ピカチュウとして「はっぱカッター」を覚えるのをやめた話
1.自己紹介
こんにちは、三浦です。
初めましての方もいるかも知れないので、まずは自己紹介をさせていただきます。
今年24歳の社会人2年目
北海道生まれ北海道育ち。大学まで北海道にいて、就職を機に上京しました。
今回は多くの時間を北海道で過ごした私の、大学での経験をお話しさせて頂きたいと思います。
長くなってしまうかもしれませんが、できるだけ分かりやすく書きますのでよろしくお願いします!
2.何を一番伝えたいか
今回私が伝えたいのは「自分の得意なフィールド・やり方で戦うことの重要さ」です。
タイトルはこちらの記事を参考にしています。(少し前の記事ですが印象に残っています)
なぜ「自分の得意なフィールド・やり方で戦う」ことが重要だと思ったのか。それは、自分の苦手なやり方で戦ってしまって悔しい思いをしたことがあるからです。
3.失敗談
アイスホッケー部への入部
私は大学で女子アイスホッケー部に入りました。スケートは滑れましたが、アイスホッケーは未経験でした。
そこで1人の同期と出会いました。
私たちは練習方法も性格も真逆で、かなりぶつかり合いました。
同期は、
・質より量
・先輩からアドバイスを積極的にもらいにいく
・頭よりも体で覚える
・負けず嫌いでプレッシャーに強い
というタイプで、私は
・量より質
・自分なりのやり方を模索
・練習後、毎回反省ノートを書いて頭を整理
・プレッシャーに弱く、リラックスしていると成果を発揮できる
という真逆の特性を持っていました。
自信をなくす
1年、2年と経つ中で私よりも上手になった同期に、やり方を押し付けられるようになりました。
「反省ノートなんか書いたって上手くならない」「どうして私のようにできないの?」と言われた時は、とても悔しいのと同時に、自分のやり方に自信がなくなっていきました。
と言っても、同期のやり方に合わせてみても上手くいかず、悶々とした日々を過ごしました。
4.転機
3年次に部長に就任する
ここからが本題です。
自分のプレイに自信が持てないまま3年生になり、全国大会の終わりに監督に部長に任命されました。結局アイスホッケー自体は最後まで上手い方ではなかったのですが、その分チームマネジメントという形でチームに貢献できるようになりました。
どうしたらチームに貢献できるか
せっかく部長になったのだから、何かチームに貢献したいと思いました。
そこで、「一回でいいから勝ってみたい」と思いました。
実はうちの部は弱小で、2年以上試合で一度も勝てておらず、
枠が余っていて出ることのできていた全国大会でも16チーム中ほぼ最下位でした。
全員初心者とは言え、上手な人も居るのに2年間一度も勝てていないのは不思議でした。
そこで、私は以前から感じていたチームの問題点を洗い出すことから始めました。
このような問題点があると考え、数ヶ月かけてこんなことを行いました。
結果チームに貢献できたのか
この年の試合結果は、なんと公式戦5勝。全国大会でも2勝1敗でした。(8位くらいには入れていたはず)
始めて試合に勝てた時の部員の顔は忘れられませんでした。
引退するときには、後輩に「あなたが部長の一年間がとても楽しかった。試合前に書いてくれた手紙はお守りにしている」という言葉を貰い、とても嬉しかったです。
5.なぜ成果を発揮できたのか
「失敗談は再現性があるけど、成功談は再現性がないだろ」と言われればそれまでだし、もちろん私1人で試合に勝つことができたわけではありません。
ただ確実に言えるのは、私が達成感を得られたのは得意な方法でものごとに取り組むことができたおかげだということです。
ストレングスファインダーに見る強み
ストレングスファインダーという本をご存じでしょうか。
巻末に性格診断のようなものがついており、それによって自分の5つの資質を知ることができます。(例えば、「共感性」「達成欲」「競争性」など)
「得意な方法でものごとに取り組む」というのは、ストレングスファインダーで分かるような自分の資質を活かすということです。
タイトルの参考にした記事から引用して説明すると、こんな感じです。
私はかつてピカチュウでありながら、はっぱカッターを覚えようとしていたことに気づきました。
私の強み
ちなみに、私がストレングスファインダーで診断された資質は以下の5つでした。
部長としての活動を振り返ると、やってきた行動はほぼこの5つに当てはまるなと思います。
自分の資質に合った方法で物事に取り組んだからこそ、辛くなかったし成果を発揮できたのだと思います。
6.資質を活かす
私の体験はほんの一例ですが、「自分の得意なフィールド・やり方で戦う」ということがイメージできたでしょうか。
誰しも「自分の得意フィールド・やり方」が必ずあると思いますし、苦手なことを克服するのもいいけれど自分の資質を磨くことが大事なのだと思います。
これからもうまくいかない時こそ、自分の得意なことを思い出して仕事や勉強に取り組みたいと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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