見に来られているのか?」と尋ねたところ、「今日初めて来た」とのことでしたので、開花当初に私が撮影した写真をお見せして、もうだいぶ枯れている状態であることをお伝えしました。

開花直後の黄色い花が咲き誇っている状態で「リュウゼツラン」を見るのと
枯れた状態で見るのとは全く印象が異なります。
空に向かって長く伸びているこの植物の状態を見るだけでも珍しいので、見応えはありますが、最もベストな状態を知らなければ、枯れた状態であることを知らず、これが「開花したリュウゼツランなんだ」と、見た人は認識することになります。

少し残念に思いましたが、全てがタイミングなのでしょうか。

たくさん人だかりができていたこのリュウゼツランも今はわずかに眺めている人がいるだけ、日比谷公園を訪れる人の日常の風景へと戻っていきました。

巨大なアロエのような葉が枯れ始めています。
この株はこれで一生を終えます。
枯れ始めたこの株の傍に小さな株?が顔を出しています


花を咲かせる前に落ちてしまった蕾
花を咲かせることができず落ちてしまった蕾はつややかに残っていました
開花した株の隣に自生している株
こちらの株も数年後、数十年後花を咲かせる日がくるのでしょうか。

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