見出し画像

れてんくんへ。 お元気ですか?

れてんくんへ
お元気ですか?

今日がこんな大雪になるなんて、思ってもみませんでしたね。更新が遅れているようです。だから私は、れてんくんを待ってる間にこれを書くことにします。

目の前にストーブがあるので、ここは暖かいです。そして私のカバンの中にはいつもびんせんが入っているんです。いつでも手紙が書けるように。
この手紙をあとでれてんくんに渡そうと思っています。だからあんまり早く更新されちゃうと困るな。どうか急がないで、ゆっくり動画を作ってください。

顔を見るのはとても久しぶりですよね。なんと3ヶ月ぶりです。だから私は実は、すこし緊張してます。会ってもお互いに気づかなかったらどうしょう、なんて思っています。
でもここは東京に比べればとても小さな駅だから、分からないなんてことはありえないんだけどね。でも、Youtubeをやめたれてん君も、Twitterをやめたれてん君も、どんなにがんばって想像してもそれは知らない人みたいに思えます。

ええと、何を書けばいいいんだろう。
うん、そうだ、まずお礼から。今までちゃんと伝えられなかった気持ちを書きます。

私が高校1年生でまた不登校になったときに、れてんくんがいてくれて本当に良かったと思っています。一方的にだけど知れて嬉しかったです。れてんくんがいなければ、私にとって日常はもっとずっとつらいものになっていたいと思います。

だから私は、れてんくんと離れてROMるなんて、本当はぜんぜんしたくなかったのです。れてんくんと同じ時間を過ごして、一緒に大人になりたかったのです。それは私がずっと願っていたことでした。
今はこの環境にもなんとか慣れましたが、それでも「れてんくんがいてくれたらどんなに良かっただろう」と思うことが、一日の内に何度もあるんです。

そしてもうすぐ、れてんくんはもっとずっと遠くに引っ越してしまうことも、私はとても悲しいです。今までは東京と-に離れてはいても「でも私にはいざとなれば、れてんくんがいるんだから」とずっと思っていました。電車に乗っていけばすぐに会えるんだからと。
でも今度は空のむこうだなんて、ちょっと遠すぎます。

私はこれからは、一人でもちゃんとやっていけるようにしなくてはいけません。そんなことが本当に出来るのか、私にはちょっと自信がないんです。でも、そうしなければならないんです。私もれてんくんも。そうですよね?

それから、これだけは言っておかなければなりません。私が今日言葉で伝えたいと思っていうることですが、言えなかったときのために、手紙に書いてしまいます。

私はれてんくんのことが好きです。

いつ好きになったのかもう覚えていません。とても自然に、いつの間にか、好きになっていました。初めて会ったときから、れてんくんはかっこよくて憧れの男の子でした。私のことを、れてんくんはいつも守ってくれました。

れてんくん、あなたはきっと大丈夫。どんなことがあっても、れてんくんは絶対に立派で優しい人になると思います。れてんくんがこの先どんなに遠くに行ってしまっても、私はずっと絶対に好きです。

どうか、どうか、それを覚えていてください。

引用 : 秒速5センチメートル

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?