A. 45 田渕智也さん、n-bunaさん
なんの話かというとね、少し前100の質問に自分で勝手に答えていくっていうことをこのnoteでやってたのよ
そのとき保留していた45問目への回答です
遡ればすぐあるのですけど、そんなこと言っても多くの人々にとって興味薄味であろう私の駄文を見るのに時間を浪費させるのも忍びないのでこの問いをお教えすると「好きなアーティストは?」という質問でした
ミュージシャンではなく、アーティストという問いにこう答えたとという点が私にとって大切だったり……
どこが好きかというと、自分が所属するバンドをバンド単位での作品としてどう見せるか、その流れや予定をかなり早い段階から念密に練っているという点です
田淵智也さんはUNISON SQUARE GARDENっていうバンドのベーシストで、バンドのブレインといって差し支えない存在です。
今年で20周年を迎える同バンドなんですが、15周年の時も、その後も度々どのようにバンドを展開していくかを数年単位で考えている(彼の場合特にこの考える、考える工夫をする、という点に重きを置いている節がある気がする)という旨の発言をする。
実際彼らを追いかけていることはとても楽しい。音楽が入口ではあったが、それをどのように聴かせるか、CDに何があったら手に取りたくなるか、ライブにどうしたらもう一度行きたくなるか、など様々なことを“企てて”実行に移している。好き
n-bunaさんはヨルシカというバンドのコンポーザーで、これまた楽曲からライブの演出など多方面にわたってバンドを支えるお方です。
ファンクラブ限定でのコラムで最近話題になったりしてますが、以前から同様の発言はしており、ふんわりそのニュアンスを言うと「このヨルシカって作品の流れや進め方は初期から色々決めていて結構それに沿ってるよ」って感じです。時折予想外な展開や道程を経ることはあるとご自身も仰っていますが大枠は予定通り進んでるとのこと。それを裏付けるような証拠、有り体に言ってしまえば伏線ーーそう呼ぶにはあまりにも緻密で綿密ーーが後から続々とわかる(ところで“ぞくぞく”って打つと出てくる“ʕ•̫͡•ʕ*̫͡*ʕ•͓͡•ʔ-̫͡-ʕ•ʔ*̫͡*ʔ-̫͡-ʔʕ•̫͡•ʕ*̫͡*ʕ•͓͡•”ってやつ可愛いよね)んですけど、しかもときにはその伏線を長い時間をかけて再提示してくれたりする。計画性にある種の狂気を感じるほど。然してどこか温かみがあり続けるわけでして。好き
でさーなんでこんなことを改まって好きって言うかっていうとね
あのさ、
ロックとかポップソングとかライブを好む人たちって、どこか偶然性やパッションやその場限り感を大切にしすぎる(しすぎる、ね。ここダイジ)きらいがあるように感じるんですが、私はちょい疑問符なんですよ
予定された通りに進むライブ、計算されたポップソング、定石に裏打ちされたメロディー
そんなものたちだって最高じゃないかね?
それにまんまと心奪われてしまうことだって
例えばクラシック。
何千年も前に端を発して今なお多くの人に聴かれ続けるジャンル
これらを学んだ人間が生み出す人が作るロックやポップ(ないしはその要素)は別枠扱いされてしまうのかしらね
たぶん違うじゃん?
RADWIMPSとかPenthouseとかBIGMAMAとかさ。そのプレイヤーたちが取り入れているクラシカルな瞬間って確実にあるけどどれも美しいロックソングたちじゃないかと思うんさ
それに引っかかるのが良しなら、
ベッタベタのポップソングに惹かれることも、
ありふれすぎているライブシーンに心躍らせることも、
そんなに大差なくなくない?
と思ったんだす。
まぁ冒頭の「音楽を生業にする人たちの生き様」みたいな話と「バンド論、楽曲論」のお話で、完全に話題がすり替わってる(自分で言う)んですけど
予定バンザイ、定石ワッショイ
そんなのもありじゃんじゃん?って感じたってことだす。
みんな好きに好きなものを好きになるといいね!
嫌いなものは心から憎んでやろうね!!(心の中でな!!!!)
っていうお話でした。おしまい。またね!
あ、ここから先は私の話するので興味ない人は去るよろし。
いやー私もすごく好きなんだー!
