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こどもの感染症急増中~解熱剤の使い方~

最近、子供の感染症流行っていませんか?
私の住んでいる地域では、いまだにインフルエンザで学級閉鎖があり、
また、未就学児ではRSウイルス感染症で熱や咳・ハナが続いたり、夏風邪のヘルパンギーナも急増しています。

かくいう私の4歳の息子も、昨日から39~40℃の熱がつづいており、ヘルパンギーナかな~と、思いながら休日なので家で様子を見ているところです。

解熱剤の使い方、迷うことありませんか?
乳児・幼児が、機嫌が悪くてなかなか寝てくれない、ぐったりしている。そんなときに解熱剤を使うと、寝てくれたり、水分をとってくれたり。うまく使うと非常に助かる(親も本人も)解熱剤。1回解熱剤を使用したら、6時間以上間をあけるようにと指示があるはずですが。。でも実際は4時間くらいで薬の効果切れて熱が上がってくることが多いですよね?

夜中に高熱で機嫌が悪い、ぐったりしているときは解熱剤を使いたいですよね。でも夜(19時とか20時)に使ったからまだ使えない・・(涙)どうしよう・・使ってもいいのかな・・と相談されること多いです。

夜間、子どもの高熱が続くであろう時、夜はできれば親の私も眠り体力回復したいので、解熱剤の使用をある程度逆算しています。

寝付けない、ぐったりしてお茶などの水分を取らないときは解熱剤使いますが、それ以外では40℃近くあっても解熱剤をほとんど使いません。
使うときは17時くらいまでに使っておく(次回23時以降には使える)

ちなみに解熱剤は坐剤と飲み薬(粉・シロップ)どちらが早く効くと思いますか?

一般的には飲み薬よりも坐薬の方が早く良く効くと思われているようですが、添付文書の血中濃度を比べてみると・・
アセトアミノフェンの解熱剤では、坐剤よりも飲み薬の方が早く効くことがわかっています。

ただ実際は、その時の状況で使いやすい方を選んだらいいと思います、どちらでもよくて迷ったときは、飲み薬にしてみてはいかがでしょう?

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