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#3 家を決める。

しばらく間が開いてしまった。

帰米して1ヶ月以上経ってようやく体調が戻ってきた。
病気とかそういう話ではなく、時差ボケってのの延長がずっとある感じで、どうも本調子ではなかった。
3キロ太って帰ってきたが、そのまま体重は継続している。

日本では楽しくお酒を飲んでしこたまタバコも吸ってたくさん会話して妻と楽しく過ごして。
みたいなところから、孤独、シェアハウス、ゴミのようなマットレスで寝ること、まだまだ生活の水準を安定させられない。
いや、これで安定しているのか。私の稼ぎではこれ以上は今はないな多分。
このギャップが体調をもとに戻さない原因だったのかと思う。

それで思い出した。

家が大変だった。

最初はAirbnbでしか見つけることができず、月2000ドル(日本円だとめんどくさいし数字見るの怖いから換算しない)
くらいのところからスタート。そしてアジア学生たちとの4-5人でのシェアハウス。
何これ。やば。高いし、不便だし、仕事場まで歩いて40分かかるし、なんなん。みたいな。

私の働いている会社はカルフォルニアに何店舗もあり、どこに異動するか分からないってのもあったので、年間契約が出来ないという縛りもあったから尚更部屋探しがきつかった記憶がある。

断られることもしばしば。
クレジットカードヒストリーがないから。(これはまた別途書くとして)

やっと契約したのは、安さを求めて1100ドルくらいの家。
まーブレイキングバッドみたいな家。
10人住んでた。何もかもが汚い。そしてオーナーも住んでいて、何かと会話が多い。英語が話せない僕はもう辛くて辛くて。


3ヶ月で出ようと考えたが、またさらに次を見つけるのに時間がかかり、数泊して違うところ、数泊してまた、そしてまた、みたいなのを1ヶ月は続いたかな。

そしてその焦りもあり、詐欺にあった。
私の心の隙や普段なら気付けたであろう違和感をスルーしてしまったのだ。
しかもよくある手口だったようだ。
4500ドルくらい支払ったくらいに連絡が途絶えた。
高い勉強代だった。今でも思い出す。

信じてはいけない。どんな状況でも隙を見せてはいけない。
自分の判断を冷静になって振り返られる時間を必ず作る。
など、改めて学んだ。
そして、外国人なんだ僕は。と改めて考えさせられた事例だった。

今現在は去年の10月から住んでいてやっと、少し落ち着いている。
僕も含め、3人の男性。家のオーナーの血筋のゲイと元軍人の潔癖症レベルが狂ってる白人と僕。

まーそんな感じの今。

また移動になるかもしれないので、家具は一切買っていない。
しかし服好きの僕は布をいっぱい所有してしまっている。


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