予定立ててそれに沿って動くの。ルンルンしちゃう。
中学2年生のときに人生の予定を割と綿密に立てたことがあって、今もたいていその通りに進んでいる;
まず高校は何が何でも共学に行く。異性のいない3年間、考えられない
公立高校受験を制する
高校生までに制服ディズニーデートをする
18で一度、今の自分が思う「愛」について見直す(変わってないと嬉しいな)
自分の就きたい職の学部に入る
大学卒業までに47都道府県を踏破する
何かあったとき用の遺書的なものは定期的にちゃんと見直す
25までに好きな臓器を一つ決めておく
25までになるべく貯金する(具体的な額は伏せるけど)
27までに結婚する。あるいはその予定をなるべくしっかり立てておく
無理しすぎずに働く。好きなことを職業に出来ている予定(当時は予定だったが、結果それになれた)なので、好きの気持ちを忘れない
30までにしっかり体のコンディションを整えておく。以降は必ず健康診断を受ける。お金を使ってでもしっかり検査
33までに笑顔をできる人になる
子供ができてもお嫁さんを大切にする人であって。らいおんハートの2Aを思い出せ
35までに他人にしっかり叱れる人間になる
もし35の時点で何があれ独り身だったら3年だけ焦ってみるのを検討する
36、この1年が生き方の思考を変えるラストチャンスと思う。これも今強固に抱いている理念のままだといいなー
40ごろになったら死ぬときのことを考える。お墓、お葬式、何を遺すか、最後をどうするか、遺言
45までになるべくちゃんと大人になる
50になったら他人のこともちゃんと考える。それまでは自分と家族だけで良いや多分
定年になったら仕事は辞める、すっぱり
余生をゆっくり過ごす。そのためにしっかり蓄える
ピアノか将棋を勉強する。老年期にボケない趣味を新しく見つける
数独とルービックキューブをここまでちゃんと続けておく
70ごろまで生きられたら自分の歴史書を書く
終末期レベルの歳になったら夫婦で迷惑をかけ合う
頑張って自宅で最期を迎える
死ぬときに迷惑をかけない
笑う、ありがとう、好き、大事にしような
だいたいこんな感じ
中学生の段階で目前に迫った高校の夢よりもっと先のことばかり考えているのが自分らしくてウケる
ちなみにこの時書いた紙は中学の卒業式の日、音楽室にこっそり入ってそこのゴミ箱に捨てました。
とっときゃよかったな〜と今になって後悔。でも割と覚えててホッとした
中学の時自分のファンクラブがあって(ガチ)写真撮られたり学校内での行動を逐一とまではいかないもののそこそこ高頻でメール回されてたりしてたんですけど、あの時の誰かがこっそり尾けてて拾い上げててくれないかな〜……もしこれを見てたら連絡下さい
そして、なんとですね。上にあげた年表。
正直ここまで大抵が巧くいってますね……
達せられてないの47都道府県だけかな。でも現時点で未踏の県は6つだけだし割と頑張ってる
先のことはわかんないけど、少なくともここまで面白みがないほど予定通り(しかもよくよく見ると予定だって書いてあることはほぼほぼ面白みに欠ける、ふっつーーーーーのことしか言ってねぇ。強いていうなら年齢とか具体的に書いてるところがウケるくらい)に進んでると普通は飽きそうよね。ところがどっこい、気持ちがいい。結局面倒くさがりなんでしょうね、根が。だから一回がーーー!うがーーーーー!!って考えた通りにだらだら進むのをよしとしちゃってる。
っつーこって。
今回は「予定とか計画通りに進むの、めっちゃ良くない?私は好き!好き好きチュッチュ!」っていう自分の好きを勝手に吐露するお話でした
終わってみればいつも通りだ
ちなみに「予定調和で動くのも好き」っていうことなんですけど、もっと言うと誰かの掌の上で踊らされてるのだっていいくらいなんですけど……ただその時は「踊らされてる」ってことを誰か教えてほしいですね。言ってくれればよほど不快でなきゃちゃんと踊るので
「一生踊って暮らしていようよ もう考えないでいいよ」
そんな曲もあったよね
ただし、私の「好き」と「わくわく」と「面白そう」が最優先絶対事項だがな!!!
か、勘違いしないでよね!!!
ちなみにちなみに上述している「愛」とか「理念」は結局中学校の当時から何も変わってませんでした(^^;;
100の質問に書いた気もしますけど、見返すのも若干……って感じでしょうし、まぁ今度会ったときにでも訊いて下さい
それではまた、手紙を書きます。Bonne nuit.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?