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乱舞祭17のにっかりさんについて色々考えた回

観劇の勢いそのまま綴るふせったーとは違う倉庫っぽいものを作りたかったので、noteに連ねることにしました✌️
覚書程度にざかざかまとめてるので、人に読ませることを前提としてません。
すみません。

【本日のろくろ】

このツイにツリーとして連ねたかったものを以下にまとめます。

にっかりの逸話とニッカリの逸話を並べた時に異なる点って、子どもを斬ったか否かだと思うんだけど、多分そこに何かあるんだろうなというのは考えられるんだよね。

刀々って修行を経ると、それぞれの持つ逸話・物語を取り込んで更に強くなるじゃん。
単騎を見る限り、青江さんは仲間を守る強さを欲していたわけで、それを得るためには修行・旅に出て己と向き合うことが必須になる。

まだ戦力が不十分(?)だった当時の本丸から自分が抜けることは憚られる。でもみほとせを経た彼は、今すぐにでもその強さを手にしたい。
そこで考えたのが、物語の力を使って、自身の逸話を取り込む。
付喪とはいえ神と名がつくそれぞれが百の物語を紡げば、それは成されるんじゃないか…みたいな。

ただ問題点としては、青江さんが取り込むべき逸話って、子どもを斬ったことじゃなくて女幽霊を斬ったというものなんだよね。
文書でしか残っていないから真偽はあれだけど、歴史として残ってるのってそれしかないから。
なんで歴史にない「子どもを斬った」という逸話を取り込もうとしたのかと考えると、それは新たな強さというか、「ニッカリ青江では得られない『刀剣男士 にっかり青江』としての力」=「歴史に存在しない力」を得るためなんじゃないかなというのが1番近いんじゃないかなあと思うのね。
神剣に拘ってた理由も、神威による強さみたいなものを欲してのことなのかなという考えがあるので、(というか、これ自体私の幻覚というか妄言なんだけども) これが個人的には、1番しっくりくる解釈だなあというところに行き着いた。

話の起承転結だのなんだのも無いまとまりのなさだな…

青江さんが子どもを斬る前、石切さんがそっと静止してやるやつ。
あれは青江さんが神剣になる可能性を潰さないためもあるけど、第一は求めるべきものとは違う強さを得ようとする青江さんを、正しい道に導いてやろうとしてた雰囲気を感じるんですよね。
優しく静止する様が、迷子との子どもの手を引いてやるような、それこそ回想での「僕はなんで神剣になれないんだろう」の下りを彷彿とさせるような感じで。

修行を経た青江さんは、結果的に求めていた強さを得たけど、あのまま子どもを斬ってしまって、青江ではない青江が生まれていたとしたら、それこそ百物語が完成した先に呼び寄せられる怪異そのものだよねっていう…自分でろくろ回しといてあれだけど、思った以上に怖……
なんだよ青江さんじゃない青江さんって……

以上おしまい!!!!!
また何かあったら連ねます。

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